私の初恋の話を聞いてみたいという奇特な人が居るかはわかりませんが、
勝手に書きます(笑)
小学校5年の途中だったと記憶しています。遅咲きかな?
同じクラスだったSくんを好きになりました。
きっかけは特にないと思います。
私はおとなしくて話すことも出来ず、何の進展もなく、時折り見つめるだけでした。
Sくんは、有名な変人と呼ばれる人物と仲が良く、
休憩時間等に教室の先生の机のところで、男3~4人くらいで何かをしていました。
私はド田舎育ちですので、私立中学なんて存在せず(言葉すら知らず)、
みんな小学校からそのまま近くの中学校に持ち上がりました。
中学生になって、定期テストの結果の上位者が貼り出されるようになりました。
私は「国語」だけ載っていましたが、
トータル(上位20人だったかな)では載ったことはなく、
けれど、そのSくんはよく載っていました。
私の小学校の成績は、国語・算数・理科・社会は大体5(5段階評価で)でした。
中学は、プラス英語だから、1つか2つが4評価で、あとは5って感じだったかな。
ド田舎ゆえ、塾なんてあるかどうかも聞いたことがないレベルでしたが、
1ヶ所あり中学で行きましたが、他の学校のコとも一緒でしたが、レベルが低過ぎて、
ウチは裕福ではなかったのもあり、月謝がもったいないのですぐにやめました。
たしか中学2年のクラス替えで、親が社長という成績の良いお嬢様と親しくなり、
数人でお家に遊びに行ったら、カルーアミルクが出ました(笑)
豪邸で、子供ながらにビックリした記憶があります。
そのコが進研ゼミをやっていると聞き、私も始めました。
得意教科以外は結構難しかった。
今にして思えば、それがド田舎と都会との差なんでしょうけどね。
高校は、Sくんは越境して、進学校へ行くと聞きました。
当時の私の成績では、かなり頑張れば行けるかも、くらいでした。
貼り出されたトータルの上位者の最後の方には載っていましたが。
進研ゼミのお嬢様は、離れた街にある私立の進学校を目指すと聞きました。
しかし、高校受験より前に、私の家庭環境は悪化し、選択肢はなくなっていました。
親しい友達が行く地元の高校の許可が親から下りず、隣の市町村にあるところしかダメと。
たぶん、体裁重視です。地元の高校は印象が悪かったので。
結果、Sくんと親しかった有名な変人(学年トップ)と、進研ゼミのお嬢様の2人が、
中学から1人受かるかどうかも怪しい、高レベルの私立進学校に受かりました。
卒業を前にして、私はSくんに告白しましたが、好きな人がいるとアッサリ失恋しました。
おとなしい私の代わりに、私の友達が写真を撮らせてもらったりとかしてたので、
私の気持ちはとっくにバレてたとは思うのですが。
高校卒業後くらいだったか、地元に残っていた私の友達が、
私が当時Sくんを好きだったことに対して、先見の明があると言っていました。
終わった恋だったし、何でそう思ったかまでは聞かなかったのですが。
しょうもない私の話だけではつまらないので、良い曲も貼っておきますね。
村下孝蔵 「初恋」