冬はつとめて・・・ | シンカの進化

シンカの進化

シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

清少納言の枕草子、

中学校で習ったのか、高校で習ったのか、

もう、あやふやになっていますが、

多分、中学校でしょうかね。

「春はあけぼの・・・」から始まる、あのくだりの中で、

僕は、雪国で生まれ育ち、今も雪国で生活していますので、

「冬はつとめて・・・」が、やはり一番お気に入りなんですよね。

原文
「冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。」

口語訳
「冬は早朝が良い。雪が降っている朝は言うまでもなく、霜が降りて辺り一面が白くなっているときも、またそうでなくてもとても寒いときに、火などを急いでおこして、炭びつまで持っていく様子も、たいそう冬にふさわしい。昼になって暖かくなると、火桶に入った炭火が白く灰っぽくなっているのはよくない。」

清少納言の暮らしていた場所は京都なのでしょうけど、

平安時代は京都もよく雪が降ったのでしょうかね。

今の家は、壁に断熱材が入り、

暖房を炊かなくても、暖かいので、

また、布団や衣服も、暖かくなるよう改良されたので、

朝寒くて目が覚める、部屋が暖まるまでストーブの前でじっとしている、

なんてことは、全くなくなりましたが、

僕の子ども時代、学生時代は、

家の中、寒かったですね。

水道が凍って、蛇口から水が出ないことなんて、

よくありましたもん。

冬、朝起きるのが辛く、雪の中、学校に行くのも辛く、心がくじけそうな時、

よく、枕草子の冬のくだりを唱えて、

自分を鼓舞していましたね。

清少納言の時代は炭火しか、暖を採る方法がないのに、

清少納言は冬を味わい、楽しんでいる、

清少納言のようにならなきゃな・・・

なんて考えてね。

今朝は少し、時間の余裕があったので、

早朝の空気を吸ってきました。


朝6時半過ぎの新潟の雪と空。

「冬はつとめて・・・」を唱えて、また新たな1週間を頑張るぞ!  って。

でも・・・

学生時代と今現在の僕とで、大きく違うところがあります。

それは・・・

体重・・・

身長は一緒。

今の体重では、実は僕、薄着していても、

あまり寒くないんです(T_T)

「皮下脂肪」という名の服を着ているから。

この服、オフハウスとかで、買い取ってくれないかな・・・

だめだ、これでは、清少納言の気持ちどころではない!

ということで、昨日、雪の上でもランできるように、

スノーラン用シューズ、買っちゃいました!

黒くてよく見えませんが、ナイキのシューズです。

スポーツ屋さんで、半額セールしていたので、つい買ってしまいました・・・

昨夜、ランしてきましたが、

雪の上を走っても滑らないし、濡れない!

最近、ブログを通して、ダイエット仲間ができてきて、

とてもうれしく感じています(^_^)

皆さんに負けないように、

そして、清少納言に近い感性を、再びリアルに味わえるように、

さあて、ラン、頑張ろう!

なんか、流れが変わって、変な記事になっちゃった(^_^;)

では!