イースター島3日目です。

明日にはこの島も離れます。

この旅も残すところ10日余りになりました。

今日は曇り空です。

昨日の夜はきれいに星が見えてたのに。

昼ごろは日が差してたけど、また雲が広がってます。

雨じゃないだけましかな?

今日の午前中は、海岸沿いを北へ。

昨日見たモアイを通り過ぎた先に、別なモアイがありました。

モアイって、並んで立っているイメージがあるので、一つだけ立っているモアイは寂しそうです。

モアイもいろいろな表情があるのですが、日本人がイメージしているモアイってどれだろうというのが、だんだん気になります。

マチュピチュの時も、TVや雑誌とかでよく見るマチュピチュってどこからのショットだろうというのが気になったんだけど。

今までの中では、石切り場にあったのが一番近そうな気がする。

午後もイースター島巡りです。今日で大体のところを周り、ガイドツアーも終了。明日は一日フリータイムだけど何しよう? 歩いて行けるところにあるモアイを見て、博物館へ行くつもりだったけど、そのモアイは今日のツアーで見たし、博物館は休館中らしいです。 ぼーっとでもしてるのもいいけど、それもかなりぜいたくだな? こっちは、昼間だとTシャツ1枚でもOKですが、朝晩はその上にセーターとウィンドブレーカーでちょうどいいか、少し肌寒いくらいです。ここに限らず南米の街では、野良犬・放し飼いの犬をよく見かけますが、ここは特に多いです。しかもシェパードとかそれぐらいの犬がわんさといますので、犬嫌いの人は大変かも。

今日もツアーでモアイ巡り。

今日のツアーには、日本の女の子も参加。
大阪の方から来たそうです。
ペトラであった子も関西系だったな。

イースター島一巡りしてきました。

と言っても今日は東海岸と北海岸、それにモアイを切り出した山です。

朝飯食べてからホテルのフロントへ行って、何か参加できるツアー無いか尋ねると、なぜか困り顔。

Full Day Tour があって、US$45で昼飯代がUS$20.

それは後払いでもいいけど、国立公園入場料は現金払いで、US$60$30,000持ってるか?

持っているよと答えると、じゃあ今から出発!

わぁ、貴重品とカメラは持ってるけど、なのも準備してないのに。

タイミングがいいんだか、悪いんだか。

マイクロバスで島を巡るツアーですが、運よくスペイン語ガイドのほかに英語のガイドがいまして、カナダからの老夫婦との4人での行動になりました。

結構注意事項厳しいです。

モアイも貴重なものだけど、それ以上にその土台の石(マハ)が重要なようで、その石に乗ってはいけませんということで、あまりモアイには近付けないし、近くの石に座っていても怒られます。

モアイに触ったり、石とか持ち帰ったりしたら、懲役および罰金刑ですまで、パンフに載ってます。

肝心のモアイですけど、やっぱり大きいです。

特にモアイを切り出した山に残っているものは、すごくデカいです。

どうやって運ぶつもりだったんだろうというか、運べなくて残しちゃったのかな?という感じです。

ちなみにモアイの顔は、石を掘り出す前に刻んであります。

この岩山にはたくさんのモアイが残っていて、切り出す前のものも多く、ただ岩の崖かと思ったらモアイだったという感じで、「ウォーリーを探せ!」みたいにモアイ探しができます。

モアイがあるの海岸沿い。

よくまぁ、山から運んだもんだなと思います。

モアイが自分で歩いて行ったという伝説の方が、説得力あるように感じちゃいます。

でもモアイには足がありません。

足があるモアイは島中で一つだけ。

山にありますが、なぜかきれいに正座をしてます。

ちゃんとかかとが見えてるもんね。

不思議?

今日は一日移動のみです。

リマからチリのサンチアゴまで行き、飛行機を乗り換えてイースター島へ。

今日は無事にリマで飛行機に乗れました。

無事?

チェックインに少々時間がかかりました。

同じ飛行機会社なので、そのまま乗り換えできるかと思ったら、サンチアゴでもう一度チェックインしないといけないようです。

そうこうしているうちにサンチアゴに到着。

イミグレ、税関を無事に抜けて、チェックインカウンターへ。

国内線の方のカウンターへ行ったら、国際線の方だと。

イースター島止まりじゃなく、タヒチのパボーテまで行くかららしい。

またまたチェックインに時間がかかる。

「今日の便?」とまで聞かれた。

オイオイ、まさか欠航とか無いよね。

5便だから、今日飛ばない日とかだったらどうしよう?

そんな心配してたら、チェックインできてました。

一安心して昼飯を食べてから搭乗口へ行こうとしてふとモニターを見ると、搭乗口が20Bから20Aへ変わっている。

隣りだから同じ方向だと思って歩いていくと、20A20Bの間にガラスの間仕切りが!

どうしたもんだろうと思っていると、横の売店のおばちゃんが声をかかけてきた。

20Aは国際線(パボーテ)行きで、イースター島は国内線だからこっちでいいのよ。」

ホンマかいなと思ってると、ホンマでした。

ややこしいこと。

サンチアゴからイースター島までは、3800km5時間半のフライトです。長いです。

座席のモニターの画面で、現在位置を見ると、ずっと海の上で周りは何もなし。

古いカーナビが付いている車で、海ほたるへ行った時みたいです。

空港にはホテルのスタッフが迎えに来てましたが、日本人の方でした。

南米に10年ぐらい住んでいるそうです。

歓迎のレイまでもらいました。

さて明日からはモアイ巡りです。


もう8周目です。

3/4終了です。

キトからリマへのフライトは、LAN航空では初めての窓側。

キト市内の写真撮りたかったけど、電子機器の使用不可だから残念。

高度上がるとただの雲海しか見えないので、本を読みながらうつらうつら・・・

一眠りして窓の外を見やると、アンデスの山々が!

中には雪をかぶった山も!

赤道に近いとこなのに、標高が5000mぐらいあれば、冠雪しているのね。

また冠雪している頂上の近くには、碧い水をたたえた池があってきれい!

冠雪している山の写真を撮ろうとして望遠で覗いていると、その山の遠くにも山の頂が見えます。

アンデス広いです!!

もしこの飛行機が落ちて奇跡的に助かったとしても見つけてもらいそうに無いような気がする。

墜落して、火や煙が上がったり、木々がずっとなぎ倒されたりしていれば見つかる可能性あるだろうけど、空中分解して破片が数10kmに渡って散らばっているというのじゃ見つからないだろうな。

後者のパターンだと、10代前半の少女が生還したということがあって、題名忘れたけど、70年代ぐらいに映画になっていたのを見た記憶あり。

前者に近いパターンで、雪山に不時着して何人かが生還したという実話があり、確か90年代ぐらいに「生きてこそ」というようなタイトルで映画化されていたと思う。

ただこっちの方は、じゃあ何も食べ物もない雪山でどうやって生きのびていたのというその後の話がメインだったような気もするけど。

まぁ、とにもかくにもお昼前には無事にリマへ到着。

午後ヒマです。

この前博物館巡りした時のタクシードライバーに、昼からリマの近郊の遺跡へ連れてってとお願いしてたけど、来てくれるかな?

とりあえずホテルのロビーで待つことに。

WiFiつながるから、前の会社の後輩へのメール書いてると、ドライバー登場!

ペルーの人は、いい人多いような気がする。

ということでパチャカマ遺跡へ。

空港からちょうど1時間。

小高い丘全体が遺跡になっています。

歩いて周るのに時間かかりそうです。

入口でドライバーの分まで金払わされた。

どういうことだろうと思いつつ、車の中に置いてある荷物を取ろうとすると、ドライバーが車に乗ってと。

? どういうこと?

車で周れるんだよ!

それでドライバーの分の入場料がいるわけか。

結構遺跡の中広いからこれは楽チン。

お金かかるけど、バスとかで来るは面倒そうなので、これが正解かも。

肝心の遺跡だけど、ガイド本にはちょろっとしか書いてないけど素晴らしいです。

メインの太陽神殿は基礎部分しか残ってないけど、インカの石の加工が間近で見れるし、丘の上の神殿跡からは周囲を一望できます。

特に波の荒い太平洋は素晴らしいです。

そのほかの遺跡は建物の一部の壁が残っているものもあります。

ママクナ神殿はきれいに壁が残ってます。でも近くまで行けない。

保護・保存や発掘調査のためだと思うけど、立ち入り制限が厳しいのが少し残念。

でも、リマからわずか1時間でこれだけの遺跡見れるんだから、行く価値は十分あります。


今日は、エクアドルのキトからペルーのリマへ移動です。

鍵を失くしたスーツケースは、テープでグルグル巻き。

テープは、昨日キトの街を歩いてる時に、売ってそうな店があったので入ってみたら、見事にGET

でも、巻くのが結構手間。

刃物は機内に持ち込めないからスーツケースの中。

ということは、テープをカットできない。

しょうがないから、テープの端にあらかじめ切れ目を入れていたら、そこで簡単に切れちゃってうまく巻けません。

そうこうして空港へ行くと、またまた空港のチェックインカウンターで、トラブル発生!

荷物が重量オーバー(25.3kg)!

テープ外してまた巻くのがめんどくさいので、お金払うと言うと、US50もするので1kg減らせばいいからと説き付されて、中身を出すことに。

ご丁寧に出した物入れる袋までくれました。

テープを外して、もらった袋の中に。

300g減らすには~。

食品以外はあまりものの重さって気にしないから分からないよねえ。

液体類は持ち込みの際に面倒だから、簡単に減らせるのは、やっぱり本!?

地球の歩き方でこれから使うチリの本を取り出し。

これだけでまだオーバーしていたらまた面倒なので、オーストラリアの本も取り出し。

そしてまたテープでグルグル巻き。

測ると24.45kg

2冊で850gですか。

とりあえずテープに関しては何も言われず。

めでたしめでたし。

袋はテープが入っているだけだから、捨てちゃって機内へ。

せっかくだから取り出した本でも読んで予習しますか。

アレッ、何かカバンの中身が足りないような?

テープが無いかしら?

チェックインカウンターでグルグル巻きにした後・・・

そのままもらった袋に入れた!

ということは、ごみ箱の中か。

リマで新しいテープ買わなきゃ。

それにしても荷物がまた増えてるな。

キトに入る時はチラ見だけど、22.7kgぐらいだったような気がするんだけど。

エクアドルでは何も買ってないはずなのに。

減らしようがないから、別なカバンへ中身を移しますかね。

中国やネパールで飛行機落ちてるみたいだから、それに比べりゃまだかわいいもんかな。


siosio blog

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キトへ戻ってきました。

今朝は朝6時から、チャールズ・ダーウィン研究所へ。

敷地の入り口?に警備員のお兄ちゃんが立っている以外は、誰もいない。

本当に入っていいのかな? という感じだけど、確かめる人もいないので、とりあえず中へ。

お目当ては、もちろんゾウガメ!

特に、ロンサム・ジョージです。

ゾウガメのマークをたどっていくと、最初に見れるのが、子亀。

子亀と言っても、神社の池によくいる石亀ぐらいのサイズです。

確か各島の子亀をここで育てて、外敵に襲われない程度になってから、それぞれの島へ戻しているはず。

順路に沿っていくと、すぐにロンサム・ジョージの看板が!

でもどこにいるのか分かりません。

隣りのエリアでサボテン食べてるゾウガメがいたから、そっちを見物。

またロンサム・ジョージのとこへ戻ると、いました! ゾウガメが!!

大きいのが一匹と、小さいのが二匹。

さっきからいたのかな?

説明にメスを二匹入れていると書いてあるから、大きいのがロンサム・ジョージ?

えらく首をぐだーっとして、生きてるんかいな? という感じです。

このほかにもゾウガメは飽きるほどいます。

飼育エリアの中にも見学通路があり、間近で見れます! というか通路上にいるやつもいたりします。

大きさもいろいろだけど、大きいのは甲羅の直径だけで1mオーバー!

こんなのが襲ってきたら、つぶされるな。

それから陸イグアナの看板を発見?

海イグアナはいっぱい見たけど、陸イグアナは見る機会無し。

せっかくだから見ときますか。

どこにいるんだろ?

地面に穴があるけど、もしかしてまだ寝てるのかな?

結局、影も形も無し。

ちなみにこの時間に、他にいたのは日本人観光客だけでした。

それからホテルへ戻り、海沿いにあるレストランでモーニング。

ペリカンとかの鳥がいます。

さすがにまだ、海イグアナはひなたぼっこには来ていません。

そんな中、海の中を泳いでるやつがいる。

アシカだ!

写真を撮ろうとしたけど、全然追いつきません!

息継ぎの時しか顔出さないし、水の中だとすごく動き早いし。

ここにいたと思ってカメラ構えていると、全然別なとこから、顔がひょこっと!

結局撮れたの、ネッシーの写真みたいな写りの悪い写真だけでした。

そんなこんなで、ガラパゴスを後に。

世界一周の途中で23日(結果としては一泊二日)寄るとこじゃないね。

やっぱり一週間ぐらい、少なくとも三泊四日ぐらいの時間を取った方がよさそうです。

あとどこに行って、何を見て、何をするかも計画しといた方がいいかも。

今回は、行けるとこに行って、見れるものを見て、できるものをする計画でしたが・・・


やっとのことで、ガラパゴスへ着きました。

いやぁ、ガラパゴスに入るのも結構面倒です。

キトの空港で、チェックイン前に書類を$10で購入。

ガラパゴスの空港に到着後、国立公園入場料$100支払い。

航空会社のバスで船着場へ。

船で対岸へ渡り、再びバスで、町まで移動。

バスや船は、満席になってから出発なので、空港に着いてから町まで2時間ぐらいかかります。

ホテルに着いて窓を開けると、オーシャンビュー。

正確には入り江ビューかな。

でもホテルのプールやカフェのすぐ外が海です。

プールサイドには海鳥がいる!

レストランの屋根の上には、ペリカンも!

うん?

プールサイドには、海鳥のほかにもなんかいるな?

もしかして?

いきなり、海イグアナ!?

でもちょっと小ぶり。

ホテルの部屋からだと、イグアナがちっこ過ぎてうまく写せないので、プールサイドへ。

カフェの方にもイグアナがいるので、そっちの方にも写真を撮りに。

!?

誰か寝てる!?

どっかのお父さん?

いや、違う!

アシカだ!

これだけで、大分満足したけど、せっかくだから出かけることに。

今日は日曜のせいか、休んでいる店が多いです。

それにもう午後なので、ツアー会社も閉まっているとこ多いです。

船着き場近くで何軒かやっているツアー会社があったので、そのうちの一つに午後から何かツアー無いかと聞くと、2時からクルーズがあるよと。

時計を見ると、23分前。

何とタイムリーなこと。

本当は、島の中を巡るツアーが良かったけど、まぁこの際ぜいたくは言えません。

近くの島を巡る4時間コースだけど、シュノーケリング(俺はやってないけど)や島に上陸して海イグアナ見たり、火山の噴火口の跡を見たりしました。

結構内容充実です。

今日は、チェックインうまくいきました。


搭乗ゲートへ行くと、行き先が二つある!?

また途中下車か!?

でも今日は先に降りる方みたいです。


とりあえず無事にエクアドルの首都キトへ到着。

イミグレも簡単に済み、荷物もピックアップし、さて空港を出ようかとすると、持ち物検査のX線が!?

中東のどっかの国でもあったなl


スーツケース開けろということなので、中身を見せたところ、まぁ当然だけど、問題無し。

タクシーのチケットを購入し、両替をしなけりゃいけないので、尋ねてみると、出発口の方にしかないということなので、タクシー待たせてそちらへ。


窓口で、一万円札を出すと、

「日本円は取り扱ってない。」

みなさん、エクアドルへ行く時は、事前に米ドルへ両替しましょう。


仕方なく、ホテルへ。

空港から割と近く、10分ぐらい。

と言うか、空港が町に近いのか。

ちょうど丘の上にあり、部屋も端っこなので、キト市街と郊外を見下ろせます。

ホテルにはカジノが併設。

ペルーにもカジノはあったな。

ホテルで、ATMがあるか尋ねると、案の定、

「カジノの中に。」

まぁ、あって何より。


ひとまず一安心ということで、町を散策へ。

今日は歩いて行ける、新市街地の方へ。

土曜の午後にしては、人が少ないかな。

そのうち小洒落たカフェやレストランがある一角へ。

この辺は多少にぎわってます。

「KARAOKE」の看板も多いな。


どのレストランがいいのか分からないので、ガイド本に載っている店へ。

泊まっているホテルから、徒歩10分ぐらいかな。

食べ終わって、歩いて帰ろうとすると、

「危険だから、タクシーで帰れ。」

と言われちゃいました。

ふーん、そういうとこなんだ。


ホテルに戻り、シャワーでも浴びようと思い、スーツケースから着替えを出そうとすると・・・


アレッ!?


もしかして・・・


旅行前から、一つ心配していたことが現実に!


スーツケースの鍵が無い!


スペアキーが行方不明だったので、旅行前からこれ失くしたらどうしよう? とは思っていたんだけど・・・


空港では確かに開けて、またロックして、そのあと鍵を・・・

うーん、思い出せん!

ポケットと飛行機の中に持ち込んでいたカバンの中身をすべて出してもやっぱりない。


うーん、開かずのスーツケース持っていてもしょうがないから、

ホテルのフロントへ、工具化してと電話をすると、

「人を寄こすから待ってて。」

?と思いつつ、待っていると、五分ほどして工具を持ったおじさん登場。


スペイン語しか話せないみたいなので、身振り手振りで、開けたいというふうに説明したら、

金鋸の歯のようなものを取り出し、鍵穴にさして、コンコンつつき始めた。

そんなんで開くわけないよなと思いつつ見てると、鍵がカチャカチャいい始め、「LOCK」の表示が「OPEN」へ。

ウソッと思いつつ、開けてみると開いた!

結構、感動!

おじさん満足げ。

とりあえずお礼を言って、チップを渡しました。


しかしスーツケースのかぎってそんなに簡単に開いちゃうもんだったの?

ちょっとショック。

でもこれkらどうしよう?

ロックできないスーツケースは預かってもらえないんじゃなかったっけ?

テープでぐるぐる巻きにすればいいんだっけ?

まぁ、その時考えますか。

明日早いから寝ようっと。


しかしまぁ、中南米ラウンドに入ってから、ほんとにトラブル続きだな。