シノ家の防空壕 | 『しのゼミ』

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日常で出会った「気付き・笑い・学び」を綴っています

自分はいわゆる「マスオさん」状態。

家庭ではシノ妻方の両親と同居の身。

結婚直後は違ったが,それなりに紆余曲折を経て現在に落ち着いている。



この両親は,そこまでせんでもええのに・・・くらいに自分に気を遣ってくれる。

そして手が足りない時には,子供らの面倒を見てくれる。

いつも感謝しているし,いつまでも元気で自由気儘にして欲しい。

だから,なるべく干渉しないようにしているが・・・・・

こんな相互扶助と善意溢れる「二世帯状態」。

それをこともあろうに,都合良く自分勝手に利用しようとする悪い輩がいるんだな,これが・・・しかも身近に。



たとえば「おーいっ,テレビの約束時間,過ぎてるんちゃう?」となると,「そんなんムリやって」と一言残してばあちゃん部屋で続きを見る長男いっ君。

たとえば「こらっ,○△×すんな,アホっ」となると,「そんなん知らんわ~」とばあちゃん部屋へ避難していく長女ちー。

たとえば「もー,あんたはどうして・・・」となると,「うぇーん,ばあちゃんがいい」と泣き真似をしてばあちゃん部屋へ待避する次女みー。

ばあちゃん部屋は子供らの恰好の避難場所。

父母の怒りや,自分のしでかしたコトのほとぼりが冷めるまでの防空壕。



祖父母の部屋には決して入らない(特に自分は)ことを良いことに,子供らはばあちゃん部屋に逃げ込めばセーフなことを知っている。

時には,怒られても納得がいかない時など,「こっち来てみろ~」とばあちゃん部屋から挑発することもある。

特に狡賢いみーは,ばあちゃんは何でもしてくれることを良いことに,それを利用しまくりのまっくりまっくりで。

先日の週末も,みー以外のいっ君・ちー・母が出かけて留守。

売店でお菓子二つを買う条件で,みーを大学病院に連れて行こうとする父だが・・・

「え~~,大学病院,イヤや」とみー。

「お菓子二つの大サービスやん,みー」と父。

「お菓子三つならええわ」

「三つはアカン」

「三つなら行ったるわ」

「アカン,二つや」

・・・どうでもいい押し問答が続く。



「ほんなら,ばあちゃんに聞いてくるわ」とばあちゃん部屋へ向かうみー。

何やら相談の後,ばあちゃん部屋からうれしそうに戻ってきたみーが言う。

「大学病院やなくて,ばあちゃんとコンビニ行ってくるわ」

「なんや,せっかくのお菓子二つやのに」

「ばあちゃんなら三つ買うてくれるって」

「じゃあ,ばあちゃんにお菓子をみーに買い与えないようにって言うぞ~」

「べーっだ,ばあちゃんには何も言えへんクセに~」

確かに言えんが・・・・・最近は特に生意気な口をきくみー。



まぁこんな子供らの「逃げ場所」もあった方がええかもしれん。