1月は塾の組合や出版社主催の教材展示会がある。
教材だけ展示しても塾の先生に来てもらえないので、主催者側は同時にセミナーを行う。
私も今月、3件の展示会・セミナーに参加した。
セミナーの内容としては、高大接続による入試の変化、教科化される小学生英語、映像教材・デジタル教材の活用法など。
つまり、2020年を境に大きく変化する教育界についての話が多い。
それを元に、塾としては何を提供することができるのか、どういう授業構成にしたらよいのか、どんな教材を使うべきなのかなど、あれこれ考える。
とりあえず、次の4月から何を変えていこうか決めなければならない。
だからといって、日々の授業をおろそかにはできない。
中3生にとっては受験まで1ヵ月半。
中1・2の学年末テストも近づいてくる。
小学生はそろそろ学年のまとめである。
潮の満ち引きのように、1年の中にも満潮と干潮があり、そのとき、そのときを刻んでいく。
年度末はすべてが満潮を迎えるようだ。
先日のセミナーの中に、生徒とのコミュニケーションの話があった。
はたと思い当たった。
授業や指導方法ばかりに気を取られていて、生徒との触れ合いという最も基本的なところを忘れていたかもしれない。
寒いからといって閉じこもらず、外に出て人の話を聞くことは大切だ、と改めて思った。
この世はすべて人と人とでつくられる。
だからこそ、忙しい時こそ、思いやりの心を忘れてはいけないぞと、自分に言い聞かせた。
じゃ、また。
今日のモン「雪が降ると大変だな」