奥只見ドライブ 永林寺(新潟県魚沼市) | シンカの進化

シンカの進化

シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

2021年6月2日(水)、奥只見ドライブ記事の続きです。


新潟県魚沼市(旧・北魚沼郡湯之谷村)にある「銀山平温泉 白銀の湯」を後にした僕は、


次に同じ魚沼市にある「永林寺」を訪ねました。


「永林寺」は旧・北魚沼郡堀之内町の魚野川右岸にあります。


「永林寺」の山門です。
本堂です。
寺務所兼、拝観入口です。拝観料を支払ってお寺の中を見学できます。
「永林寺」は曹洞宗のお寺です。

500有余年の歴史を有するそうです。

何で有名かと言いますと、日本のミケランジェロと呼ばれている「石川雲蝶」の彫刻作品が多数展示されているお寺です。

「石川雲蝶」は江戸時代末期に活躍した彫刻家で、

神社仏閣へ彫刻を行いました。

新潟県にはいくつかの「石川雲蝶」の作品が今も現存しています。

これから「石川雲蝶」巡りをしてみたいと思っています。

作品に関しては一切撮影禁止なので、

画像は残せませんが、

200年近く経過しているのに、色鮮やかな作品たちには驚かされます。

お寺の女性(住職の奥様かお母様だと思いますが)のお話をたくさん聞かせてもらいましたが、

どうやらお寺の裏手にある特殊な泥が、絵の具には混ぜられており、

その色合いは年月を経る度に、鮮やかかつ落ち着いた色合いに変化していくそうです。

パンフレット画像でしかお見せできませんが、こんな感じです。

2004年の中越地震も、「永林寺」は震源地に大変近い場所ですが、

作品は壊れることなく残ったそうです。地盤がよくお寺の造りがしっかりしていたようですね。

よく神社やお寺は災害の影響を受けにくい場所に造られると言いますね。

NHKの朝の連ドラ「おかえりモネ」でも、

神社は水害の影響を受けにくいところに造られている、なんて説明がありましたね。

最後に御朱印を頂いて帰ってきました。
いろいろとお話を聴くことができて、

更には石川雲蝶のたくさんの美しい色の彫刻を観ることができて、

貴重な時間を過ごすことができました。

では!