研修医の集め方 | 『しのゼミ』

『しのゼミ』

日常で出会った「気付き・笑い・学び」を綴っています

今日は研修センター委員会があった.

これは自分の所属する大学病院での研修医(1・2年目の新米ドクター)に関する全般を取り仕切る委員会のこと.

ここ数年の大学病院への応募研修医が少ないので,次年度における研修プログラムの工夫や学生へのアピール・宣伝法,学生や現研修医のニーズなど,「じゃあこれからどうしていこうか?」という実際的な面が話題になる.



いろいろ出てきたアイデアはそれはそれで正論なのだろうが,結局「二番煎じ」というか,何か本質を言い当てていない気がする.

もしも本気でやろうとするのなら大学病院教官の「殻・概念」をぶち破るような圧倒的な斬新さ・潔さが必要なのかもしれない(たとえば,当院では学生教育や研究を一切しない「対研修医専門」の教官医師が研修全般を面倒みます・・・とか).

でも,そこに力を注ぐと他の面(研究とか)にしわ寄せがくるのがみんな分かっているので,結局は「その場しのぎ」的な対策しか打てない気がする.

実際にこれ以上何か協力してくれと言われても,もう目一杯な人達って病院内に案外多いように思う.

委員長先生の「率直なご意見をいただきたい」という質問が,気のせいか空々しく感じられてしまう.



有名ブランド大学はそれだけで応募が集まる傾向があり,地方「駅弁」大学の悲哀をついついかみしめてしまうのだが・・・

そんな事を言っていても前には進まないので,とにかく研修医・学生に接するいろいろな機会を使って,愚直に正直に訴えてアピールするしかない.

自分が考える本質的な問題は,大学病院という「巨塔」が独法化などの世間の改革の波に翻弄されるあまり,本来の目的であるべき「学生」の「教育的ニーズ」に答えられていないのでは・・・?というもの(要は忙しくて学生教育がやや手抜きになっている?).

その学生の「期待はずれ感」が,研修病院としての大学病院を敬遠する要因になっているのではないかなぁ?

まぁ私見なので正否はわからないが,自分としては,今まで通り学生・研修医をできるだけ捕まえて,いろいろアレコレ教えるのみだ!

わたしは教えます!!宣言

大学病院ってイメージがよくないかもしれんけど,学生・研修医を教え好きなヒトの割合がやや高いように思うけど・・・?(違うっていうヒトもいるかもな).



また,来年度の研修医二年目の人たちの研修希望科一覧も配られた.

「選択」として自分の科を一か月選んでくれた人がひとりのみ.

やっぱり,こんなもんかなぁ.