17日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。17時時点では108.56円と15時時点(108.60円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。ロス米商務長官が「中国との合意は出来るだろうがG20の間ではないだろう」、「交渉は複雑でありゴールするまで不確か」などと発言。米中貿易摩擦の先行き不透明感は残り、ドル円を積極的に買い上げるような地合いとはなっていない。 ユーロドルは下げ渋り。17時時点では1.1213ドルと15時時点(1.1216ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。16時過ぎには1.1204ドルと本日の安値を更新した。もっともその下1.1203ドルは14日安値であり、6日に欧州中央銀行(ECB)が理事会後に「金利据え置き期間の延長」を表明した後でも割り込めなかった水準でもある。同水準がサポートとして意識され、1.1210ドル台まで持ち直した。 ユーロ円はじり安。17時時点では121.73円と15時時点(121.81円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の伸び悩みにつれ安となった。 トルコリラ円は反発し、18.30円台から18.51円まで上値を伸ばした。16時発表された3月トルコ失業率は予想通りの14.1%と3カ月ぶりに改善も、依然として14%超えと水準自体は高いままでだった。リラ円は指標発表後に弱含む場面もあったが、下値の底堅さを確認すると買いが強まった。 本日これまでの参考レンジ ドル円:108.39円 - 108.70円 ユーロドル:1.1204ドル - 1.1224ドル ユーロ円:121.53円 - 121.96円
出典:FXi24
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