8時44分配信 モーニングスター
(ファン・お気に入り登録の方)向け
(ファン・お気に入り登録の方)向け
新興市場が強調展開を続けている。東証1部市場で日経平均株価が2万1000円割れとなる中でマザーズ市場は逆行高する場面もあり、実質新年度入りをまたいで相対的な強さを示している。名実ともに新年度入りする来週は東証1部市場の落ち着きが想定される中、投資家心理の改善にも恩恵を受けそう。マザーズ指数は昨年12月6日以来の1000ポイント大台回復も期待できるような相場となりそうだ。
今週3月25日、日経平均株価が今年最大となる650円安を記録した一方、マザーズ指数もマイナスとはなったが下落率は日経平均の半分以下にとどまった。また、権利落ち日という特殊要因はあるものの、同27日は日経平均に対して逆行高。週間ベースでも好パフォーマンスとなっている。期末の権利落ちに絡んだ売買の影響を受ける特性もあるが、新興市場への資金流入も増加している。来週は全体的な地合いによって、新興市場により買いが入りやすくなるとみる。
バイオ株物色は一時期ほどの盛り上がりはないものの、一気に資金が引くような事態ではなく、加えてAI(人工知能)関連などのテーマ株、直近IPO(新規上場)銘柄の人気も高まっている。そーせいグループ <4565> は高値圏で頑強な動きとなっており、オンコリスバイオファーマ(=オンコリスB) <4588> やアンジェス <4563> も力強い。これまでのバイオ株は短期的な値動きをするイメージが強いが、足元では足の長い資金が流入している。
新興市場のテーマ物色は入れ替わり立ち替わりとなることが多いが、バイオ株が強いままでALBERT <3906> やPKSHA Technology <3993> といったAI関連株が人気を集め、また直近IPO銘柄にも急騰株が出現。地合いの改善を各所で感じられ、来週もこれらの銘柄群に人気継続が見込まれる。直近IPOではPOSレジアプリのスマレジ <4431> (情報通信)、AI関連ではHEROZ <4382> あたりに追撃妙味がありそうだ。
今週3月25日、日経平均株価が今年最大となる650円安を記録した一方、マザーズ指数もマイナスとはなったが下落率は日経平均の半分以下にとどまった。また、権利落ち日という特殊要因はあるものの、同27日は日経平均に対して逆行高。週間ベースでも好パフォーマンスとなっている。期末の権利落ちに絡んだ売買の影響を受ける特性もあるが、新興市場への資金流入も増加している。来週は全体的な地合いによって、新興市場により買いが入りやすくなるとみる。
バイオ株物色は一時期ほどの盛り上がりはないものの、一気に資金が引くような事態ではなく、加えてAI(人工知能)関連などのテーマ株、直近IPO(新規上場)銘柄の人気も高まっている。そーせいグループ <4565> は高値圏で頑強な動きとなっており、オンコリスバイオファーマ(=オンコリスB) <4588> やアンジェス <4563> も力強い。これまでのバイオ株は短期的な値動きをするイメージが強いが、足元では足の長い資金が流入している。
新興市場のテーマ物色は入れ替わり立ち替わりとなることが多いが、バイオ株が強いままでALBERT <3906> やPKSHA Technology <3993> といったAI関連株が人気を集め、また直近IPO銘柄にも急騰株が出現。地合いの改善を各所で感じられ、来週もこれらの銘柄群に人気継続が見込まれる。直近IPOではPOSレジアプリのスマレジ <4431> (情報通信)、AI関連ではHEROZ <4382> あたりに追撃妙味がありそうだ。