たった一人でも子どもに寄り添える大人がいると、子どもは生きていける | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

昔、関わっていた子どもから言われました。

 

「カズヤのおかげで、自分は変われた」

 

って。

 

 

 

何人かから言ってもらったんやけど、僕がやってたことは、

 

「その子と楽しくおしゃべりして、笑ってただけ」

 

なんよね(笑)

 

 

 

なんなら、その子とは、お金もらってゲームしてただけよ(笑)

 

それでも、子どもは少しずつやけど、変わっていく。

 

 

 

子どもに必要なのは、

 

すごい教育でもなければ、

 

豊かな経済力でもなければ、

 

健康的な体でもなければ、

 

「たった1人の寄り添ってくれる大人」

 

なんじゃないかと思うんよな。

 

 

 

もちろん、教育もあった方がいいし、

 

経済力もあった方がいいし、

 

健康であった方がいい。

 

 

 

たとえ、健康であっても、誰も自分に寄り添ってくれないなら、生きていくのが辛くなってしまう。

 

自信を失い、何もやらなくなっていってしまう。

 

 

 

でも、たった1人でも自分の気持ちに寄り添ってくれる大人がいれば、それだけでも子どもは生きていく希望を見出せるんじゃないかと思うんよな。

 

 

 

だいぶ古い研究やけど、ハワイのカウアイ島で行われた、逆境に関する研究です。

 

その年に産まれて約700人の新生児を対象に調査を始めるんやけど、選ばれた子どもはみんな逆境を抱えているんよな。

 

 

 

逆境っていうのは、

 

貧困

 

病気

 

片親

 

両親の不和

 

など、成長に悪影響を与え、学習上の問題や非行を引き起こすと考えられていた要因のことです。

 

 

 

その子どもたちを40年間に渡って、人生の節目ごとに追跡調査したのね。

 

40年ってめちゃくちゃ長いんやけど、人の成長の原因と結果を追うためには、結果が出るのに長い時間がかかるんよ。

 

 

 

実際、調査対象だった3分の2の子どもたちは、10歳もしくは18歳の時点で何らかの問題を起こしていた。

 

でも、残りの3分の1の子どもたちは、そうじゃなかったんよな。

 

逆境リスクがありつつも、そうでない子どもたちと同じように成長していることが分かった。

 

 

 

その要因は2つあって、

 

1つは

 

「活発で明るい性格だった」

 

っていうこと。

 

 

 

そして、もう1つが、

 

「情緒的に安定していて、信頼できる大人がいた」

 

ってこと。

 

 

 

これがまさに、

 

「子どもに寄り添ってくれる大人」

 

の存在よな。

 

 

 

 

 

子どもは、自分に寄り添ってくれる大人がいれば、逆境があっても、それを乗り越えて生きていける。

 

でも、寄り添ってくれる大人がいなければ、逆境に直面すると心が折れてしまい、様々な問題を起こす可能性が出てくる。

 

 

 

 

 

 

 

僕が関わってきた子どもたちにとっても、

 

「カズヤのおかげで」

 

って言ってもらえたということは、彼らにとって

 

「寄り添ってくれる大人」

 

になれていたのかなぁ、って思う。

 

 

 

それはそれで嬉しいことなんだけど、僕は

 

「親が子どもに寄り添えるようになること」

 

を実現していきたい。

 

 

 

言い換えれば、

 

「家庭を子どもの安全基地にする」

 

ってことね。

 

 

 

家庭が子どもの安全基地になっていれば、それだけで子どもは生きていける。

 

「生きていける」

 

っていうのは、ただ生物学的に生存しているという意味ではなくて、

 

「多少の困難があっても乗り越え、社会生活を営んでいけること」

 

を言っています。

 

 

 

子どもに勉強をさせることでもないし、

 

子どもにしつけをすることでもないし、

 

子どもに厳しくすることでもない。

 

 

 

子どもに必要なのは、

 

「自分に寄り添ってくれる大人」

 

なんだということ。

 

 

 

僕は、親に向けて、

 

「子どもに寄り添えるようになること」

 

を伝えていってる。

 

 

 

そのために必要な心理学の知識やコミュニケーションの実習を行ったりしてる。

 

それも、自分で言うのもなんやけど、かなりの実績を出していると思う。

 

詳しくはここにまとめてます

↓↓

 

 

 

 

子どもに厳しくすると、くじけやすくなる。

 

でも、子どもに寄り添うと、くじけにくくなる。

 

それは、今までの経験上、はっきりと分かる。

 

 

 

親が子どもの壁になっちゃいけないんよ。

 

親は、

 

「子どもと一緒に人生で直面する壁を乗り越える伴走者」

 

でいたいんよ。

 

 

 

たとえ、めちゃくちゃでかい壁が立ちはだかっても、親という伴走者がいれば、子どもは乗り越えていける。

 

ここで大切なのは、

 

「親が子どもの味方でいる」

 

っていうことよりも、

 

「子どもが親を味方だと思えていること」

 

が大事です。

 

 

 

「私は(俺は)子どもの味方だ」

 

って思っている親は多いよ。

 

 

 

でも、子どもの味方かどうかを判断するのは、子どものはずやんか。

 

親が

 

「私は(俺は)子どもの味方だ」

 

って思っていても、

 

子どもが、

 

「お母さん(お父さん)は、僕の(私の)味方じゃない」

 

って思っていたら、それは

 

「親は、子どもの味方になれていない」

 

ってなる。

 

 

 

また、親が、

 

「私は(俺は)子どもの味方になれていない」

 

って思っていても、子どもが

 

「お母さん(お父さん)は、僕の(私の)味方だ」

 

って思えていれば、それは、

 

「親が、子どもの味方になれている」

 

ってなる。

 

 

 

子どもの味方かどうかを判断するのは、親じゃなくて、子ども自身です。

 

だからこそ、時々子どもに、

 

「私は(俺は)、あなたの味方になれているかな?」

 

って聞いてみるといい。

 

 

 

子どもが「味方だ」って言うなら、それはもう味方なんだよ。

 

そして、親が子どもの味方だと認められたならば、それは親にとっても嬉しいんじゃないかと思うんよな。

 

 

 

 

 

ブログにも色々と書いてるけど、ブログはどっちかっていうと、僕を初めて知った人向け。

 

「じゃあ、どうやったら親が子どもの味方になれるの?」

 

「そのために何を学べばいいの?」

 

といった話は、メルマガで詳しく話しています。

 

 

 

有料講座の内容でも関係なく、ほんとに出し惜しみせず、出せる限りをメルマガに書いています。

 

自分で言うのもなんやけど、ここまで出し惜しみしないメルマガは他にはないと思う(笑)

 

 

 

ただ、出し惜しみせずに出し切ってるから、毎回、めちゃくちゃ長いけど(笑)

 

でも、めちゃくちゃ分かりやすいし、大好評です!

 

 

 

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