先日、小学校の時からの親友から、
蕎麦をもらいました。
小千谷市にある「わたや」さんの生蕎麦。
小千谷市は蕎麦処で有名な町です。
美味しいお蕎麦屋さんがいくつかあります。
生蕎麦だったので、そんなに日持ちせず、
早速、茹でて、いただきました。
新潟の蕎麦は基本、つなぎに布海苔を使った、
緑色で、つるつるした蕎麦。
美味しかったです!
「わたや」さんお奨めですよ!
小千谷にお越しの際にはぜひ!
蕎麦からの連想として出てくるものは・・・
中島みゆきさん。
1980年に発表されたオリジナルアルバム「生きていてもいいですか」の中に、
「蕎麦屋」という曲が収録されています。
この「生きていてもいいですか」というアルバム、
中島みゆきさんのアルバムの中で、
最も暗いアルバムと言われています。
僕は24歳の時、一度、このCDアルバムを購入したんですよね。
それこそ、蕎麦をくれた親友と、正月休みにショッピングに行った際に。
親友と別れて、帰宅したら、
購入したはずのアルバムがどこを探してもない・・・
当時、確か3000円したはず。
よーく考えてみると、
買った店に、置いてきた可能性が高いことに気づきました。
20代の僕は、とっても気が小さく、恥ずかしがり屋だったので、
そのお店に行って、
「あの、生きていてもいいですか、っていうCD、置き忘れてなかったですか?」
がどうしても訊けませんでした。
今であれば、絶対、訊きますけどね。
当時は、アルバムがアルバムだったために、
できませんでした(涙)
結局、あきらめました(涙)
僕の、シャイさがわかるでしょ(笑)
「蕎麦屋」という曲ですが、
素朴でしんみりとした曲です。
蕎麦屋を素材にして、
曲を書くみゆきさんの感性に、
僕は、すごいなあ・・・
と感動した覚えがあります。
僕なんて、蕎麦食ってる時に、詞やメロディなんて浮かび上がってこないもんね。
世界じゅうがだれもかも偉い奴に思えてきて
まるで自分ひとりだけがいらないような気がする時
突然おまえから電話がくる 突然おまえから電話がくる
あのぅ そばでも食わないかぁ、ってね
で、始まる曲。
「生きていてもいいですか」というアルバムそのものが、
人間存在にまつわる深い孤独を、じっくりと見据えたアルバム。
僕は好きなアルバムです。
かの有名な「うらみ・ます」も収録されています。
孤独をテーマにした曲々の中で、
この「蕎麦屋」という曲は、
少しほっとさせてくれる一曲です。
人間、孤独だけど、まあ仕方ないか、みたいな。
この記事、書いていたら、聴きたくなってきちゃった。
アルバム、リベンジ購入しようかな・・・
では!