適当実証実験!「醤油」の持つ還元力を暴け!!改めて感心する日本独自の調味料に感服! | 失敗から学ぶ君のブログ

失敗から学ぶ君のブログ

営業一筋26年。数えきれない程の失敗や挫折を繰り返し、未だに失敗をしている中年オヤジです。今では畏れ多くも管理職を拝命させて頂いておりますが、組織運営も失敗の連続!そんな私が出会った本や失敗談、不思議体験や日々の出来事や感動した事をご紹介します!

今回の適当実証実験は?!

 

醤油の酸化還元電位と溶存水素量を測ってみよう!!

 

ですっ!

 

皆さん。

 

普段何気なく食卓に上る「醤油」や「めんつゆ」が何故、腐らないのか?と疑問に思った事はありませんか?

 

醤油は本来、大豆、塩を原料に蔵や木桶に住む微生物群が代謝し、醸造発酵技術にて生み出される古くから有る有難い調味料です。

 

戦後、一時的に大豆不足で小麦が代用されるようになり、今では小麦を使わない醤油を探す事の方が大変になりました。

 

過去のブログでもご紹介した山崎糀屋さんの生黄糀(日本酒用糀)に醤油を入れて発酵させると醤油糀になります。

 

この醤油糀も、微生物群のパワーによって酸化還元電位や溶存水素量が還元側に大きく働き、腐らない調味料になっています。

※醤油糀の酸化還元電位マイナス290mⅤ。

 

つまり、冷蔵庫も不要な、長期保存の効く有難い調味料。

 

ですが、昨今は安い材料で添加物や保存料、着色料なんかも使った醤油も登場し、安価で手に入れる事が出来ます。

 

しかし、ひと手間、二手間掛けた醤油は安価では出来ないんですねえ。

 

我が家で使っている醤油は妻の実家で昔から使っていた「菱山六醤油」さんの「いずみ」と言う、かつおの効いた「つゆの素」を使っています。

菱山六醤油さんは当時、消費者の声で、化学調味料や添加物、保存料を使わない醤油を製造してほしいと言われて、今でもこれらを使わずに醤油を作っているそうです。

 

それはそれは作る工程が二手間、三手間と増えるわけですから、大変なご苦労をされたそうです。

 

そんな菱山六醤油さんの「いずみ」の還元力を調べてみましょう!!

 

それでは、酸化還元電位計をズブリと刺してみましょう!

 

ズブリ♡

 

お?

 

お~??

 

お~~~~!!

 

ご覧ください、この優秀な数値を!!

 

見事に還元側に作用しているではありませんか!!

 

健康に良いというよりも、いかにして冷蔵庫の無い時代に、長期保存が効く調味料が生み出されたのか!

 

お味噌やぬか床の持つ還元力も大変優秀ですよね!

 

 

日本の古来から伝わる、ミクロな微生物群の力を借りて、酸化ではなく還元側に醸造発酵させて出来る調味料は、やはり素晴らしい!

 

素晴らしい食文化ではありませんか!!

 

皆さんも安価な醤油よりも、手間と職人の心意気が詰まったチョットだけ高いけど、本物の醤油を使ってみては如何でしょうか!!