2022年5月4日(水・祝)、あてもなく北信濃ドライブ記事の続きです。
長野県上水内郡飯綱町にある「むれ温泉天狗の館」を後にした僕は、
国道18号線に出て、
隣の上水内郡信濃町へ向かいました。
そして信濃町柏原にある「一茶記念館」に寄ってきました。
「一茶記念館」の建物です。まだ新しいですね。
「一茶記念館」とは江戸時代の俳人である小林一茶の記念館です。
柏原の出身で、15歳で江戸に出て俳句を学び、
そしてまた信濃へ戻り、
信濃で俳句を教えながら暮らした方です。
松尾芭蕉、与謝蕪村と並ぶ江戸時代を代表する俳諧師の一人です。
小林一茶像です。
入館したのが16時頃。閉館は17時。時間は1時間しかありませんでした。
丁度同じ時間帯に入館した人がおられて、
その人が音声ガイドを借りていたので、
僕も借りてみました。
展示物がたくさんで、音声ガイドは1時間では足りず、
結局途中で、半分見学したところで、
退館することになってしまいました。
それだけ、小林一茶の人生を細やかに詳しく説明してある記念館ということですね。
小林一茶は宝暦13(1763)年6月15日に誕生し、
文政10(1828)年1月15日に亡くなりました。
初めて知ったことは、結婚が52歳と当時にしては遅く、
最初の妻である菊との間に、
3男1女を儲けるも、
皆、2歳を迎えることなく夭逝してしまいます。
その悲しみも原動力として、
芸術活動に打ち込んだようです。
とにかく生活にまつわる素朴な俳句が多いのが有名ですね。
結婚は3度して、
そして一茶は65歳で亡くなります。
途中で退館することとなったので、
またそのうち再訪問、再見学してこようと思います。
なかなか感じの良い記念館でした。
では!