(前回のブログの続きです。)
お待たせしました~
1日目は7号目の鎌岩館さんを目指して
多少の小雨にも合いながら、余裕の笑顔で到着
夕飯ではまだまだ元気な主人。
夕食後はすぐ眠りについて、体調も良さそうだったのですが、
途中腹痛で目覚め、30分もトイレで格闘したとか
その後、問題なくすぐに眠れたご様子だったのですが、、
就寝から5時間後。
23時過ぎ起床、準備の時間。
寝ている主人を何度か起こすも、なかなか起きず。。
出発時間が迫ります。
ギリギリになるも、準備完了。
これまでも、何度か高山病の症状を出しているので、主人の体調が気になります。
0時過ぎ、
山頂目指して出発。
天候は曇り。
山頂へ向かう登山者は複数名いる状態。
鎌岩館スタート時点では時折強い風が吹くも、問題はなし。
足を進めるうちに、標高が増してくると、体が飛ばされそうなくらいの強風
グォォ~~ォ!!!という、うねる鈍い音と共に渦を巻いた風が体にタイアタック
足元がふらつき、気を引き締めないと滑落していまいそうなほど強い風です
(主人は飛ばされかけてマジで2度死にかけた
)
気温も下がり始め、雲の中へ入ったのか若干の霧雨も降っていました。
登り進める程に、主人の様子が何かおかしい。
山小屋に着くたびに小休憩を入れながら、水分補給、栄養補給、携帯酸素を吸い、先を進みます。
鎌岩館をスタートしてから3時間半、急斜面を1.5㌔上がった8号目元祖室地点で主人がとうとうギブアップ。
頭痛と吐き気があるので、高山病の疑いありでした。
この場合は下山しかありませんが、、
空は明るくなり始めていても、
まだ周囲は暗くて、強風だわ、霧雨だわで、
オーマイガー


落ち着け、私。
冷静に。
冷静に。
状況を冷静に判断。
とりあえず、空は薄っすらと明るくなり始めていたので、ぼんやり明るくなるまで待つことにしました。
待つにしても、突発的に吹く風が強い

風から身を守るために山小屋の端で4人で身を寄せ合い、
ダウンジャケット、ホッカイロ、シートを被って暖を取りながら待った。
(それでも、体が勝手に震えるぐらいに寒かった
)
その間、
朦朧とした意識状態の中で主人がずーっと、言っていた。
『悪いなぁ、、俺が足引っ張てしもてホンマ悪いなぁ』
『ちょっと休んだら上がれると思う』
『おっ、元気になってきたかも!』
そんな訳あるかーい!
高山病になったら休憩したぐらいで回復はしません。
そして山頂へ連れていく訳にもいきません。
身を寄せ合いながら、
今回の御神行者に山頂を目指す気に変わりはないか確認しました。
答えはイエス。
その答えを聞き、またじっくり考える。
・今回はここで断念して、主人と共に全員で下山する
・主人だけ下山して、3人で山頂を目指す
この二つの選択肢。
とにかくこの状況下で主人と、門下生2人、
絶対に守らなければなりません。
主人をひとり下山させることへの不安。
8号目から5合目まではかなりの距離があり、
ひとり下山中に危険が及んだらどうしよう、
体調が悪化したらどうしよう、
不安が頭の中をぐるぐる回り、心配で胸が痛い。
落ち着け。
落ち着け。
天候は、風は強いが慎重に行けば山頂まで上がれる状況。
今回私は御神行の同行、門下生2人にはしっかり体験して頂きたい。
師匠として、先導者として、
さぁ、どうする。
富士山と心を合わせて、
答えを決めた。
よし、行くぞ
少し周囲が薄っすら見え始めてきたので、下山道へ繋がっているところまで一緒にいくことに。
頭がふらつくのか、主人の足元がおぼつかない。
大丈夫だろうか。
どのくらいで下山道に繋がる道に出られるだろうか。。
すると、歩き始めてすぐに下山道の標識
私達がいた元祖室のすぐ横が下山道へ繋がる道だったのでした

30分置きにLINEで連絡を取り合う約束をして、
下山道へ向かう主人を見送りました。
その時に私は神様にこう言った。
『主人に何かあれば私は絶対許さないからっっ

必ず安全に5合目まで辿りつけるように御守りくださいっっ
』
後は神様に委ねて、
女3人
意を決して、
さぁ、行こう
絶対に大丈夫。
不思議と、私には確信がありました。
強風に気をつけながら風にあおられないように姿勢は低めに。
酸素が薄いため、すぐに息も上がるのでゆっくりゆっくり行きます。
元祖室からまだまだ急斜面が続きます。
400mを20分程かけて登り、
午前4時29分
本8合目富士山ホテルの地点でご来光です
一時の穏やかな時間。
これからまだまだ闘いは続きます。
(続く)






