本日の欧州市場でユーロドルは下値が堅い。ユーロポンドの下落につれて一時1.08457ドルまで弱含む場面があったものの、対ポンドでのユーロ売りが一服すると次第に下げ渋った。ドル円はもみ合い。手掛かり材料を欠くなか、110.70円を挟んだもみ合いに終始した。 NY市場は22時に1月米ケース・シラー住宅価格指数、23時に3月米消費者信頼感指数や3月米リッチモンド連銀製造業景気指数、翌2時に米5年債入札の結果が明らかになるほか、23時10分にポロズ・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁、翌1時45分にジョージ米カンザスシティー連銀総裁、翌1時50分にイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、翌5時30分にパウエルFRB理事が講演を行う。本日は米経済指標やイエレンFRB議長などの発言を受けた米長期金利の動向に注目。ドル円の目先の下値目処は昨日安値の110.116円。上値は昨日高値の111.15円や24日高値の111.482円、23日高値の111.579円、22日高値の111.798円などが目処になる。ユーロドルも米長期金利の動向次第となる見込みで、目先は昨日高値の1.0906ドルがレジスタンス、昨日安値の1.08101ドルがサポートとして意識されるだろう。その他では南アフリカランドが「ズマ南アフリカ大統領がゴーダン財務相の解任を検討」との報道を受けて一時売りが強まるなど乱高下しているため、今後も続報に注意しておきたい。
出典:GI24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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