自分の実家にて連休を過ごしていたところ,
突然,ウーーーーというサイレンが鳴った。
窓から外を見てみると,裏山が煙で霞んで見えにくい。
これはひょっとして・・・
火事か?
自分の田舎には,消防署がない。
・・・「ない」と書くと語弊があるので,少ないと言うことにする。
そもそも出火件数が少ない広大な過疎地域。
それをすべてカバーしうる消防署というものは作りにくい。
ので,地区ごとに自前で消防団を組織する。
要は,地元に住む若い衆が,消防団員を兼ねている。
普段は手に職を持つが,いざとなったら消防団員に早変わり。
そんなボランティア精神溢れる互助組織が,地域の消防を下支えしている。
まぁどこの田舎でも似たようなもんだろう。
少し経つと,あちこちからサイレンが集まってくる。
消防車がやってきた!
実際のところ,あの真紅のボディーが勢いよく走りすぎる様子は,血湧き肉躍るというかヒトをして興奮せしめる。
「紅い」跳ね馬であるフェラーリが,なぜあのように人々を魅了するのかの一つの答えなのかもしれん。
そして,シノ実家前のせまい道を時速60kmを越えるスピードで走り抜けていく消防車。
その車体の横には,○○地区消防団の文字がある。
○○はすぐ近くやから,さすがに来るの早いなぁ・・・
△△地区の消防車のすぐ後には,消防の恰好をしたヒトが運転する車が2台続いていく。
消防車出動に遅れたヒトが,自家用車で追いついてきたのか?
それにしても△△なんて遠いところから・・・・・わざわざお疲れさんです。
そんな風にして何台もが通り過ぎていき,
直に十数台の消防車が裏山の麓に集結した。
っで,肝心の火事はというと・・・・・
山麓の田んぼで勢いよく火を燃やしてたのを,誰かが山火事と誤認したらしい。
消防車が勢揃いした頃には,田んぼの火はすでに鎮火。
とんだことになってしまったが・・・・・
誰を責めるわけにもいかず。
そのまま流れ解散になって,消防車群は静かにゆっくりと引き返していく。
近所から集まった野次馬も,みんな笑顔で引き返してくる。
三連休の中日での緊急出動,ホントにお疲れさんでした。