新臨床研修医制度が3年ほど前からスタートして,医師不足や僻地医療問題がマスメディアにとりあげられて久しい.
自分の属する大学病院も,以前は卒業生の半分弱がいわゆる「医局」に入局して,地域医療を支える核となっていた.
4月には若葉マークの初々しい若手がワンサカで,彼らがいろいろやらかしてくれるので,何かと大変だったのであるが・・・.
いまやその制度は見事に崩壊し,若手がいなくてさみし~思いをしている.
今日はそんな逆風吹き荒れる中,ひとりの訪問者がある.
今年二年目になる某研修医クンが,当初の予定を変更して自分の所属科にローテートしたい,と申し出てきた.
二年間の研修の後半は「選択」で,自分の興味しだいで好きな科をまわることができる(途中での変更もフレキシブルに可能).
断る理由などないため,「いいよ」とあっさり承諾.
そう言えば,先日も同様に自分の部門への変更がひとりあったっけ・・・・・・ひょっとして,自分たちって研修医に人気があるのかも・・・・・・んなことって・・・・・・まさかねぇ・・・(と,思い込みのイイ気分!).
研修も二年目の佳境に入っての変更が相次ぐって,まさしく「研修医の駆け込み寺」みたいじゃん・・・(ちょっと意味違うか・・・).
頭を冷やして冷静に分析すると,自分たちの部門の研修は以下のようなことをモットーにしている.
1)研修医教育に愚直に時間を割く (ちゃんとやるよ)
2)いろいろな業務を結構やらせてあげる (いいからやってみな)
3)研修期間の最初と最後に飲みに行く (自分の趣味です!)
でも,こんなことで(別の部門でもやってるけど)人気なんて出てこんわなぁ・・・.
冷静に考えた結果,「たまたま偶然」という分析結果に落ち着いた.