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▼第92回アカデミー賞 ノミネート作品が決定
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映画界最大のお祭りである、第92回アカデミー賞のノミネーションが発表された。
最多ノミネートは当BLOGでも絶賛したホアキン・フェニックス主演「ジョーカー」。
作品賞、監督賞、主演男優賞といった主要部門も抑えつつ、
脚色賞、撮影賞、音響編集賞、録音賞、編集賞、作曲賞、衣装デザイン賞、
メイク・ヘアスタイリング賞の合計11部門でノミネートされた。
DCコミックスを原作に持つ、いわゆるアメコミ映画で
これほど賞レースに食い込んできた作品は過去に例がなく
2月10日の発表でいくつトロフィーを手にするのか期待が集まっている。
次点はタランティーノの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
Netflixオリジナル映画の「アイリッシュマン」、日本でもまもなく公開される
「1917 命をかけた伝令」の3本で、揃って10部門にノミネートされた。
スタジオ別でのノミネート数に目をやると、最多はNetflixの24部門。
続いてディズニーの23部門、ソニーピクチャーズの20部門と続いている。
AmazonやHuluもオリジナルコンテンツの製作には力を入れているが
潤沢な製作資金を最大限に利用したNetflixの豪華ラインナップの前には
天下のディズニーでさえも二番手に甘んじる結果となっており、
A24との協力体制を発表しているAppleの作品が発表されれば
ますます配信作品の存在感が増すことになりそう。
【紹介記事】映画「パラサイト 半地下の家族」紹介&ポン・ジュノの歴代監督作品を振り返る
私的に今回の発表で一番大きなトピックは、今や韓国映画界の至宝とも言える
ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」が作品賞、監督賞の
主要2部門に選出されたこと。
脚本賞、美術賞、編集賞、外国映画賞にもノミネートされ
合計6部門は快挙と言えるだろう。
「パラサイト」で幕を開けてしまった2020年の日本映画界で
今年中にこれを超える作品が生まれるだろうか。正直厳しいような気がする。
主要部門のノミネート作品は以下のようになった。
<作品賞>
『フォードvsフェラーリ』
『アイリッシュマン』
『ジョジョ・ラビット』
『ジョーカー』
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
『マリッジ・ストーリー』
『1917 命をかけた伝令』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『パラサイト 半地下の家族』
今年の作品賞候補は日本未公開、もしくは公開未定の作品がなく
現在上映(配信)中の作品が4本、Blu-ray化されたものが2本、
公開間近なものが3本と、日本にいながらにして
レースの行方を占うことが比較的容易なのが嬉しい。
「ジョジョ・ラビット」は今週末より、
「1917 命をかけた伝令」は2月14日、
「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」は3月27日から公開。
<監督賞>
マーティン・スコセッシ 『アイリッシュマン』
トッド・フィリップス 『ジョーカー』
サム・メンデス 『1917 命をかけた伝令』
クエンティン・タランティーノ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
ポン・ジュノ 『パラサイト 半地下の家族』
スコセッシにタランティーノにと並んでいるところに
ポン・ジュノの名前が堂々と入っているのが改めて感慨深い。
コメディを得意としてきたトッド・フィリップスが
「ジョーカー」で見せた凄みも大発見だった。
<主演男優賞>
アントニオ・バンデラス 『Pain and Glory』
レオナルド・ディカプリオ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
アダム・ドライヴァー 『マリッジ・ストーリー』
ホアキン・フェニックス 『ジョーカー』
ジョナサン・プライス 『2人のローマ教皇』
ペドロ・アルモドバルの自伝的映画「ペイン・アンド・グローリー」で
主演を務めたアントニオ・バンデラスがオスカーでもノミネートを果たした。
ディカプリオはちょっと弱いというか、明らかに助演のブラピに喰われていたので
本命はやはりホアキン・フェニックスだろうか。
私的には年々幅広さと厚みを蓄えているアダム・ドライヴァーの存在感が気になる。
日本では劇場公開されなかったが、Amazonプライムのオリジナル作品として
配信中の「ザ・レポート」もまた素晴らしい演技を見せてくれている。
一昨年の「ブラック・クランズマン」でも助演にノミネートされていたので
今後の映画界では常連となりそう。
<主演女優賞>
シンシア・エリヴォ 『ハリエット』
スカーレット・ヨハンソン 『マリッジ・ストーリー』
シアーシャ・ローナン 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
シャーリーズ・セロン 『スキャンダル』
レネー・ゼルウィガー 『ジュディ 虹の彼方に』
47歳の若さでこの世を去ったミュージカル女優ジュディ・ガーランドの
生涯を描いた作品「ジュディ」で主演を務めたレネー・ゼルウィガーが最有力。
日本公開は3月6日を予定している。
アダム・ドライヴァーと「マリッジ・ストーリー」でW主演を務めた
スカーレット・ヨハンソンも修復困難な関係に悩む妻の姿を上手く演じていた。
<助演男優賞>
トム・ハンクス 『A Beautiful Day in the Neighborhood』
アンソニー・ホプキンス 『2人のローマ教皇』
アル・パチーノ 『アイリッシュマン』
ジョー・ペシ 『アイリッシュマン』
ブラッド・ピット 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
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【紹介記事】映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」タラちゃん怒りの鉄拳
巨匠の下で思う存分に昔取った杵柄を炸裂させた「アイリッシュマン」勢と、
ハリウッドを震撼させた事件への怒りを一手に引き受けたブラピの三つ巴か。
ホプキンスは思っていた通りの役柄を無難にこなしていたので
上手いは上手いが助演を獲るほどかと言われると微妙。
<助演女優賞>
キャシー・ベイツ 『リチャード・ジュエル』
ローラ・ダーン 『マリッジ・ストーリー』
スカーレット・ヨハンソン 『ジョジョ・ラビット』
フローレンス・ピュー 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
マーゴット・ロビー 『スキャンダル』
ここはオスカー前哨戦と言われる映画賞で既に受賞しまくっている
「マリッジ・ストーリー」のローラ・ダーンが最有力。
スカヨハは主演・助演のWノミネートを果たしている。
これで名実ともに大女優の仲間入り。
<長編アニメ映画賞>
『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
『失くした体』
『クロース』
『Missing Link』
『トイ・ストーリー4』
日本の作品は入らず、「アナと雪の女王2」すら選に漏れる波乱含みの展開。
メディアは「天気の子」が入らなかったと書き立てているが
もし入るとすれば「海獣の子供」であって、「天気の子」は最初から無いと思っていた。
ここでもNetflixが2本入っている。(「クロース」と「失くした体」)
ゴールデングローブは「Missing Link」が受賞したが、さて結果は。
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