(30日終値) ドル・円相場:1ドル=108.61円(前営業日比▲0.17円) ユーロ・円相場:1ユーロ=121.15円(▲0.06円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1155ドル(△0.0010ドル) ダウ工業株30種平均:27198.02ドル(▲23.33ドル) ナスダック総合株価指数:8273.61(▲19.71) 10年物米国債利回り:2.06%(横ばい) WTI原油先物9月限:1バレル=58.05ドル(△1.18ドル) 金先物12月限:1トロイオンス=1441.8ドル(△8.5ドル) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 6月米個人所得(前月比) 0.4% 0.4%・改 6月米PCE(前月比) 0.3% 0.5%・改 PCEデフレータ(前年比) 1.4% 1.4%・改 PCEコアデフレータ(前月比) 0.2% 0.2% PCEコアデフレータ(前年比) 1.6% 1.5%・改 5月米ケース・シラー住宅価格指数 216.94 215.66・改 前年比 2.4% 2.5%・改 6月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数) 前月比 2.8% 1.1% 前年比 ▲0.6% ▲0.8% 7月米消費者信頼感指数 135.7 124.3・改 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は4日ぶりに反落。米中貿易協議をめぐり、トランプ米大統領が中国をけん制する発言を行ったことで、米中貿易交渉の先行き不透明感が高まりリスク回避的な円買い・ドル売りが先行。6月米PCEコアデフレータが前年比で予想を下回ったことも嫌気されて、一時108.45円と日通し安値を付けた。 ただ、前日の安値108.42円がサポートとして意識されると下げ渋る展開に。7月米消費者信頼感指数が135.7と予想の125.0を上回ったこともドル買い戻しを促し、一時108.70円付近まで持ち直す場面があった。 なお、トランプ米大統領は「我々は中国と協議しているが、彼らはいつも最終的に自分達の利益のために取引を変更する」「中国との問題は、彼らが約束を果たさないこと」「私が選挙に勝てば、中国は今交渉しているものよりもさらに厳しいものになるだろう」などと述べた。 ・ユーロドルは小幅ながら続伸。欧州市場では一時1.1132ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1113ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。オセアニア通貨や資源国通貨に対してユーロ高が進んだ影響も受けて、3時過ぎに一時1.1161ドルと日通し高値を付けた。 ・ユーロ円は小反落。欧州株相場の下落に伴う円買い・ユーロ売りが入ると一時120.88円と日通し安値を付けたものの、前日の安値120.74円がサポートとして働くと下げ渋った。ユーロクロスやユーロドルの上昇も相場の下支え要因となり、1時30分過ぎには121.19円付近まで下げ幅を縮めた。 ・ポンドドルはアジア時間に一時1.2119ドルと2017年3月以来約2年4カ月ぶりの安値を付けたものの、海外時間に限れば1.21ドル台半ばから後半でのもみ合いに終始した。英国のEU離脱を巡り、ジョンソン新政権の強硬姿勢から「合意なき離脱」への警戒感は高まっているものの、明日のFOMCや8月1日のMPCを前に徐々に値動きが鈍った。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。米中貿易協議をめぐり、トランプ米大統領が中国をけん制する発言を行ったことで、市場の警戒感が強まり売りが出た。ダウ平均は一時150ドル超下げた。ただ、引けにかけては好決算銘柄中心に押し目買いなどが入ったため、指数は上げに転じる場面があった。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。31日のFOMC結果公表を前に様子見ムードが強く、大きな方向感は出なかった。 ・原油先物相場は小幅に4日続伸。本日からFOMCが開催されている。明日の結果発表で25bpの利下げが示されるとの見方。緩和による景気浮揚が、原油も含めたエネルギーの需要を刺激するとみられている。 ・金先物相場は3日続伸。為替のドル安傾向が、ドル建て金価格の割安感につながり、相場を支援した。ドル安は、ドルの代替資産とされる金の相対的な価値も高め、価格の押し上げにつながる。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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