じっと待つ | 『しのゼミ』

『しのゼミ』

日常で出会った「気付き・笑い・学び」を綴っています

いよいよ新年度スタート。

今年度最初のポリクリ実習のグループに,自分のよく知る学生がいる。

仮にAクンとしておくと,Aクンはお医者さんの息子。

こう書けば,血筋というかサラブレッドを想像してしまうが,Aクンに限ってはちょっと違う。



Aクンの成績は鳴かず飛ばず。

っていうか,最下位に近い。

なにしろ講義出席率がギリギリ。

決まって出席日数が規定に足りない問題が起こる。

そして,年度末に留年の危険性が出てくる。

それを追試やら再追試やらレポート提出やら呼び出しのうえ説教やらでなんとか凌いできた。

周りの心配をよそに,相変わらずのマイペースなAクン。

そんな彼は,まるで糸が切れそうな凧のように見える。

危なっかしくてしょうがない。

糸が切れたら最後,風のむくままどこかへ飛んで行ってしまう。

そういう生き方もあると言えばそうなんだが・・・・・



片や,中一になった長男いっ君。

電車通学になるので少し心配したが,なんとか楽しく通っているようだ。

しかし,すでに「寝過して最寄駅通過」事例が一回。

「公衆電話のかけ方がよく分からん」事例が一回。

相変わらず,まだまだprematureな状態だ。

そして今日は,「雨のため,タクシーで帰宅」疑惑が発生。

傘を忘れたいっ君の学校帰りに,しょうがなく最寄駅まで迎えに行った母。

母が最寄駅に着くと,そこには今まさにタクシーに乗ろうとするいっ君の姿が・・・・・

気付いた母がすぐに呼びとめたから良かったものの,どうやら遅い母の迎えにしびれを切らして,なっなっなんとタクシーに乗ろうとしたらしい。

どこまでアホなんだろう・・・・・

親として情けないやらイライラさせられる。



実を言うといっ君,上記のAクンの出身校と同じ中高一貫校に通うことになった。

そう言えばこの二人,行動パターンや性格(危機感なし,どっか抜けてる,のんびり屋,まぁええか主義)がけっこう似ている。

なので,自分的にはこの二人がダブって見える。

そしてAクンには余計な助言を,いっ君には余分な説教を垂れてしまうことになる。

成績を良くせよとは言わん。

せめて最低限のマナーだけは守ってくれ!

結局は本人たちが気付いて自覚するのを,じっと待つしかないんだが・・・・・