北海道の大学病院に入院して、
今、抗がん剤治療を受けている親友に向けて、
何かできないかと、ずっと考えていました。
送られてくるメールへの返信は、もちろんのことですが、
それ以外に何か、できないかと。
親友と僕とは、大学で知り合いました。
同じ心理学専攻です。
出会ってすぐに、意気投合しました。
親友は、子どもの頃から、ピアノ、ギター、トランペットなどの楽器が得意で、
また、習っていて、
音楽大学へ入って、指揮者になるのが、夢でした。
そのための個人レッスンも受けていたそうです。
それが、どういうわけか、心理学専攻に変更し、
僕と出会うことになりました。
僕は保育園の頃から、楽器はできませんでしたが、
作詞作曲して、自作の曲を作るのが趣味の一つでした。
親友と出会ってから、親友は、僕の作詞作曲した曲にアレンジをつけてくれました。
これまで、当ブログでも、何曲かアップしています。
「夢のかけら」
「やさしい雪」
「けいこねえちゃん」
学生時代は、二人でストリートミュージシャンでもやろうか・・・
なんて、話もしたことがあるんですよ。
そして、僕にギターを教えてくれたのも、親友です。
もう25年来のつきあいになります。
今回、闘病中の親友へのメッセージを、曲にしてみることにしました。
一応、メロディと詞が、今夜、仮完成しました。
この曲に、ギター伴奏をつけて、
youtubeにアップしたら、もしかしたら親友は聴いてくれるかもしれません。
メロディの方は、また後日披露したいと思いますが、
今回は、詞のみ披露します。
よかったら、読んでください。
「ともに」
雨 風 雪を越えたら
そこには確かな春が待っている
人生は果てのない旅
冬と春を何度でも繰り返す
今は空を覆う厚い雲
光遮られても
星の詩に耳傾けたら
道はきっと見つかる
いつか僕らはたどり着けるさ
重なる命 重なる未来 信じよう
くじけそうになる朝には
支えてくれた夜たちを思い出し
途方に暮れる孤独な夜には
命に注ぐ陽の光を思い出し
今はまだ不確かな明日も
不確かな未来も
つなぐ糸は必ずあるから
必ず見つかるから
いつか僕らに会える日は来る
重なる思い 重なる言葉 信じよう
今は空を覆う厚い雲
光遮られても
星と糸とが奏で合う詩を
ともにともに歌おう
雨 風 雪を越えたら
そこには確かな春が待っている
僕らは春にたどり着けるさ
重なる命 重なる未来 信じよう
重なる命 重なる未来 信じよう
タイトルは、「友に」と「共に」をかけたみたつもりです。
詞の方は、また変更になるかもしれません。
今度はメロディの方を、もっとしっかりと作りたいと思います。
では!