長女ちーの中学受験を意識して,先日に近隣のミッション系私立中学の文化祭に行ってみた。
ちなみにこの中学はいわゆる「放っておいても千客万来」てな有名校ではないし,片田舎に位置しておりアクセスも不便。
いわゆるスベリどめってやつだが,そう思っているのは親バカなる自分だけかもしれん。
まずは中学入試説明会が行われている教室へ向かう。
「生徒・教師・父兄の三位一体となった人間教育」
立派な理念が,教壇で説明をしている講師の先生の真上に掲げてある。
とともに,最近伸びている進学実績が紹介される。
なんでも英語に力を入れた教育方針が売りで,英検2級が中三で○○人とか,英語で有名な△□大合格者○○人とか。
なるほど英語に特化した教育は,こうした地方無名私立中学の生き残り戦術なんだろう。
「へえ~,進学実績がスゴイね」とシノ妻がちーに話しかけるが,ちーはまだそんなことに興味がないようだ。
「あのな,ちー,英語しゃべって何するかが問題やねん,これからの時代はな」と,エラソーに余計な蘊蓄をたれる自分。
説明会の後,キャンパスを闊歩してみる。
文化祭を楽しむヒトをざっと眺めると,父兄と思しきヒト達の出席率が高いのに気づく。
中高生:明らかに30歳以上=1:1くらいか。
父兄を含めた三位一体教育の効果かもしれんが,圧巻なのは模擬店だ。
模擬店の裏方さんはすべて父兄。
たとえば1メートル四方の大きな鉄板に4~5名の奥さん連中が群がって,大量の焼きそばを焼いている。
楽しそうな奥さんたち・・・なんて言うときっと叱られそうだが,自分の青春時代を思い出してでもいるのだろうか。
大量に供給されるジャンクフードは,これまた駆り出されている近くの父兄たちの胃袋へと消費される。
自給自足というか,地産地消というか,これじゃ体のいいあらたな寄付金集めシステムじゃねーか!
「なんやねん,ココ」とか「父兄,うじゃうじゃやな」とか「文化祭なんかに参加して,三位一体って言われてもなぁ」とか,歯に衣着せぬ素直な感想を口にする自分。
すると,「ちょっと!」とシノ妻に体育館の裏に連れていかれる。
「ちーの前で,あんまり悪いことばかり言うのやめてよ~」とシノ妻。
「はぁ~?」なんか怒られてるのは分かるが,よく飲み込めない自分。
「ちーのことやから,受験してもここしか受からんかもしれんし・・・ここに来ざるを得なくなったらってことを少しは考えてってこと,もーバカ!」
かなりおかんむりだ。
それから少し歩きまわって文化祭の様子をもう少し見てみるが,会話少なく笑い無し。
「はぁ~,もう帰ろか」
この中学の見学がおもしろくなかったというか散々だったのは明らかに自分=夫のせいだ・・・という非難の視線を感じつつ,無言の家路につく。
なんかちょっと違うような気がするのでちょっと違うなぁと言っただけなのに・・・・・面目ない。