文部科学省による科学研究費の申請締め切りが迫っている。
だいたい11月に申請が受理されて,1~2月に審査があって,来春に結果発表となる「科研費」。
その採択率は20~30%程度。
まぁ狭くもなく広くもない。
自分はと言えば,申請を出してもこのところ連敗続き。
なので,しこしこと申請書の下書きをするが,なかなかやる気が出ない。
やっぱアイデアが錆び付いてるし,実際の成果もいまいちやし・・・・・
自分もそろそろかな・・・と,どうしてもうつむき加減になりがち。
自宅に持ち帰った研究申請書に向かうが,なかなか進まない父。
常ならず真面目にネットで論文検索したり,シノ妻に愚痴ったりする父を見聞きする子供ら。
そんな中に,連日のノーベル賞獲得の話題がシノ家にも飛び込んできた。
長女小四のちーが,申請書と格闘中の父に珍しく話しかけてくる。
「ねえねえ,お父さんはノーベル賞取れるの?」
フンッ
あまりの無邪気でアホな質問に,鼻で笑ってしまう。
「取れるワケ無いし,そんなもん狙っとらんけど・・・・・わからんぞ取れるかも」と父。
「うそや,わかってるって」
「何が?」
「ゼッタイにノーベル賞取れへんって」
「なんでや?」
「あれは,もっとずーーーっとエライ先生しか取れへんらしいわ,おばあちゃんそう言ってたし」
「そうやなぁ」
「研究って難しいやん?」
「そうやな」
「そんなら止めときって」
「んっ?」
「お父さんは顕微鏡だけ覗いてたらええねん,な?」
「・・・・・・・・・」
子供にまでこんな慰めの言葉をもらって,
“研究=ノーベル賞を取るため”という誤解を正してやることも忘れて,
ほとんど立ち直れなくなっている自分。
こうなりゃ,自分的にはいっそのことイグノーベル狙いでいこか?と元気を出したいところだが・・・・・
こういう日はブログのみはかどる。
(イグノーベルもメッチャ難しくって,あんたみたいには絶対ムリ!・・・っていうコメなしということで)