タニウツギ | シンカの進化

シンカの進化

シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

この時季の里山は、

いろいろな花々が咲いていて、

僕は一年で最も好きです。

長野に帰省する際に、

高速道路から、その花々を見掛けました。

今日は、半日休みなので、

その花々を撮りに、

ドライブに行ってきました。

まずは、「白藤」。

こちらは、里山ではなく、街中です(^_^;)

新潟は、藤が丁度満開です。

そして今度は里山の花、「タニウツギ」。


「タニウツギ」は、田植え花とも呼ばれ、

田植えの時季になると、

里山にて、一斉に咲き出し、

群生している様子を見ると、

なかなか見事です!

しかし、この「タニウツギ」という名称、

今回、調べてみて、

僕は初めて知りました。

地元では、「ロオッパ」、

もしくは、「火事花」と呼んでいました。

どうして「ロオッパ」と呼ぶのか、

全くわかりませんが、

「火事花」と呼ぶのは、

この花を、枝から切って、

家に持ち帰って飾ると、

火事になるから、

飾ってはならない、

という謂れがあるからです。

全国どこでも、というわけではないようですが、

新潟では、好まれない花のようです。

「火事花」と呼ばれる由縁は、

花が、マッチ棒に火がついたものに似ているから、

きれいに映えたピンク色が、

まるで火事のようだから、

などなど、諸説ありますが、

調べてみますと、

蜂がたかりやすい花で、

花を持ち帰ると、

蜂が寄ってきて、昔農家で飼育していた、

蚕に被害を与えたらしいのですね。

それで、嫌われるようになったようです。

でも、育て方、なんていうのもありましたから、

日本全国、嫌われているわけではないようです。

皆さんの地域では、いかがですか?

日本海側での自生が多いようです。

あと、この時季の里山の花の代表格と言えば・・・

「山藤」ですね。


他の木々につるを絡ませながら咲く山藤も、

きれいですね。

そういえば余談ですが、僕は、子どもの頃、

最も好きな色は藤色でした。

藤色の折り紙ばかり、使用して、

紙飛行機など、作っていました(^_^)

「桐」の花も今時季。


「桐」の花は、「山藤」と比較すると、比較的地味ですが、

「山藤」同様、里山を紫色に飾ってくれます。

この地味さも、僕は好きですね。

というように、今日は、

里山のいろいろな花々を鑑賞してきました。

良い半日休みとなりました。

やっぱり、野山に自生する植物も良いなあ・・・(^_^)

ては!