同居は最短でお願いしますっ | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

お義母さまが狭心症の発作を起こした晩、
ワタシの携帯に、
ケアマネからメールが入っていた。
ワタシは昨日、気がついた。


発作を起こした日は、息子がお義母さま宅に行って泊まり、次の日の昼過ぎまで、お義母さまに息子が付き添ってくれた。
訪問看護師は1日1度の契約だが、発作の次の日は2回訪問してくれた。
ワタシは仕事から帰宅して息子に簡単に事情を聞き、
まあいたしかたない、と思った。 
お義母さまは87歳、心臓も弱る。

お義母さまは在宅が好きで、病院や役所はお金がかかる、役所の世話になると、自宅を寄付せねばならない、と思っているので、
身内がいるんだから、嫁や孫に親切にしてもらうのは、合理的だと思っている。
まあそりゃそーだ。


ケアマネのメールに気がついてから、すぐにお義母さまに電話をかけた。
ワタシは体調が悪いことを心配していると話し、
ワタシと同居したいか、入院はどうか、
お義母さまに聞いた。
お義母さまは、なんだかんだおかしなことは言うが、かなり自分の置かれた状況は理解している。
お義母さま自身も、自分があまり長くはないと思っている。
お義母さまは、
入院でも、同居でもいいよ、
あんた(ワタシ=嫁)にばかり頼って迷惑をかけるけれど、よろしく頼むね、
てなことを言った。
ワタシは、
ううん、寂しい思いをさせてごめんね、
○○さん(旦那のこと=嫡子の長男)と相談して、いいようにするからね、
と、
半分本気、半分ご機嫌とりで、
謝っておいた。


ケアマネからのメールには、
「タバコを吸わせないようにすること(狭心症にはタバコは禁忌)」と、
「1日2回、訪問看護師を入れるようにしますか?」
と書かれていた。
ワタシは、
「遅くなってすみません、お話しできますか?」
とメールをした。

その後ケアマネと話し、
現段階で、お義母さまに何ができるか相談した。

老健や特養の入所という手もあるそうだ。
ケアマネに、
ワタシがお義母さまと話した感触では、
入院もアリだし、
我が家にもう一度連れてくることもアリな感じであることを伝えた。
かかりつけ医が学会で留守で、まだお義母さまが診察していないこと、
旦那とも、費用やその他のことをまた相談してから、今後の方針を決めるとケアマネに伝えた。

そして仕事から帰宅した旦那と、お義母さまの今後のことを話しあった。


旦那は、
母親に残された時間はそう多くはないと感じていた。
医師の診断も仰ぐが、
母親の気質を考えると、
我が家に連れて来るのが一番いいかもしれない、と言った。
ワタシも、そう思う。
入院したところで、狭心症への大した治療はできないだろう。
トシも歳なんだし。
お義母さま宅で同居は何かと不便だ。
やはり、今の我が家か、もう少し広いところに引っ越して、お義母さまを呼ぶかだな。

ただし、長く同居は無理だ。
1年も2年もは、お義母さまと同居は無理だろう。
お互いに疲弊する。


さんざんふざけてこのブログに書いてきたけれど、
予測ができるのに、
お義母さまを1人っきりで旅立たせるのは忍びない。
それは、誰も望まない。

気持ちよいサヨナラをするために、
何ができるか、考えている。

ワタシは、
偉そうだけれど、と前置きして旦那に言った。
「お義母さんはシアワセだと思うよ。
優しい孫や、こんな物分かりのよい嫁で。
そんでよく今まで1人で頑張ってきたとも思うよ。」
と。

旦那はありがとうな、と言った。

ワタシは、この5年で、少しずつ覚悟はしてきた。
どんなカタチであれ、ベストは尽くそうと。
それが限られた時間であるなら、
お義母さまが満足する生活を、最後くらいは送ってもらいたいよ。


ただーし!
えーと、1年未満契約でお願いしまっさw
んー、
さ、3ヶ月にしてくれないかなw
んー、
3日くらいとか最高なんだけどw 



あ、結局いつものお気楽ブログになっちまいましたねw

お義母さま、
神さまにワタシから頼んでおくから、 
またしばらく、
しばらくなら、
しばらくだからねっ、
同居してもいいよw