たんぽぽと薔薇 | Sinoの空もよう

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音にのせて 歌にのせて


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たんぽぽ、は最近春以外も色々な所でお見かけしますが、

やっぱり春が一番輝いて見えます。気のせい?

「たんぽぽ」を見てると、小学1年生の時の担任の先生を思い出します。

大好きな先生でしたが、私が高校1年生の時に他界されました。

先生が当時、好きだと言っていた歌が「たんぽぽ」という曲だったので、よく歌ってました。知ってる方も多いかなぁ。

この時期、先生を思い出すと歌詞を読み返します。

その度に変わらずに思うことは、先生はたんぽぽのような生き方をされていて、そんな先生が私は大好きだったこと。

3番の歌詞が一番好きなんですが、ここ最近少し心に引っかかっる部分があるんです。

「ガラスの部屋の薔薇の花より」

ここの部分です。たんぽぽの環境と
比較するために出てくる一文です。

小さい頃は、「ガラスの部屋の薔薇の花」これがつまりいけないことだと思い込んでいたけど、

ガラスの部屋の薔薇の花も、色々な思いを抱えてるんだろうなぁ。きっと。と、思うようになりました

ガラスの部屋の薔薇の花は、太陽の光をいっぱいに浴びて、雨の恵みを身体中に受け、爽やかな風や、満天の星空や、蜜蜂やありの友達や、自分の知らない世界を沢山知ってるたんぽぽが、羨ましかったのではないのかな。

暖かいガラスの窓の部屋の中、傷ひとつない薔薇の花、というイメージが強く、長い間「薔薇の花」に変な先入観を持ち続けていました。

薔薇の花はそう、とても綺麗です。綺麗で美しく、香りも良く、トゲもあります。

それは、ガラスの部屋の中で、たった一人のご主人さまのためだけに、孤独と戦いながら、健気に花を付けるからこその美しさだと私は思います。

何が幸せかは、人によって違うし、どれが正解で、不正解なんて一つもないので、出来ることは、今の自分を精いっぱいに生きること。私が私を生きること。

そこがやっぱり一番大事ですね

明日からお天気崩れてしまうそうで、今年も桜が楽しめるのも残り僅かになってしまいました

当たり前でないこの今2017年4月6日春、一瞬一瞬を大切に

※誤字脱字に気がついたら笑ってないで教えてください

よしのまりこ