病理医テル先生の誕生 | 『しのゼミ』

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日常で出会った「気付き・笑い・学び」を綴っています

▼ プロフィールです❤

名前:テル

性別:♀

身分:研修医二年目

出身地:この辺じゃない

出身大学:西日本大じゃない

趣味:とくにない

彼氏:居るような居ないような

帰宅したら:ビール飲んで寝る

自炊は:あまりしない

休日は:本読んでボーっとする

自己PR:病理をやってあげてもいい




▼ うれしさの背景その1

医師になって二年目の研修医たち。

三年目からは,また新たな進路選択を強いられる。

そのまま研修している病院に残るか,または別の病院や大学などに移るか・・・・・・

だいたい二年目の夏くらいには,身の振り方が明らかになってくる。

・・・何がうれしいかって,我が大学の二年目の研修医で病理医を志望するヒトがいる。

そもそも,病理医を志すヒトなんてメッチャ少ない。

毎年ウチの卒業生が100人弱で,そのうち一人いるかいないかくらい。

ということは,確立たったの1%をめぐる攻防だったりする。

ヘタすると,2~3年の間,誰も志望者がいないことがある。

ということは,四捨五入して確立0%になるのだけは阻止しようとする攻防だったりする。

このように,病理医志望は「狭き門」なんて威勢のいい話ではなく,「開きっぱなしだがヒトが通らずの門」という少し情けない話なんである。

それに,病理医って日本には現状で2000人ポッキリしか居ない。

たぁ~ったの2000人。

それはたとえば・・・

日本中の病理医をかき集めて,甲子園を満席にしようと思っても,前2列目までくらいしか埋まらんかもしれん。

阪神競馬場に集めたとして,第一コーナーからターフに一列に並んだとしても,第四コーナーにも辿りつけんかもしれん。

この,ちょー淋しい現実。

たとえたった一人増えたところで,甲子園の3列目の一席が埋まる程度で,まったく何も変わらん・・・という厳しいご指摘もあろうが。

とにかくメッチャうれしい。




▼ うれしさの背景その2

研修医の進路選択においては,ウチのような地方大学病院では完全に「売り手市場」。

いわゆる「入局」に際しては,原則として研修医は好きな科に行ける。

なので,常日頃からの勧誘活動が重要になってくる。

何もしなければ,いわゆるメジャー科(内科とか外科とか)に入局が集まるだろう。

やっぱ,メジャー科はイメージが良い。

理想の医師の姿を思い描くと,多くの人はブラックジャック(=やり手外科医)とか赤ひげ(=内科開業医風)なんかが出てくる。

それに比べると,病理なんて顕微鏡を覗く辛気臭いイメージしかない。

それに潤沢な資金と豊富な人材をお持ちのメジャー科。

まるで○ャイアンツ。

それに比べてこっちは○ープ。

イヤ・・・西日本大付属高校野球部くらいかもしれん。

とにかく圧倒的に不利やん!

この逆境にもかかわらず,地道なスカウト活動を続けて。

とうとう待ちに待った結果が出た!

しかし,メッチャ地味なイメージをものともせず,○ープに入団するというテル。

この果敢な選択者の素顔とは一体・・・?

ヘンな奴かもしれんけど,これからの活躍を期待したい・・・・・ブログ的にも。