30日午後の東京外国為替市場でドル円は売り一服。17時時点では108.64円と15時時点(108.62円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。日銀のフォワードガイダンス維持で円買い・ドル売りを進めた短期勢のポジション調整により108.56円から108.70円付近まで下げ渋った。もっとも、時間外の米10年債利回りが低下していることもあり戻りも限定的。 なお、黒田日銀総裁は定例記者会見で「海外経済の下振れリスクは大きい」とし、「物価上昇のモメンタム損なわれれば躊躇なく追加緩和」と述べたが、一方で早期の追加緩和は否定し、フォワードガイダンスについても当面の間変更しない姿勢を示した。 ユーロ円は下げ渋り。17時時点では121.07円と15時時点(120.92円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。欧州勢参入後はポンド円を中心にクロス円が下げ幅を縮め、ユーロ円は121円台を回復した。 ユーロドルは17時時点では1.1144ドルと15時時点(1.1133ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。1.1132ドルを安値にやや買い戻しが入っているが、本日の値幅は15pipsと狭い。 本日これまでの参考レンジ ドル円:108.56円 - 108.95円 ユーロドル:1.1132ドル - 1.1147ドル ユーロ円:120.91円 - 121.38円
出典:FXi24
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