□７／３１前引け ◎〔東京株式〕大幅安＝海外株安を嫌気、利益確定売り・日経平均構成銘柄に換金売

TOPIX　　　　　　　　 1,564.73 -10.85(-0.69%)
JPX日経インデックス400　13,906.38 -95.63(-0.68%)
JASDAQ平均 3,473.98 +2.90(+0.08%)
マザーズ指数 899.16 -4.12(-0.46%)
東証2部指数 6,701.47 +15.39(+0.23%)

マザーズ指数先物：878(- 4・-0.45%)・始値： 882・高値： 882(16:30)・安値： 874(22:35)　値幅： 8 07/31 11:30

875(- 7・-0.79%)・始値： 882・高値： 882(16:30)・安値： 874(22:35)　値幅： 8 07/31 05:30

882(+ 5・+0.57%)・始値： 877・高値： 885(09:07)・安値： 877(16:30)　値幅： 8 07/30 15:15

　　　　　　　　　885(+ 8・+0.91%)・始値： 877・高値： 885(09:07)・安値： 877(16:30)　値幅： 8 07/30 05:30　

880(+ 3・+0.34%)・始値： 877・高値： 880(00:48)・安値： 877(16:30)　値幅： 3 07/30 11:30

【市況】

【第１部】米欧に加え、中国・上海株が下落したことが嫌気され、利益確定売りが優勢だった。日経平均株価は前日比２１１円３２銭安の２万１４９７円９９銭、東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は１０．８５ポイント安の１５６４．７３と、いずれも大幅安。

　銘柄の７１％が値下がりし、値上がりは２６％だった。出来高は５億７３２１万株、売買代金は１兆１２６０億円。

　業種別株価指数（３３業種）では、その他製品、倉庫・運輸関連業、輸送用機器の下落が目立った。上昇は電気・ガス業の１業種だった。

　個別銘柄では、任天堂が下押し、キーエンス、ファナックもさえない。東エレク、村田製は小幅安。トヨタ、デンソーが軟調。ファーストリテ、ソフトバンクＧは売り物がち。三住トラストが値を下げた。三菱倉も安い。半面、ソニーが上伸。アンリツ、バンナムＨＤは堅調。東電力ＨＤ、九州電がしっかり。ＺＯＺＯが急伸。ＯＬＣは小幅高。

【第２部】小幅続伸。東芝が値上がりし、明豊ファシリはストップ高。半面、サイバーＳは売られた。出来高６１３１万株。


　前日に米国や欧州の主要株価指数が下落した流れを引き継ぎ、東京株式市場も売り優勢で始まった。日経平均株価は前日比１８２円安で始まり、その後も下値模索の動きが続いた。欧州経済の減速や、米中貿易摩擦の再燃に対する警戒感が強く、「利益確定売りが出やすい」（銀行系証券）地合いとなった。

　また、インデックス運用の投資家が、日経平均構成銘柄に採用されるバンナムＨＤに投資する資金を確保するため「構成銘柄から外れる千代化建以外の銘柄についても換金売りを出している」（大手証券）との観測もあった。

　米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果発表を控え、全般は模様眺めムード。こうした中で、４～６月の営業利益が過去最高となったソニーが上伸するなど、前日に決算を発表した銘柄の商いが膨らんだ。

　２２５先物９月きりは軟調。現物株の上値の重さが嫌気され、売りが優勢となった。

出典：時事通信

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