子どもが勉強を楽しめるようになる3つのポイント | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

「子どもに勉強をしてほしい」

 

って思ってて、毎日考えています。

 

 

 

ここで言う勉強とは、学校の勉強のことも含んでいますが、必ずしもイコールじゃないです。

 

ここで言う勉強は、

 

「何か新しいことを学ぶ」

 

っていうこと全般を指しています。

 

 

 

子どもが自分の世界を広げ、新しいことにチャレンジしたり、今まで知っていることをさらに深めたりすることを言っています。

 

5科目に絞る必要なんてない。

 

学習指導要領なんて気にしない。

 

 

 

もっと広く、もっと深く学んでほしい、って思っています。

 

そのためには、子どもにどう関わるといいのか、っていうのを考えています。

 

 

 

最近、考えているのが、

 

「勉強の仕方」

 

です。

 

 

 

学校では、勉強の仕方って教えないんですよね。

 

あれだけ勉強勉強って言うのに、

 

「勉強法」

 

っていう授業、無いでしょう?

 

 

 

何なら、ノートの取り方だって教えないじゃないですか。

 

「ノートはこう取りなさい」

 

っていうのは言う割に、そのノートの取り方がなぜいいのか、何を目的にしているのか、みたいなことは教えてもらえないですよね。

 

 

 

だから、子どもたちは、学校に通っていても、勉強ができるようになる子は一握り。

 

ましてや、勉強が好きになる子なんて、もはや伝説のポケモンかよ、っていうレベル。

 

 

 

勉強って、やってできるようになってくると楽しいんですよ。

 

自分の自尊心や、達成感が刺激されたり、日常生活がちょっと良くなったり、できることが増えたりして、自信に繋がる。

 

 

 

でも、現行の学校の勉強って、そういう要素がびっくりするくらい少ないから、逆に勉強に対して勇気をくじかれまくっている子が多い。

 

しかも、学校ですらそういう状況なのに、家庭でも、そういうつまらない勉強を強要されてしまって、もうどこを探したら、子どもたちが勉強を好きになるような、勉強を楽しいと思える要素があるんだろうか、って思います。

 

 

 

 

 

で。

 

 

 

勉強を楽しむ3つのポイントっていうのがあります。

 

それは、

 

1.知的好奇心

 

2.勉強のやり方

 

3.対話

 

です。

 

 

 

知的好奇心は、ほんとに大事。

 

全ての勉強はここから始まると言っても過言ではない。

 

っていうか、知的好奇心がまだなのに、

 

「勉強しなさい!」

 

っていうのって、まだ買い物すら行っていないのに、

 

「ご飯を早く作って!」

 

って言われるのに近い。

 

 

 

近くないか(笑)

 

 

 

知的好奇心が芽生えていないことに対して、勉強をさせようとするのは、そりゃ子どもは勉強嫌いになってまうで、って話。

 

知的な興味を持たせる前に、勉強をさせようとしてきて、

 

「子どもが勉強しようとしないんです」

 

っていうのは、種を植えた畑を荒らしておいて、

 

「なぜか芽が出ないんです」

 

って言っているのに近い。

 

そういう意味で、知的好奇心が芽生える前に、勉強をさせようとするのは、種を植えていないのに芽が出るのを期待する感じかな。

 

 

 

こっちの方が的確に言えている気がする( ̄∀ ̄)

 

 

 

子どもに勉強をしてほしいんなら、まず最初にやるべきことは、

 

「子どもに知的好奇心を植え付けること」

 

です。

 

 

 

数学をやってほしいんなら、数学のおもしろさ、不可思議さを実感してもらう。

 

国語をやってほしいんなら、言葉のおもしろさ、文章のおもしろさ、登場人物に感情移入しちゃうとか、なんかそういうのを実感してもらう。

 

 

 

子どもに興味を持ってもらう活動をしてきていないなら、

 

「勉強をしなさい!」

 

なんて言ったら、子どもの勉強する意欲を抹殺しているだけなので、本当にやめた方がいいです。

 

 

 

子どもが勉強しないことへの怒りは、できるだけ、子どもに勉強をする楽しさを感じてもらうための意欲に変換した方がいいです。

 

まずは親自身が勉強したり、博物館行ったり、旅行したり、何か講座に参加してみたり、メルマガやブログを読み漁ってみたり、専門家に会いに行ってみたり、学校に通ってみたり。

 

そういうことをして、情報収集をする。

 

 

 

そして、子どもに勉強をする楽しさを実感してもらうために、尽力する。

 

子どもにキレる前に、親がやるべきことは、これです。

 

 

 

親が勉強せず、親が子どもに勉強をする楽しさを伝えずして、子どもに勉強をさせようとしてさ。

 

それで、子どもが勉強嫌いになっているとしたら、僕は、

 

「ドンマイ!!」

 

としか言えません。

 

 

 

まずは、親が勉強をして、子どもに勉強をする楽しさを伝えること。

 

そこからやり始めるのがオススメです。

 

 

 

 

 

そして、勉強のやり方ね。

 

僕が最近、また学び直しているのが、勉強のやり方。

 

 

 

家庭は安全基地で、親子関係は良好。

 

子どもは自分らしく生きているし、知的好奇心もある。

 

 

 

でも、勉強をどうやっていいか分からなくて、勉強をしない、っていう場合があります。

 

その場合には、勉強のやり方を教えてあげる。

 

もしくは、勉強のやり方を一緒に学んだり、一緒に考えたり、一緒に試したりする。

 

 

 

どうやったら、モチベーションが上がるのか。

 

どうやったら、より効率的に覚えられるのか。

 

どうやったら、より理解が進むのか。

 

 

 

そのためには、何をどうすればいいのか。

 

 

 

勉強のやり方は、先生から言われた方法を鵜呑みにしない、っていうのは大事。

 

傾向として、学歴が上がれば上がるほど、勉強を楽しんで、効率的な勉強方法を知っている確率が上がります。

 

 

 

だから、勉強熱心な人に聴いてみるのは一つオススメ。

 

あと、勉強法に関する書籍もいっぱい出ているので、そういう本を読んでみるのもおススメ。

 

 

 

僕の勉強の仕方は、ひたすら反復です。

 

何度も同じ分野のことを学ぶ。

 

そして、脳内マップを広げて、より明確にしていきます。

 

 

 

これはちょっと今日のブログ記事の趣旨からズレるので、またの機会にご紹介します。

 

 

 

 

 

 

そして、最後が『対話』です。

 

子どもに勉強をしてほしい時、対話が非常に重要です。

 

 

 

親子の対話。

 

先生との対話。

 

友達との対話。

 

 

 

相手は誰でもいいんですが、対話はすごく大事。

 

対話なので、一方的に教えてくる人はNGです。

 

 

 

子どもが話せて、相手も話せる。

 

対等に話して、お互いの知性を刺激し合える会話ができる相手です。

 

 

 

学習においても、最初にインプットするでしょう?

 

それから、対話をするということは、アウトプットするわけですよ。

 

 

 

そしたら、情報が脳内を通過する回数は、インプットする時と、アウトプットする時の2回は最低でも通過するわけ。

 

しかも、インプットする時よりも、アウトプットする時の方が、脳内の情報を言語化しないといけないし、相手に伝えるには、整理しないといけないから、より脳みそを使います。

 

 

 

さらに、対話するということは、相手の考えや、感じていることも情報としてインプットすることができます。

 

そしたら、

 

・自分が元々持っていた情報

 

・自分がインプットして手に入れた情報

 

・相手が発した情報

 

っていう3つをこねくり回して、新しくアイデアを考えることができます。

 

 

 

そうやって、考えを深めていく。

 

これがね、快感なのよ。

 

 

 

しかも、対話の相手が自分の気を許せる人ならば、対話している時点で楽しいのね。

 

楽しいし、安心するし、成長する。

 

 

 

一度で三度美味しいのが『対話』です。

 

めっちゃオススメです。

 

 

 

それぞれの具体的なやり方はメルマガにでも書くので、良かったら登録してね。

 

ただ、気まぐれなので、一度に全部書くとも限らないし、いつ書くかは分かりません( ̄∀ ̄)

 

 

 

登録しといてくれたら、そのうち読めます(笑)

 

 

 

 

 

 

 

子どもに勉強をしてほしいんなら、親がやるべきことは、子どもに勉強をさせることじゃないです。

 

本当に、それだけはやめた方がいいです。

 

 

 

エネルギーの注ぎどころは、勉強をさせることではなく、

 

・知的好奇心を植え付ける

 

・子どもと対話する

 

・子どもと一緒に何か学ぶ

 

っていうことにエネルギーを使ってみてください。

 

 

 

時間とお金も、そこに注ぎ込めば、子どもはほぼ確実に、勉強を楽しめるようになります。

 

 

 

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