シモンはシタカンダル星の女王である。
彼女はその美しさと知恵で知られ、シタカンダルの未来を担う存在だった。
しかし、シタカンダルの未来にはただ一つ欠けたものがあった。
それは男性である。
実はシタカンダル星の男たちは争いが絶えず、とうとう全滅してしまったのである。
「このままではこの星は消えてしまう。。。」
シモンは自ら指揮を執り、地球にやってきた。
そしてあきらかに地球の文明を超す、シタカンダル星の技術力を鼓舞し威嚇した。
地球はその対策に追われたが、選択の余地はなかった。
よって、その和平を選ぶことになった。
シモンと国際連合の事務総長の間で、和平の事務協議が行われた。
シモンの条件は、
「温厚で優しく、人に寄り添うだけでなく、頭脳も明晰で、イケメンな男性」
を差し出すことであった。
国際連合では世界中の大使を招集して協議をしたら、俺がその男性に選ばれた。
「なんてことだ!」
俺と妻は抱き合って、その不条理に泣いた。
「空が泣いたら雨になる山が泣くときゃ水が出る~♪」
「好きよ~あなた~今でも~今で~も~♪」
妻は俺を奪われ、涙した。
そのかわりに国際連合はその過ちを償うため、阿部寛を妻に差し出した。
妻は最初は混乱したが、やがて阿部寛と共に幸せな日々を送った。
阿部寛は妻の心を満たし、新たな未来を築いていったとさ、めでたしめでたし。
では🖐️。