”先生がコミュニケーションを学ぶと、不登校が減る” | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

 

 

先生がコミュニケーションを学べば、

 

不登校も減るし、

 

いじめも減るし、

 

子どもが勉強をするようにもなるし、

 

クラスメイト同士で協力もできるようになる。

 

 

 

学級内で起こるほとんどの問題は、

 

「コミュニケーションの問題」

 

なので、コミュニケーションが変われば、問題は解決するし、そもそも、問題が起こらなくなる。

 

 

 

僕らは、コミュニケーションを学ぶ機会がないんですよね。

 

それは、先生だって同じで、授業のやり方は教わるかもしれないけど、コミュニケーションの取り方まで教わらない。

 

なんでかっていうと、

 

「最低限のコミュニケーションは取れてる」

 

っていう意識があるし、

 

「コミュニケーションとは違うところに問題がある」

 

って思っているから。

 

 

 

でも、突き詰めて考えていくと、学級内で起こる問題は、

 

「ほとんどがコミュニケーションの問題」

 

です。

 

 

 

例えば、生徒が宿題をやってこないとします。

 

この時、コミュニケーションを学んでなかったら、

 

何とかして、生徒に宿題をやらせようとします。

 

 

 

僕のブログを読んでくれてる人なら、

 

「宿題をやらせようとしたら、余計にやらなくなるし、最悪、勉強を嫌いになっちゃうよ」

 

っていうことがすぐに分かると思います。

 

 

 

「先生がやってほしいことを、子どもに要求する」

 

っていうのは、ほとんどの場合、悪手です。

 

 

 

あと、やりがちなのが、

 

「保護者に宿題をやるように促す言う」

 

です。

 

 

 

保護者に、子どもの宿題をやるように言う・・・

 

いや、そうしたくなる気持ちは理解できる。

 

 

 

理解できるけど、それって、

 

「シェフの料理が不味いから、客に料理を作らせようとする」

 

みたいな方法やん。

 

 

 

先生自ら、

 

「私には力は無いし、実力もありません」

 

って言ってるようなもんよね。

 

 

 

親としては、子どもが宿題をやらないことは、先生と子どもの間で何とかしてよ、って思わん?

 

先生が宿題を出したんだから、生徒が宿題をするように関わっていくのは、

 

「先生のお仕事」

 

だと思う。

 

 

 

宿題を強制したり、親に子どもに宿題をやらせようと促すのは、まさに

 

「先生がコミュニケーションを学んでないから」

 

だよなぁ、って思う。

 

 

 

 

 

コミュニケーションを学んでるなら、まず真っ先にやるのは、

 

「子どもの話を聴く」

 

です。

 

 

 

コミュニケーションを学んでる人と、そうでない人の差は、

 

「子どもの話を聴く深さ」

 

に表れます。

 

 

 

例えば、子どもに話を聴いたら、

 

「宿題をやりたくない」

 

って言ったとします。

 

 

 

コミュニケーションを学んでない人は、ここで納得しちゃって、

 

「でも、宿題っていうのはね・・・」

 

って、先生が話し始めちゃう。

 

 

 

先生が話し始めてるなら、子どもは黙ってるわけですよ。

 

「子どもの話を聴く」

 

ってのは、

 

「子どもが話をしている」

 

ってことでしょ?

 

 

 

先生が話し始めて、子どもが聴き役に回るなら、それは、

 

「先生が、子どもに話を聴いてもらってる」

 

ってことやんか。

 

 

 

やりたいことは、

 

「子どもの話を聴く」

 

ことだから、

 

「先生は黙る」

 

ってこと。

 

 

 

子どもの口数 > 先生の口数

 

になっている時が、

 

「先生が、子どもの話を聴く」

 

っていうこと。

 

 

 

先生が宿題について、子どもを説得しようとし始めたら、

 

「それは、先生が話してるよね」

 

ってことです(笑)

 

 

 

子どもが宿題をどういうものだと捉えているのか

 

宿題をやろうとしてみたら、どうなったのか?

 

なんで、宿題をやらなかったのか?

 

宿題をやらない代わりに何をしていたのか?

 

宿題についてどう思うか?

 

おうちではどう過ごしたいのか?

 

宿題をやろうとしたら、どんな気持ちになるか?

 

などなど、子どもに聞きたいことはいっぱいあるんよ。

 

 

 

子どもの気持ちを聴いて、共感を重ねていく。

 

ほんで、

 

「先生は、僕の(私の)話を聴いてくれる」

 

っていう確信を持ってほしい。

 

 

 

子どもがそう思えているなら、先生との間に信頼関係が築けています。

 

「先生は、僕の(私の)話を聴いてくれる」

 

って思ってもらうにはどうしたらいいか?

 

 

 

簡単よ。

 

「子どもの話を聴けばいい」

 

んです。

 

 

 

子どもの話を聴く実績を積み重ねていくと、その実績を元に、

 

「先生は、僕の(私の)話を聴いてくれる」

 

って思ってくれるようになり、先生に色んなことを話してくれるようになる。

 

 

 

「いや、そうは言っても業務が多くて・・・」

 

っていうのもすごく分かる。

 

妻が元学校職員だったから、先生事情はたくさん聞いてきました。

 

 

 

先生の業務量を否定するつもりないし、僕がそうしろとも言ってないし、何か指示したり、命令したりするわけじゃない。

 

A.子どもの話を聴くと、子どもは先生を信頼して、色んな話をしてくれるようになり、宿題についても色んな話を聴くことができる

 

B.子どもの話を聴かないなら、子どもは先生を信頼できず、あんまり話をしなくなり、宿題について詳しく話を聴けないから、宿題を強制するしかない(そして、子どもは勉強嫌いになっていく)

 

先生として、どっちの未来を手に入れたい~?

 

っていう話なんよ。

 

心の仕組みはこうなってる。

 

 

 

「いや、そうは言っても業務が多くて・・・」

 

って言って、Bを選択すれば、それ相応の未来に直面することになる。

 

 

 

業務量が多くても、色々と工夫して、子どもと話す時間を作るなら、Aを選択して、それ相応の未来に直面することになる。

 

どうするのかは、先生が選ぶことだから、僕に「業務量が多くて・・・」って言われても困ってしまう(笑)

 

 

 

もし、

 

「業務量が多いけど、何とか工夫して、子どもの話を聴く時間を作りたい」

 

っていうことなら、相談には乗れるので、公式LINEにメッセージをください☆

 

 

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先生が話を聴けるようになると、何が良いかと言えば、

 

「子どもが自分なりにやりやすいやり方を自分で考えられるようになる」

 

っていうこと。

 

 

 

宿題について、子どもがどう思っているのか。

 

「宿題をやりたくない」と言うなら、やりたくないままでいいのか、やれるようになりたいのか。

 

先生にも宿題を出した意図はあると思う。

 

子どもの話を先に聴いてるから、その意図を説明できるし、聞いてもらえる。

 

その上で、子どもはどういう気持ちになり、どうしようと思うのか?

 

 

 

コミュニケーションを学ぶと、

 

「やる気が無いのに『やります』っていうフェイクに引っ掛からなくなる」

 

んよね。

 

 

 

「やるやる詐欺」

 

だよね(笑)

 

 

 

子どもの「やるやる詐欺」に引っ掛かるのも、先生がコミュニケーションを学んでないからよ。

 

子どもの話をちゃんと聴いてたり、子どもの様子をちゃんと観察してたら、分かる。

 

そもそも、子どもが「やるやる詐欺」をしちゃうのも、

 

「やる、って言っておかないと、先生がめんどくさい関わり方をしてくるから」

 

なんですよ。

 

 

 

コミュニケーションの取り方がまずくて、そもそも関係性が良くないからこその「やるやる詐欺」なの。

 

「やる、って言っておかないと、先生がめんどくさい関わり方をしてくるから」

 

って思われるようなコミュニケーションを、普段から取ってるから、子どもにもそう思われてしまうわけです。

 

 

 

子どもの気持ちに寄り添って、話を聴いていったら、子どもは本音を話してくれる。

 

本音を話してくれるなら、もっと建設的な提案やコミュニケーションも取れる。

 

 

 

 

 

学校の先生は、親の次に子どもの人生に大きな影響を与える存在なんだから、

 

たかが一言、されど一言

 

たった1つのコミュニケーションが、子どもの人生をどん底にも落としうるし、勇気にあふれたパワフルな人生にすることもできる。

 

 

 

先生の関わり方が、子どもの勇気にもなるし、子どもを突き落とすことにもなる。

 

子どもを突き落としてたら、もうそれは勉強どころの話じゃない。

 

子どもに勇気づけ出来てることは、子どもが勉強をする前提にあるものです。

 

先生が子どもの勇気をくじいてるなら、どんだけ勉強をさせようとしても、逆効果にしかならない。

 

 

 

子どもの不登校も、

 

いじめも、

 

勉強も、

 

教育にまつわるありとあらゆる問題は、先生のコミュニケーションの取り方次第で、180度変わる。

 

 

 

だからこそ、現代教育において、

 

「先生がコミュニケーションを学ぶ」

 

っていうのは、かなり重要なことだと思うんよな。

 

 

 

 

 

 

 

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