信じなくて良い話シリーズ!「ドッペルゲンガー現象」に遭遇した怪しい能力を持つ友人の話!! | 失敗から学ぶ君のブログ

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営業一筋26年。数えきれない程の失敗や挫折を繰り返し、未だに失敗をしている中年オヤジです。今では畏れ多くも管理職を拝命させて頂いておりますが、組織運営も失敗の連続!そんな私が出会った本や失敗談、不思議体験や日々の出来事や感動した事をご紹介します!

またまた「信じなくて良い話シリーズ」です!

 

いよいよ「信じなくて良い話シリーズ」のネタが、残すところ数話になってまいりました!!

 

今回ご紹介するお話は私も未だに半信半疑なお話です。

 

だって、私が実際に体験した事象ではないからです。

 

これまでご紹介したお話は実際に私が立ち合い、何度も再現実験してもらってもなお、超能力としか言えない現象でしたから。

 

このお話は、あくまで怪しい能力を持つ友人が語った「過去に実体験」したと言う「お話」だからです。

 

なので、今回ご紹介するお話は「ウッソ~、そんなの在りえないよ~!」と言う目線で楽しんで下さいね♪

 

だって信じなくて良い話ですからね♪

 

それでは嘘の様な「ドッペルゲンガー現象」のお話、いってみましょう!!

 

 

 

 

このお話は、怪しい能力を持つ友人「M君」が中学生浪人していた時に経験した不思議なお話です。

 

M君は高校受験に失敗し、1年間浪人生活を送っていました。

 

父親の仕事は全国転勤を余儀なくされる大手の会社で、M君と父親は離れ離れで暮らしていました。

 

M君は父親の会社の社宅の2階に住んでおり、犬を飼っていました。

 

とある日の朝、M君は犬を連れて近所の浜辺まで散歩に出かけていました。

 

小一時間ほど散歩して社宅に帰ってくると、2階の自分の住んでいる部屋の玄関のドアが開き、彼の友人が出てきました。

 

友人は「じゃあまたな」と、部屋にいる誰かに挨拶をして階段を降りてきました。

 

階段の下で友人とM君がばったりと鉢合わせになり、友人がビックリした顔でこう言いました。

 

「あれ?!お前、一瞬で下に降りて来たの?どうやって来たの?!」とM君に尋ねました。

 

M君もこう尋ねたました。

 

「お前こそ俺の家で何してたんだよ?!鍵かけてたんだぞ!?」と。

 

お互い不思議そうに顔を見合わせていると、友人がこう言いました。

 

「昨日の夜お前に電話して一緒に早朝勉強しようと約束したから今日来たんじゃないか!」と。

 

M君は「いやいや、昨日の夜はアルバイトで夜遅くに帰って来たんだよ。それにお前と電話なんかしてないぜ」と返答しました。

 

友人はこう言いました。

 

「さっきお前から朝メシをご馳走になったから、テーブルに食器があるはずだよ。だって俺が玄関出た瞬間にお前が下にいるという事は、食器をかたづける時間なんてないはずだからな」と。

 

M君は「こいつ俺にドッキリでも仕掛けてるのか?」と思ったそうです。

 

二人は階段を上り、玄関のドアを恐る恐る開けて部屋に入りました。

 

すると・・・。

 

M君は凍り付きました。

 

なんと、友人の言う通り、キッチンテーブルの上には二人分の食べ終わった食器が置いてあったのです。

 

しかも、テーブルには勉強したであろう証拠の消しゴムのカスと参考書までありました。

 

友人は勝ち誇ったように「なっ!?俺の言った通りだろう!」とM君に言いました。

 

そう言ってからほどなくして、友人は有る事に気付きました。

 

すると、見る見る彼の顔が青ざめていくのがわかりました。

 

友人はこう言いました。

 

「お前・・・さっき着ていた服と違う・・・」と。

 

その時、M君が来ていた服はジャージだったのですが、先ほどまで部屋で一緒に勉強していたもう一人のM君はジーンズにTシャツ姿だったらしいのです。

 

しかも、「じゃあまたな」と挨拶して玄関を出た瞬間に、1階でジャージ姿で犬のリードを持っているM君が居るのですから、よくよく考えてみると不思議な話です。

 

友人とM君はしばらくこの不思議な、まるでキツネにつままれたような体験について議論していましたが、二人の議論は平行線。

 

二人の出した結論からすると、もう一人の「M君」が「居た」としか説明が付かないのです。

 

不可思議な点はこうです。

 

①昨晩にお互い電話のやり取りをしている事

 

②鍵を掛けていたはずなのに友人が部屋に入っていた事

 

③明らかに友人はもう一人のM君と勉強し、食事を採っていた事

 

④M君の着ていた服が異なっている事

 

⑤M君は犬の散歩に出かけており、その時間帯には存在していない事

 

⑥一瞬で2階から1階に移動している事

 

 

M君は図書館や本屋に行き、この不思議なパラレルワールド感満載の事象に付いて調べ上げました。

 

M君の調べた結果。

 

この現象は、ある時空のハザマという目に見えない平行世界の入口がランダムに存在し、そこへ迷い込んでしまう現象のようです。

 

そして、もう一つの平行世界へ迷い込んでしまうと、もう一人の「自分」が当然存在している、との事でした。

 

ただし、平行世界の「もう一人の自分」とバッタリ会ってしまうと、自分の世界と平行世界のもう一人の自分も、時空から消えてしまう、との事でした。

 

しかも嘘か誠か、この体験を半年経過しても覚えていないと、この世から消えてしまう、つまり死んでしまうと言う文献もあったそうです。

 

世界的に権威のある科学雑誌「ムー」でも読んだのでしょうか。

 

彼の体験した出来事は、俗に言う「ドッペルゲンガー現象」だったのでしょうか。

 

M君曰く。

 

その出来事がきっかけで友人に怖がられてしまい、その後疎遠になったそうです。

 

後日談ですが、彼がこの不思議な現象を完全に忘れていたある日の朝。

 

夢で亡くなった祖父(昭和天皇の近衛兵)が現れ「半年前にあった出来事を忘れてはいけないよ」と夢枕でお話されたそうです。

 

飛び起きてカレンダーを見ると、ちょうどその出来事からピッタリ半年後の朝だったそうです。

 

 

いかがでしたか?

 

もう一人の平行世界の自分。

 

あなたは会ってみたいですか?

 

信じるか信じないかは・・・

 

あなた次第です!!