最近記事が長いんだもの、
読んで下さるみなさんすみません。
♪わったーしのぉ
ひとみぃが、
濡れているのぉはぁー、
涙なんかじゃ、な、い、わ、
ないたりしなぁいー
って、…会社で泣いたわ。
悔しくて。
さて出勤せねば、と思っていた12時すぎ、店長から自宅にいたアタシに電話だ。
ぎゃーっ!
何しでかしたんだー!?
先日アタシはコートにネームを入れた。
刺繍ミシンを使って、田中(仮名)と入れたのだが、
コートのポケット口は縦に開いている。
だから、ポケット口に並行に、
縦書きで
田
中
が正しいのに、
田中
(回転してるよ、横向いてるの。パソコン?携帯?を90度右に傾けてみてね。
説明しずらいけど、
写真使うとUPできないかもしれないから。)
のように入れてしまった。
なんの疑いもなく。
間違っていると思っていなかったよ…。
店長と携帯でやり取りして、出勤前に、慌てて系列の隣の店舗に、同じコートを取りに行った。
電車とタクシーで。
(ちなみに交通費は自腹)
コートのお引き取りは夕方5時。
アタシが遅刻して自分の店舗に着くと、まず間違ったネームをほどくように店長から指示された。
綺麗にほどけたら、上から正しいネームを入れれば、問題なくお客様にお渡しできるのです。
がしかし、ネームをほどくのは大変なんです。
何時間もかかる。
アタシが店に到着する前に、他の人もほどいてくれていたけど、
この時点で、布地に穴は開いてしまっていた。
老眼にムチ打って、せっせとほどく。
今日はもう接客なんてする気はしない。
売ったって売らなくったって、アタシのお給料は変わらない。(報奨金、てのもあるけど。)
アタシはどうせどうでもいい雑用ばかりして、失敗して、みなさんの足を引っ張っているんでしょ。
雑用したところで、売り上げを作らねば大した評価がないのが、
この大手紳士服チェーン店の仕組みなのだ。
慌てつつ、丁寧にほどいて、お渡しする時間の10分前。
穴の空いたところ、布地のササクレが隠れるように、と願いながら、
慎重に刺繍する位置を計りながら、
アタシはミシンのスタートボタンを押した。
あああ、
布地のササクレが隠れていない…。
失敗しているのがバレバレだ。
結局アタシが取りに行った、新しいコートにネームを入れました。
この時点で、アタシのキャパを越えました。
上代8万のコート1着、ダメにしました。
がんばったけど。
こぼれ落ちる涙…。
家を出る時からいっぱいいっぱいでしたが、限界でした。
店長は何かとフォローはしてくれた。
間違ってしまったものは仕方ない。
アタシがみんなのネームを入れてくれているのは知っている。
充分に反省しているのはわかります。
などと言ってくれた。
その後、ウルウルするのを隠しながら、店のスミっこで、ワイシャツを整理する。
店長が近づいてきた。
まだ引きずっているんですか?と、アタシの様子を気にしている。
アタシは、
引きずりますよ、根に持つ性格ですから。
自分に悔しいだけですよ。
辞めたくなりました。
(ネームをほどいて、上からまた刺繍する時に、アタシは店長に言いました。
もう怖くてネーム入れたくないです、と。
帰りたかったけど、帰りたいとは言えなかったわ。)
などと言った。
店長なりにフォローをしてくれています。
決して厳しい叱責ではありません。
でもさっ!
時給850円で、なんてレベルの高いことを要求される仕事なんだよっ。
どんな仕事だって楽じゃないけども、
アタシにとってスーツ屋の仕事は、自分をバカだと痛感せねばならない仕事なんだ。
(3年働いて、レジ関係、会計、割引関係の間違いが多すぎるアタシ。)
もーいや。
もー、なんもしたくない。
ふてくされるのは間違っているけど、
ふてくされたーいっっっ!!!
得意とする分野、ミシンで失敗しましたからね。
閉店時間までこらえて働いて帰宅して、
息子にさんざん愚痴り、やさぐれた。
(息子は苦笑い。
ま、笑われたほうが救われるけど。
アタシの作っておいた夕食を給仕してくれたけど、アタシは食べる気にならなかった。
息子は、一度食べているのに、またアタシのぶんを食べた。
美味しいよ、と言いながら。
それは焼肉のタレで味付けしてるから、誰が作ったってんめえんだよっ、とやはりふてくされるアタシ。)
今も涙ながらに書いています。
(本当だともっ)
アタシは自分をバカだと思いたくないんだよっ。
人をバカにする側にいたいんだよっ。
(だから認知症のお義母さまと仲良くできているのさ…。)
もう働きたくない。
ぐず、ずび、チーン。(泣いて鼻をかむ擬音。)
おばちゃんが泣いても、汚いだけなんだよね。
…あんた笑ってるでしょ?
もうあんたなんか友達じゃないやいっ。
て、ただの読者ですね、最初からw
あー、生きるって辛いのよ、ちっちゃいことだけど。
ねえ、そう思いません?