しかし、それは今日ではない | のびのび勉強できる空間「新安城スクール」~塾の日々~

中3生は昨日、最後の学年末テストがあり、これで高校入試の合否に関わる内申点が決定する。

これからは当日点のために、最後まで気を抜かずに、勉強を続けていくことになる。

塾では毎回、そっくり版予想問題に取り組み、得点力を磨くとともに、忘れている基礎力を完璧に仕上げていく。

 

しかし、思うように得点力が上がらず、悩む生徒も少なくない。

悩んで勝ち取ったものこそ価値がある、などと言えるのは他人だからである。

当の本人はもがいても、もがいても這い上がれない、深~い穴の中にいる気分だろう。

 

あきらめたくなるだろう。

志望校を下げようかと思うかもしれない。

そんなときには、こう声をかけてやりたい。

 

「あきらめる日が来るかもしれない。

志望校を下げる日が来るかもしれない。

しかし、それは今日ではない。」

 

つまり、今日はまだやれることがあるのではないか。

それをやってからあきらめてもいいのではないか。

あきらめる前に、本当になすべきことをなしたのか。

そんなことを気づかせてあげたいのだ。

 

生徒たちとともに悩む1ヵ月半が始まる。

 

じゃ、また。

 

注:「しかし、それは今日ではない」は映画の中のセリフ。

 

 

今日のモン「全豪テニス、むこうは猛暑だってよ」