▼NSw/PS4「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」予約開始
02月20日発売■NSw:ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ
02月20日発売■NSw:ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ オタカラBOX
02月20日発売■NSw/PS4:ペルソナ5S 関連商品一覧
スマブラにゲスト出演も果たしたアトラスの「ペルソナ」と
「無双」シリーズを手掛けるω-Forceとのタッグで実現した
「ペルソナ無双」が2020年2月20日に発売決定。本日より予約解禁。
02月20日発売■PS4:ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ
02月20日発売■PS4:ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ オタカラBOX
▼NSw「リングフィットアドベンチャー」楽しさと厳しさのバランスに要注意
「フィットボクシング」のおかげで五十肩が治りかけている
私にはうってつけだと思っていた「リングフィットアドベンチャー」を買った。
「Wii Sports」「Wii Fit」で「ゲームで健康に」をブームにした
任天堂のノウハウがたっぷり詰め込まれ、
かつNintendo Switchの特性を活かした隙のない完成度は予想以上だった。
ゲーム開始後、リングに装着したジョイコンを使って
ユーザーデータを入力する際に若干手間取ったものの、
トレーナーに「ミブリ」と名付けてしまうところなど
任天堂らしいセンスが振りまかれていて思わず笑みがこぼれる。
ゲームは太ももに装着したバンドで下半身を、
手に持ってプレイするリングコンで上半身を鍛えるスタイル。
ジョイコンの感度も申し分なく、「フィットボクシング」で気になった
わずかな感覚のズレもほぼ感じない。
話題のリングコンは、しなやかさや弾力性を保ちつつ
程よい重量感があり、強度にもかなり気を配られていると感じた。
そう簡単に壊れてしまう心配の無い安心感は
ゲームへの没入度において楽しさを大きく後押しするため、
製品化までに相当な試行錯誤を繰り返したに違いない。
各モードには合計で60種目にも及ぶフィットネス種目が収録。
シンプルに鍛えたい部分だけをいじめるも良し、
体を使った「メイドインワリオ」風ミニゲームでワイワイ楽しむも良し、
もちろん本編のアドベンチャーは言わずもがなの楽しさ。
本人が遊んでいる時はアトラクション的な面白さを満喫し、
複数で遊ぶ時は一緒に遊んでいる家族や知人の姿を見ているだけでも爆笑できる。
プレイしている人の横にいるだけで
連帯感やパーティ感が自然と湧き上がってくるのはなかなか凄い。
これは「Wii Sports」や「Wii Fit」では得られなかった新しい楽しみ方と言えるだろう。
アドベンチャーパートは、大雑把に言えばボスまでの道中にジョギングし
ボス戦ではフィットネス種目を選んで実践した回数分のダメージを与えるの繰り返し。
(*まだ序盤なので今後違った展開が出てくるかもしれない)
しかし、ボス戦に突入するまでのジョギングの段階でもう楽しい。
脇道の木箱はリングコンを押し込めば空気砲が発射され破壊することが出来、
リングコンを外側に引っ張れば、バキュームのようにコインを吸い込むことが出来る。
上り坂や水中を移動する際には、通常よりも腿を上げるとスムーズに移動出来るなど
走ることがゲームと直結する実感があり、
「Wii Sports」のジョギングから格段に進化している。
常に周囲に気を配りながらプレイスタイルは
64で発売された名作「ポケモンスナップ」を思い出したり。
ゲーム中にフィットネスを取り込むことの違和感を
逆手にとった(居直った)ような演出もそこかしこにあり、
バカバカしくも夢中になってついついもう1ステージと手を出してしまう。
これまで数多くのフィットネスゲームが世に存在してきたが
ゲームとの融合という意味では歴代No.1の完成度と言い切ってしまっていいだろう。
ただし、健康体ならば。
「フィットボクシング」の紹介記事で触れた通り、
私は現在五十肩が治りかけの状態なので、まだ本作を存分に楽しむまでには至っていない。
例えばステージクリア後にリングコンを高々と頭上高く持ち上げてとる
『ビクトリー』のポーズが出来ない。
だいぶ上がるようになったとはいえ、まだゾンビぐらいの高さでしか上げられないため、
認識してくれないのだ。これは何とも切なかった。
同様に、ボス戦に組み込まれている、頭上にあげたリングコンをぐっと押し込む動きも
今の私にはキツすぎて腕を痛めそうになるため代わりにやってもらった。
このように、本作に収録されたフィットネスは
いずれも”本気”なのが長所でもあり、短所でもある。
普段から適度に運動をしている20代・30代がさらなる燃焼効果や筋力アップを期待して
プレイする分には100点満点なのだが、
運動不足を解消する目的や、中年以上の年齢の方にはところどころ厳し過ぎるので
身体の調子とよく相談して、自制しながら遊ぶことを強くお勧めしておく。
このゲーム、プレイ中にやたら「もっと!」「もっと!」と煽ってくるので
煽られるままに発奮するのは危険。
私の場合、ステージクリア後に計測されるバイタルの数値が常に安定しているため
「もっと頑張れますよね?」的なことを言われるので余計に困った。
やめてくれ、おじさんはもう充分にしんどいぞ。
本作は「Wii Fit」や「フィットボクシング」などの「気軽に健康になろう」という
初級編のソフトではなく、「もっと体をいじめ抜こう」という
フィットネスジムで言うところの中上級者向けのソフトになっているので
怠け癖のある方の最初の1本にはややハードルが高い。
運動不足や健康増進目的の方には、
やはり最初は「フィットボクシング」から始めるのがベストだと思う。
いきなり本作から運動を再開すると、
発売中■NSw:Fit Boxing (フィットボクシング)
配信中■NSw:Fit Boxing(フィットボクシング)|オンラインコード版
【実録】NSw「Fit Boxing」で3年に及ぶリハビリ生活から卒業できそうな話より
フィットネスゲームをプレイする上での注意点を再掲しておきたい。
とても大事なことなので、以下の点を守って無理なく楽しく運動を取り入れるべし。
・四十肩かどうかの判断は自分ではなく医師に任せること
四十肩と良く似た症状の出る病気で腱板断裂がある。
痛む箇所も痛みの度合いも似ている(実は私も経験済み)だが
断裂している場合は四十肩のように自然治癒はしないので注意が必要。
年齢的にそうだろうと自己判断するのではなく、まずは医師にかかること。
・リハビリ開始は激しい痛みが引いてから
炎症期は安静第一、焦りは回復の妨げにしかならないのでくれぐれも無理はしないこと。
・毎日やる必要はない
筋肉は痛めつけた時ではなく、痛めつけた後の休息時間で生成されるもの。
毎日続けると筋肉を痛め続けるだけで肝心の生成するタイミングが作られず
実はかえって効率が悪い。2、3日に1回は休息日を作るなり
1日おきにするなり、年齢と体力を考えた無理のないペースを各自で作ること。
・楽になったからと言ってすぐにやめない
トレーナーの言葉「筋肉は一生」は、使い続けた上にこそ成立する。
肩や腰の痛みが取れたからとすぐにやめてしまっては
また少しずつ筋肉量が落ちていき、必ず再発する。
そうならないためにも、頻度を落としても良いのでなるべく長く続けること。
・ストレッチは必ず組み込むこと
トレーニングの設定でストレッチあり・なしを選ぶことができるが
これは必ず「あり」を選択すること。
どのコースを選んだとしてもストレッチは加えておくことが望ましい。
実際スポーツジムでは、どんな短いコースでも必ずストレッチは入れている。
筋肉は柔軟性があってこそのもの。
ストレッチなしで運動するのはお勧めしない。
極端に言えば、この手のソフトで
ストレッチ「なし」を選択できること自体が危険だと私は考えている。