映画「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」「寝ても覚めても」紹介、他 | 忍之閻魔帳

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▼映画「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」優れたエデュテイメント

 

上映中■映画:映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

 

11月の公開ながら、口コミによるロングランで累計興収が10億を突破し

現在も上映が継続している「映画 すみっこぐらし とびだす絵本とひみつのコ」を観た。

なるほどこれはヒットも頷ける。

SNSを中心に広がった”大人も泣ける”との触れ込みが正しいかは脇に置いておくとして、

責任のある大人たちが、子供の目線に立って、子供のことを考えて作った

模範的な映画であったことは間違いない。

 

そもそも「すみっこぐらし」が誰も傷つけない作品ではあるのだが、

心地よい場所、楽しい空間は自分の心持ちひとつで見つけられるんだよと

語りかける大人たちの嘘のない温かさが胸を打つ。

ヨーロッパ企画の角田貴志が紡ぐ物語が

井ノ原快彦と本上まなみという、華丸大吉になる前までは

良く見かけていた「あさイチ」の組み合わせによる語りで進行し、

原田知世のエンドールまで完璧な世界観が出来上がっている。

化学調味料不使用のオーガニック菓子のような自然な甘さは

日本産のアニメでは珍しく、フランスやドイツのアニメを見ているかのよう。

わずか63分の作品なのでわざわざ劇場でフルプライスを払ってまでと

躊躇する方も多かろうし、そういう方はご家庭で観るのもまた良し。

劇場でも家庭でも、おそらく全く同じ温かさを感じられるはず。

 

  

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「すみっこぐらし」のゲームがロングセラーだらけな理由もわかった。

なるほど、確かにこれはお子が欲しくなるだろうな。

 

巷では「逆詐欺映画」だとして号泣号泣と過剰に煽られているが

正直そういうタイプの映画ではないし、煽られまくって期待いっぱいになった大人が

「期待したほどでも・・・」と腐すのも的外れな気がする。

これは正真正銘の子供向け映画であり、大変良く出来たエデュテイメント。

小さなお子さんのいる家庭にBlu-rayを贈りたくなる1本だ。

 

映画「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」は現在上映中。

 

<マンスリーパス鑑賞履歴>

 

・「ターミネーター:ニューフェイト」(1本目)

・「屍人荘の殺人」(2本目)

・「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(3本目)

・「アナと雪の女王2(字幕版)」(4本目)

・「劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X」(5本目)

・「パラサイト 半地下の家族」(6本目)

・「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」(7本目)

・「フォードvsフェラーリ」(8本目)

・「テッド・バンディ」(9本目)

・「ヒックとドラゴン3」(10本目)

・「カイジ ファイナルゲーム」(11本目)

・「ラストレター」(12本目)

・「男はつらいよ お帰り 寅さん」(13本目)

・「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」(14本目)

・「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」(15本目)

・「記憶屋 あなたを忘れない」(16本目)

 

けっこう使ったな。

「ジョジョラビット」「リチャードジュエル」「CATS」まで観たら

残りは「パラサイト」か「ラストレター」のリピードに充てたい。


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昨年末のサイバーマンデーでは単品で50%OFFだったが

今回は2個同時購入で9,980円。つまり1個分が無料。

価格と性能のバランスでは、数あるスマートスピーカーの中では一番ではないかと思う。

枕元に置いてプライムビデオや音楽を流すもよし、高機能目覚ましとしてもよし、

自分用とプレゼント用に2つ揃えてビデオ通話など、活用法はたくさんあり。

キャンペーンは1月31日まで。


▼映画「寝ても覚めても」で東出昌大がなぜ急成長したのかようやくわかった

 

発売中■Blu-ray:寝ても覚めても

 

単館系の作品を好む層からは「2018年度のNo.1作品」として

挙げる声も少なくなかったのが、東出昌大主演の「寝ても覚めても」。

そう、今話題の唐田えりかと共演した映画である。

東出は、そっくりな顔で性格の異なる二人の男を演じ、

相手役として抜擢されたのが、誰あろう唐田えりかだった。

メジャー配給では許されないまったりとした空気の中で

ゆっくり進む恋愛映画と思いきや、後半はまさかの仕掛けも用意してあり

一筋縄ではいかない変則的な恋愛映画として今でも記憶に残っている。

 

それまでは何を演っても「棒演技」と酷評されていた東出が

本作では全く新たな魅力を開花させて、抑えの利いた良い芝居をしている。

当時劇場(確かテアトル梅田だったか)で観ながら

「一体何があってこんなに芝居が変わったのだろう」と首を傾げていたが

なるほど監督によって能力を引き出されたのと同時に、

共演者による精神的な効果も大きかったのかと今更腑に落ちた。

もちろん、だから不貞を許してやれと言うわけではないが、

本作に出会わなければ、高スペックだが棒演技しかできない、

これといった特徴のない俳優として役者生命はさほど長くなかったろう。

離婚や死別がターニングポイントになる女優がいるように、

それが許されることかどうかは別の話として、

俳優もまた、道ならぬ恋で一皮むけることもあるのかも知れない。