人生で最も後悔する事とは!? | 失敗から学ぶ君のブログ

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営業一筋26年。数えきれない程の失敗や挫折を繰り返し、未だに失敗をしている中年オヤジです。今では畏れ多くも管理職を拝命させて頂いておりますが、組織運営も失敗の連続!そんな私が出会った本や失敗談、不思議体験や日々の出来事や感動した事をご紹介します!

死を目前に控えた70歳以上の人々が、人生で最も後悔する事は何か?

 
 
 
 
 
 
 
 
何だと思います?
 
 
 
 
 
 
アメリカのニューヨーク州にあるコーネル大学の心理学教授、トマス.ギロビッチ博士が行った70歳以上の人達1,200人を対象に実施したレガシー.プロジェクトと言う調査で分かった事は。
 
 
 
 
 
それは。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「本当にやりたかった事に挑戦しなかった事」
だそうです。
 
 
 
 
 
 
 
言い換えれば「理想とする自己実現が出来なかった」と言う事でしょうか。
 
 
 
 
私たちは、恐れや不安、居心地の悪さに対し、脳のリミッターが勝手に働くので、自身に及ぶであろう未来のリスクや危険回避を無意識にやってしまう性質があります。
 
 
 
 
 
分かりやすく例えると、自分にとって、居心地の良い状態、場所を無意識に作り出す性質があると言う事。
 
 
 
 
この領域をコンフォートゾーンと言います。
 
 
 
 
居心地が悪くなれば、無意識に居心地の良い空間に引き戻そうとする機能、恒常性維持機能が働きます。
 
 
これを専門用語ではホメオスタシスと呼びます。
 
 
 
 
簡単に例えると、暑くなればクーラーを付けるし、寒くなればヒーターを付けて、常に自分の快適な居心地の良い状態に身を置く事。
 
 
 
 
 
分かりやすく例えると、ある若い女性が「今年の夏はダイエットして可愛い水着を来て彼氏をゲットするぞー!」と、目標を決めてダイエットを始めたとしましょう。
 
 
 
 
いつもは、好きな物を好きなだけ食べ、運動もカロリー制限もしていなかった女性が、このコンフォートゾーンから抜け出そうと顕在意識で行動したとします。
 
 
 
 
始めは固い決意でダイエットに挑みます。
 
 
 
 
ダイエット開始から一ヶ月くらいすると、スタイルが変わり、体重にも結果が出始め、ダイエットが楽しくなります。
 
 
 
 
また更に日にちが経ち、既に身体が目標とするスタイルに近づいて来ると「たまには頑張った自分へのご褒美でケーキ食べ放題食べちゃお🎂」と、今まで我慢していた分、バクバク食べてしまったとします。
 
 
 
 
 
最初の数日間は、運動で付いた筋肉やカロリー制限も相まって、基礎代謝が上がっていたので「あれ?食べても太らなくなったみたいだわ!」と、大きな勘違いしてしまいます。
 
 
 
 
 
ところが、「これならチョットだけならキツイ運動をサボったり、カロリーの高い好きなものをチョット食べても太らないから、もう大丈夫だわ!」と油断してしまうと、数週間後には、リバウンドをしてしまいます。
 
 
 
 
 
体重を毎日計測していたのに、チョットした油断で、計測をサボり、数日ぶりに体重計に乗ると「そんなバカな!?」となってしまうのです。
 
 
 
 
これこそが、無意識に働く居心地の良い状態に引き戻そうとする、恒常性維持機能「ホメオスタシス」なのです。
 
 
 
 
ダイエットで例えると、ライザップさんは、まさに!このホメオスタシスを専門トレーナーさんの応援で押し込めてしまい、無意識の領域にダイエットが浸透する様に全力でサポートするシステムなのです!
 
 
 
 
 
 
私たちは人生において、自己実現したい夢や希望が少なからずあると思います。
 
 
 
 
 
ですが、その夢や希望が案外小さいと、チャレンジした時に、このホメオスタシスがリミッターとなって、また楽な居心地の良い場所に無意識に引き戻してしまいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
「人生で最も後悔した事は、チャレンジしなかった事だ!」
 
 
 
 
まだ若いから、いつでもチャレンジ出来る!
 
今の自身の能力ではまだ未熟だから失敗するな!
もう少し様子を見よう!
 
歳も歳だし、チャレンジのレベルを下げよう!
 
 
 
 
 
 
結局は、チャレンジしない言い訳を自身で作り、居心地の良い状態にとどまってしまい、気付いたら棺桶に片脚突っ込んでいた、ってな感じで人生を終えるのでしょう。
 
 
 
 
 
これはある意味、居心地の良い空間から脱却しようすればするほど、ホメオスタシスが働き、コンフォートゾーンに引き戻してしまう自然な無意識な機能なのです。
 
 
 
 
では、どうすればこのホメオスタシスを騙す事が出来るのか?
 
 
 
 
話が長くなったので、それは追い追い書いて行こうと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なあんて!
 
 
博士や学者でも無い私が、偉そうな事を書いてしまいましたね!
 
 
 
何を隠そう、当の私もチャレンジ出来ていませんから(笑)
 
 
ただ、私も人生を終える瞬間、後悔だけはしたくないものです!