さあ、皆さん最終話です!
本日4作目で最後の「信じなくて良い話シリーズ」をご紹介しますよ~!
なにせ今日は「勤労感謝の日」でありながら、会社で一人留守番をしているので「暇」なんです♪
ブラックですね~♪
私のいる業界は全体的にブラックなんですね~。
来年から始まる働き方改革なんぞ、本当に実践できるのか不思議なくらいです♪
あっ!!
まあ、来年の夏頃から再来年~にかけて様々な出来事が世界で起こり始めるようですから、職場もどうなるかわかりませんけどね♪
信じなくて良いですよ~♪
信じなくて♡
ちなみに余談ですが、阪神淡路大震災の後、この不思議な怪しい能力を持つ友人が海を見ながらこう言っていました。
「これだけで終わらない。これから始まる。大洪水・・・いや、津波か?・・・」と呟いていたのを私は聞き逃しませんでしたよ~♪
あっ!!
信じなくて良いですからね~♪
信じなくて♡
取り敢えず今回のお話で「信じなくて良い話シリーズ」は一旦休刊にして、次回からは再び怪しい壺「還元くん」や怪しい水「メビウスウォーター」などを使った適当実証実験などなどのお話に軌道修正していきますからね~。
え?
実は適当実証実験のネタが無くなりつつあるから噓みたいな怪しい話をしているんだろうって?
な、何をおっしゃいますか(汗)!!
ネタならまだまだありますよ!
ネタならっ!!
まだまだ・・・。
まだ?
はいっ!今回は氣功のお話です!!
皆さんは「氣」って信じますか?
ドラゴンボールの「かめはめ波」やNARUTOの「風遁螺旋手裏剣」みたいな奴を想像しますか?
Twitter(X)やYouTubeでも怪しい氣の動画や、合成動画と思えるような怪しいものは結構出回っていますが、今回のお話はその「氣」を使って怪我をした皮膚を一晩で再生してしまう、なんとも怪し過ぎるお話をご紹介致しましょう!
それでは「信じなくて良い話シリーズ」の「取り敢えず」の最終話、行ってみましょう!!
↓
このお話は、私が学生時代に体験した不思議なお話です。
大学2年生の前期試験が始まる前日、友人たち数人で未知能力者である友人M君の自宅で、泊まり込みで試験勉強をしていました。
夜も更けて来ると、流石に試験勉強も飽きてきて、雑談が始まりました。
そんな中、M君がお前ら「日本刀って見たことある?」と聞いてきたので、私たちは全員で「見たことないよ」と答えました。
するとM君は「ちょっと待ってろ」と言い、家にある物置へ行き、2本の日○刀を持ってきました。
綺麗な刺繍が施されている袋を取り、鞘に収まっている日本刀を見せてくれました。
私たちは初めて見る日本刀の、妖艶に輝く様を見て、正直怖さを感じました。
なんでもM君の父親の趣味で購入した物らしく、刀剣登録証もちゃんと有りました。
二本ある内、一本は90万円で、もう一本は300万円だったそうです。
私たちはその金額を聞いてそんなに高いんだ!と驚いたのを今でも鮮明に覚えています。
すると、M君が高い方の日本刀を持って「ゲームしようぜ!」と言ってきました。
M君の言うゲームとは、日本刀は皮膚に叩いただけでは切れず、引くと切れると説明してくれました。
M君は「さあさあ、叩いても切れるか、引かないと切れないかどっちだと思う?」と自信満々で聞いてきました。
私は料理が好きだったので、魚の刺身や肉も、包丁で引きながら切ると綺麗に切れる事がわかっていたので、叩いただけでは切れないと思い、引かないと切れない方に懸けました。
彼は元々左利きだったので、左手で日本刀を持って、15センチ手前から、日本刀を右腕めがけて軽く叩くように打ち付けました。
切れました。
見事に切れました。
パックリです。
当事者のM君は「うお~!切れた!!」と絶叫し、切り口を私たちに見せてくれました。
数人の友人は「まじかよ~!えぐくて見れねーよ!!」と目を覆いましたが、私はしっかりと見ました。
あまりにも綺麗に切れすぎたので、最初の数秒間は血が出ないんです。
そして真っ白な腕の骨が、脂で七色に光っているのです。
切断面も、骨の次は筋繊維の層があり、薄い皮下脂肪の層があり、皮膚が有ると言うように、はっきり見えました。
すると。
血が噴き出してきました。
当然です。
すぐにタオルを傷に押し当て止血し、絆創膏を数枚張って応急処置は完了です。
そのまま救急車を呼ぶのかと思いきや、M君は「大丈夫だいじょうぶ。氣功でくっつけるから」とサラリと言いました。
その日はみんなブルーな気持ちで床に付きました。
夜中に目が覚めた私は、M君が気になり部屋を見渡すと、壁におっかかりながら切れた右手に向かって、左手をずっとかざしていました。
「何してんの?」と私が尋ねると、「氣の力で皮膚をくっつけてる」とM君は言います。
私は明日の朝が見ものだな、と思い再び布団に入りました。
翌朝。
M君は一晩中起きていたみたいで、恐る恐る絆創膏を剥がし始めました。
私は固唾を飲んで切れた右腕を見守っていました。
最後の絆創膏を剥がすと・・・。
な、何と!!
傷口が塞がっているではありませんか!!
本当に薄皮の皮膚が傷口を覆い、出血も全くありません。
私は「本当に氣功ってあるの?」と思いましたが、M君の事だから一晩で凄まじい勢いで細胞分裂をさせたんだろうなと思い、もはや何でもありなんだろうなと自分に言い聞かせました。
M君は「くっ付いたのは皮膚だけだから、またすぐに傷口が開くな」と言い、新しい絆創膏を貼って、午後からの試験に間に合うように外科に行って縫ってもらうと言いました。
「所でその傷口、日本刀で切ったって言うの?」と私が聞くと、「倉庫の整理をしていたら、上から鉈(なた)が落ちてきて咄嗟に右手で受けたら切れたって言うよ」とM君は言いました。
お昼休み、学食で昼ご飯を食べていたら、医者からM君が帰ってきました。
皆で「どうだった?」と尋ねました。
M君は言いました。
「やっぱり医者は凄いな!鉈の切り口じゃないねって言われたよ。でも、そういう事にしておいてあげようと言われた。あと2ミリずれていたら中指の腱が切断されて動かなくなっている所だったねって言われたよ。ラッキーだったよなあ!」と。
私たちは、やはりM君はタダ者では無いと改めて痛感した痛い出来事でした。
最後までお読み頂いてありがとうございました!!
取り敢えず「信じなくて良い話シリーズ」はここまでです!!
え?
適当実証実験だけではなく「信じなくて良い話」もネタが尽きたんだろうって?
な、何をおっしゃいますか(汗)!
ネタならまだまだありますって!!
まだまだ!!
まだ・・・。
まだ?
それでは「勤労感謝の日」ですからゆっくり楽しい休日をお過ごしください♪
信じるか信じないかは・・・
あなた次第です!!
【完】