▼ ゲブレシラシエ
マラソンの世界記録保持者。
北京五輪では,持病を理由にマラソン不参加のエチオピア人。
先日のベルリンマラソンでは,その鬱憤を晴らすかのような2時間3分台の世界新記録更新。
その報道もたくさん成されたが,プロのアナウンサーでも言いにくいようだ,この選手の名前。
「ゲブレシラシエ選手」とすらっとは出てこない。
「ゲブレ・・シ・・ラシエ選手」と,途中ゆっくりとなってしまう。
言いにくいので,当然記憶はしにくい。
その理由としては,思いもつかんというか初体験的な「文字並び」という要素が大きい。
ゲブレ・・・まではなんとか許容できるが,ゲブレシラ・・・となると日本人にはなじみのないというか,聞きなれない「文字の並び」となる。
最後に・・・レシラシエでピリオドとなると,もうお手上げって感じ。
レシラシエ~ってなんやねん,ドレミファドンか?と思ってしまう。
これはどうすれば記憶できるのか?
たとえば,こんなのはどうだろう。
自分たちの既知のものに無理やり置き換える強引な方法。
名付けて「勝手に着せ替え記憶術」。
たとえば,名前の最後の文字「エ」を「レ」と勝手に変えさせて頂く(スイマセン)。
そうすると,ドレミファソラシドで聞き慣れた音階「レシラシレ~」に変換できる。
そうなったらこっちのもん。
あの難しかった名前が,ゲブ,レシラシレ~と(後半のみ)記憶に入りやすくなる。
なかなかの名案。
しかし記憶したものを表現しようとする時に,最後の「レ」を「エ」に再変換し直すという大事な作業が残っている。
十中八九これを忘れそうなのが難点。
▼ Principle
これは「主義」とか「原則」とかいう意味を持つ英単語。
高校時代に,自分が結局覚えることができなかったものの一つ。
似た単語でPrincipalがあるので,どうしても区別して覚えることが出来なかった。
っていうか,面倒くさくなって,まぁええかと放っておいた(性格出とるわ~)。
記憶しづらい理由はただ一つ。
似た単語があるのでこんがらかるという要素のみ。
こういう場合の記憶法はどうか?
たとえば,こんなのはどうだろう。
一つだけ覚える。
っで,もう一つは捨てる。
つまり,簡単に言えばもう一つは無視して覚えない。
名付けて「口減らし記憶術」。
両方を一挙に覚えてしまおうと欲張るからアカン・・・という発想。
なので思い切って(というかサボって)一つは覚えない。
一つの記憶が確実になったら,もう一つに挑めばいい。
この案,きわめて合理的(たまにはいいことも言う)。
しかし,捨てられたもう一つの身になれば,覚えないなら記憶術や無いやん・・・・・という突っ込みが成立するのが難点。
それに,ほんのちょっとの気合いで二つくらいの英単語なら覚えることができるのも難点。
▼ ナフトールAS-D-クロロアセテートエステラーゼ
これはエステル結合の加水分解を触媒するエステラーゼ活性を利用した染色法。
主に血液や骨髄において頻用される酵素染色法。
けっこうオーダーする染色法なんだが,いつも「ナフトール,なんとか」と言っている自分。
かれこれ十年以上はこの言い方で押し通している。
この記憶しづらい理由としては,覚える気がないという要素が大きい。
それならば,こんなのはどうだろう。
どうせ覚えないんだったら,短く簡単にしてしまう。
名付けて「そこまでするか単純化記憶術」。
たとえば頭の三文字だけとって「ナフト」。
イヤもっと思い切って二文字の「ナフ」。
この「ナフ」くらいになれば,微妙な落ち着きの無い二文字感がインパクトあって記憶しやすい。
しかし・・・・・
覚えることは出来ても,コミュニケーション・ツールとしては使えないのがいけないところ。
たとえば技師さんに「ナフの染色頼むわ」といきなり言っても,
「・・・なっ・・・なんすか?それ」となる。
まぁ説明なしには伝わらんな,ぜったいに。
それに,なんすか?と問われて説明しようとしても,元が記憶されていないので何も説明できない。
記憶はできるが使えない・・・
とりあえずの目的は達成だが,おおもとの理念を失ってるところが難点。