勉強は楽しむもの | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

 

 子どもの勉強で何よりも大切なのが、

 

「楽しいこと」

 

だと思ってます。

 

 

 

「勉強はやるべきものだ」

 

「勉強はやって当たり前」

 

「勉強はやりたくなくてもやるものだ」

 

「勉強はやりたいことを我慢してでもやるものだ」

 

みたいに、根性論というか、自己犠牲的というか、我慢と努力でやるんだ!みたいに思ってる人もおるかもしれん。

 

 

 

けれども、今まで200人くらいの子どもと関わってきて、

 

「おもしろくない勉強は、誰もやりたがらない」

 

っていうことは肌身で感じる。

 

 

 

僕は親ばっかりに関わってるけど、その中で子どもと関わる機会をもらったり、それ以前には学習塾で働いていたりもしたから、子どもと関わる機会もそれなりにあるのだ。

 

子どもがやりたがらない勉強をやらせるというのは、

 

「目的地に行くために、断崖絶壁ルートや激流を下るルートを選択するもの」

 

だと思ってます。

 

 

 

できなくはないけど、めちゃくちゃ難しいし、怪我することもある。

 

下手したら、もう子どもが勉強をしなくなるくらいの精神的ダメージを負うこともある。

 

最悪の場合、親子の信頼関係が崩壊します。

 

 

 

そんなリスクを冒してまで、

 

「勉強はやるものだ!勉強をしないなんて許さない!!」

 

とかやる必要ない。

 

 

 

そんなことやらなくても、子どもは勉強する。

 

そのためのキーワードが、

 

「楽しさ」

 

「おもしろさ」

 

です。

 

 

 

楽しさ、おもしろさって、めちゃくちゃ大事。

 

「勉強を楽しむ」

 

っていうよりも、

 

「親自身のワクワクした気持ちに、勉強を乗っける」

 

っていう感じ。

 

 

 

もし、これを読んでる人が先生なら、

 

「先生自身のワクワクした気持ちに、勉強を乗っける」

 

っていうことです。

 

 

 

子どもに勉強をさせるために、楽しもうとするんじゃない。

 

そもそも、楽しいし、ワクワクしてる。

 

もう、生きてるだけで楽しいし、おもしろい。

 

そんな生き方、立ち振る舞いに、勉強を乗せる。

 

 

 

楽しい ⇒ 勉強

 

っていう順番です。

 

 

 

この順番を逆にして、

 

勉強 ⇒ 楽しむ

 

にしちゃうと、そもそも、つまらんもんの上に楽しさを乗せようとしてるから、

 

「気まずい雰囲気を何とか盛り上げようと必死になってる時の気持ち悪さ」

 

になっちゃう。

 

 

 

気まずい雰囲気になってるんなら、さっさと帰ろうぜ、って話。

 

会いたくないやつに会っても、大して盛り上がらないんよ。

 

 

 

会いたくて、楽しい時間を過ごしたくて、大好きだから、会ったら楽しいやんか。

 

そもそも、「会いたい」があるからこそ、会ったら楽しい。

 

 

 

勉強を「楽しくない」前提で初めても、どうやったら子どもが楽しめるねん、って話で。

 

楽しい前提で勉強を始めるから、その大人が醸し出す「楽しさ」に子どもが乗っかってこれる。

 

その時、子どもは、

 

「勉強っておもろいな!!」

 

ってなる。

 

 

 

僕は、それなりに知識が豊富なのもあるけど、

 

「豊富な知識があったら、子どもは楽しむ」

 

っていうわけでもないんよ。

 

 

 

これは、大学の講義を思い出してもらうといい。

 

大学の教授も、知識は豊富やんか。

 

でも、マジでつまらん講義をする先生も少なくない。

 

 

 

小学校の先生で、授業が上手い先生は、子どもを巻き込むのが上手い。

 

大学の教授ほどは知識は豊富じゃないけど、

 

「子どもを楽しませる」

 

っていうのが上手い。

 

 

 

その先生の上手さを分析していくと、

 

「何より先生が楽しそう」

 

っていうのがある。

 

 

 

子どもたちは、先生の知識に惹かれてるんじゃない。

 

先生の「楽しそうなステイト(心の状態)」に惹かれてるんです。

 

極端な話、めっちゃしょうもない話でも、楽しそうに話せば、楽しい話になる。

 

 

 

最近、妻と一緒にNetflixの「トークサバイバー」を見てるんやけど、その中のお題で、

 

「しょうもない話をしろ」

 

っていうのがあったんよ。

 

 

 

しょうもない話なんやけど、なんか芸人さんが話すと笑っちゃうんよな(笑)

 

そのおもしろさは、

 

「話の内容」

 

じゃなくて、

 

「話してる時の芸人さんの雰囲気」

 

です。

 

 

 

話をする技術も、もちろんある。

 

そこは、僕ら素人には真似するのは難しい。

 

 

 

でも、

 

「楽しそうに話す」

 

っていうのは、楽しめばいいんだから、僕ら素人でもできる。

 

 

 

子どもにも、上手く話そうとするんじゃなくて、その時間を楽しんで、楽しく話す。

 

もう大人の方が楽しくなっちゃう。

 

それを話したくてうずうずしてる。

 

早く聞いてもらいたい。

 

 

 

その「話したくてたまらん感じ」が、子どもを巻き込んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

あ、もちろん、子どもが勉強することを嫌っていないことが前提ね。

 

勉強を嫌ってる子どもは、勉強の「べ」の字を出すだけで、

 

「そういう話、いいから」

 

って拒絶されちゃう。

 

子どもが拒絶してるのに、それでも勉強の話をしようとしたら、子どもから嫌われて、関係が悪くなります。

 

 

 

裏を返せば、

 

「勉強しようかな」

 

って思っている子どもであれば、話くらいは聞いてくれる。

 

 

 

話を聞いてくれるなら、親が醸し出す「楽しさ」をぶつければ、子どもは聞いてくれる。

 

その「楽しさ」が大きければ大きいほど、子どもは親の話にも飲み込まれていく。

 

 

 

「将来のために勉強をする」

 

っていうのもできるけど、それも学ぶ楽しさを持ってた方が、勉強しやすい。

 

 

 

勉強は、楽しいだけじゃなく、将来の可能性を広げたり、豊かさに繋がったり、より幸せな生き方ができるようになります。

 

その根底にあるのが、

 

「楽しさ」

 

なわけですね。

 

 

 

子どもが勉強を楽しめるようになると、世界が一気に広がっていく。

 

子どもが勉強を楽しめてないなら、勉強をやろうとしないから、世界があんまり広がっていかない。

 

 

 

そう考えたら、

 

「子どもに勉強をさせようとして、子どもを勉強嫌いにさせる」

 

っていうのが、いかに子どもの人生を狭めるのかが分かるよね。

 

 

 

勉強を「つまらないもの」として伝えることもできる。

 

子どもが勉強をやりたくないタイミングで、やりたくないことをやらせればいい。

 

 

 

勉強を「楽しいもの」として伝えることもできる。

 

子どもが勉強をしようと思ったタイミングで、楽しげなステイト(心の状態)で話をすればいい!

 

楽しいかどうかは、話の内容よりも、

 

「楽し気に話すかどうか」

 

の方が大事!

 

 

 

それを続けてたら、子どもも楽しさを実感してくれるでしょうねヽ(´ー`)ノ

 

 

 

 

 

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