2019年10月4週公開の映画、松尾スズキ「108」、ウィル・スミス「ジェミニマン」など | 忍之閻魔帳

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▼2019年10月4週公開の映画

 

10月25日公開■映画:ジェミニマン

 

ジニーを演じた「アラジン」が世界中で大ヒットしたウィル・スミス主演の最新作。

引退を決意した凄腕のスナイパーと、彼の命を狙うクローンという1人2役を演じる。

刺客となるクローンが30歳前後の設定のため、

今のウィル・スミスと昔のウィル・スミスが戦うようなものか。

共演はメアリー・エリザベス・ウィンステッド、

クライヴ・オーウェン、ベネディクト・ウォン。

監督は「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ」のアン・リー。

海外では大コケしているそうだが、

日本でのウィル・スミスは安定した人気のためそこそこ客も入りそう。

 

 

10月25日公開■ムビチケ:ジェミニマン

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10月25日公開■映画:キング

 

「君の名前で僕を呼んで」での初々しい演技で大注目を集め、

「ビューティフル・ボーイ」で人気を決定的にした

ティモシー・シャラメ主演の歴史ドラマ。

父の死後、王位を継承した若きイングランド王・ヘンリー5世を演じる。

11月1日よりNetflixで配信予定だが、

配信に先駆けて劇場でも1週間の限定公開が実現した。

共演はジョエル・エドガートン、ロバート・パティンソン、

ショーン・ハリス、リリー=ローズ・デップと豪華。

監督は「アニマル・キングダム」のデヴィッド・ミショッド。

 

劇場公開していない「ROMA」がオスカーの作品賞に妥当かで

議論が白熱した昨年のことを想定してか、今後こういった限定公開のネトフリ作品が増えそう。

私はネトフリ加入者なので素直に配信待ち。

 

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10月25日公開■映画:ロボット2.0

 

「ムトゥ 踊るマハラジャ」で第一次インド映画ブームを巻き起こした

ラジニカーント主演の「ロボット」が7年ぶりに続編を公開。

空前絶後で奇天烈なSFコメディ映画が

バカバカしさはそのままにさらに壮大になってカムバック。

共演はアクシャイ・クマール、エイミー・ジャクソン。

監督は引き続きシャンカール。

 

前作は日本でのブームが去ってすっかり荒れ野原になっていた

インド映画では久々のヒットとなり話題になったが、あれからもう7年か。

今では恋愛も青春も人間ドラマもお手の物になったインド映画だが

「すぐ踊る」「すぐ歌う」「湯水のように金をかける」の三拍子を揃えつつ

ちゃんと時代に合わせてアップデートされた「ロボット」が

7年経ってどうなっているのか気になる。時間があれば観たい。

 

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【紹介記事】映画「ロボット」装飾過多の美学より抜粋。

 

本編の中盤あたりに「途中休憩(Intermission)」の文字が入ったので

何事かと思ったら、本国で公開された本作は3時間を超える大作だったらしい。

日本で公開されているものは、ミュージカルシーンなどが

一部カットされた短縮版(それでも139分)なのだとか。

還暦を過ぎて科学者とロボットの二役をこなす

ラジニカーントのお元気ぶりといい、インド映画のパワーは相変わらず桁違いである。

昔よりもずっと洗練されたCG技術といい、

伝統を残しつつ最先端のものを生み出そうとするA・R・ラフマーンの音楽といい、

ぶっ飛んだ世界を勢いだけで見せようとしていた昔からずっと進化している。

香港映画のようなアクションも、ハリウッドSFの演出法も、

日本のアニメのようなストーリーも、刺激を受けた全ての要素を呑み込んで

でもガラム・マサラだけは絶対に忘れない、

インド映画こそが最強なのだと信じて疑わないエネルギーが全編を貫いている。

この盛り過ぎなほどのサービス精神こそ、インド映画ならではの

「装飾過多の美学」と言えよう。


10月25日公開■映画:108~海馬五郎の復讐と冒険~

 

「クワイエットルームにようこそ」「ジヌよさらば ~かむろば村へ~」と

寡作ながら味のある良作を発表し続ける松尾スズキが

監督・脚本・主演を務めるエロティック復讐コメディ。

SNS経由で妻の浮気を知ってしまった男が、

妻の投稿についた「いいね!」の数だけ女を抱くという

無謀な復讐計画を立てたことで逆にそのノルマに自身が追い詰められてゆくというコメディ。

相変わらず松尾スズキ色全開のストーリーで大変よろしい。

共演は中山美穂、岩井秀人、秋山菜津子、大東駿介、坂井真紀、土居志央梨。

主題歌は星野源。

 

「大人計画」絡みでは宮藤官九郎と星野源ばかりが出世してしまい

肝心の松尾スズキはどこかアングラなイメージがつきまとっているが

私は断然松尾の笑いの方が好きだし、俳優としても監督としても

クドカンよりずっと上だと今でも頑なに信じている。

予告編からそこはかとなく「R100」(松本人志)臭がするし、

題材的にも公開規模的にもヒットは難しかろうが、私は応援するぞ。

 

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応援のおまけとして、松尾スズキの世界を少しだけまとめてみた。

 

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「ダウンタウンのごっつええ感じ」「タモリ倶楽部」
「トリビアの泉」などヒット番組をいくつも手掛けた
売れっ子の構成作家の三木聡の監督デビュー作。
「時効警察」「熱海の捜査官」「インスタント沼」など、今や映画やドラマの
演出家として大人気の三木監督のデビューは松尾スズキとのタッグだった。
「ココロの病」を抱えた患者と、やる気があるのか無いのか
全く読めないドクターとの脱力コメディー。
今や二人とも売れっ子なので再タッグは無かろうし
そう考えると貴重な作品と言える。私的には2005年度の邦画ベスト5入り。

 

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バツイチのフリーライター、佐倉明日香(内田有紀)が目を覚ましたのは
閉鎖病院の中でも特に重篤な患者を収容する「クワイエットルーム」だった。
「何故、自分のような”普通”の人間がここに閉じ込められているのか」
状況をまるで理解出来ない明日香だったが、見舞いに来た恋人(宮藤官九郎)から
睡眠薬を使用した自殺未遂が原因と説明され、さらに訳が分からなくなる。
仕方なくクワイエットルームの住人達と暮し始める明日香。
明日香は無事にここで出て行くことが出来るのであろうか。
共演は、蒼井優、大竹しのぶ、りょうなど。

ナーバスな題材を扱うのは難しい。
リアルに描き過ぎても、脚色し過ぎても、どこからか「お叱り」が来る。
今回松尾スズキが選択した演出方法は、「失踪日記」(吾妻ひでお)に近い。
自身も精神的に追い詰められた経験を持つ松尾監督は、
不幸な境遇(の人々)をありのままに描くということはせず、
ところどころに罪の無い「嘘」や「大袈裟」を混ぜ込んで
観た後に観客の気分が重くなり過ぎない作品に仕上げている。
現実を知らないわけでも目を背けているわけでもなく、
現実を知っているからこそ、敢えてこの手法を選択したのだと私は思う。

本作で久々にスクリーン復帰した内田有紀を筆頭に、
大竹しのぶ、蒼井優などキャストは皆ハマり役。
クワイエットルームの医師役で、「恋の門」にも出演していた
庵野監督が出演しているのだが、あまりの扱いの酷さに爆笑。
松尾作品をどれか1本だけ選べと言われるなら、私はコレがイチ推し。

 

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配信中■Amazonビデオ:恋の門

 

都会でやらかして以来、お金恐怖症になってしまった青年(松田龍平)が

癒しと再生を求めて田舎で生きていこうとする。

荒っぽい村長(阿部サダヲ)と村長にはもったいない美人妻(松たか子)、

怪しげな魅力を放つ女の子(二階堂ふみ)と、ワルになりきれない男(荒川良々)など

過疎の村を騒がせる濃いキャラクターが次々と登場するが

物語の真ん中に居る主人公は、まるで台風の目のように

住民達が巻き起こす騒動記をぼんやりと眺めているような無風ポジション。

脱力系キャラを演じさせれば右に出る者のいない松田龍平が

阿部サダヲや荒川良々といった刺客達の笑いをするりと受け流し、

その姿が観客に笑いを生むという一癖ある笑いの取り方が心地良い。

松尾の監督デビュー作である「恋の門」に出演してから11年、

「まほろ駅前多田便利軒」や「探偵はBARにいる」で培われた

松田の飄々&朴訥とした芝居は、若干31歳にして完成の域に達した。

 

都会に疲れて田舎に行きました、田舎は良い人ばかりでとても心温まりました

で終わらせないところが、いかにも松尾スズキらしい。

主人公にとってかむろば村は、巨大なリハビリルームなのだ。

そう考えると、松尾監督の前作「クワイエットルームにようこそ」とも

コンセプトは繋がっているのかも知れない。


▼今月末までに配信予定の映像コンテンツまとめ

 

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10月31日配信:深夜食堂: Tokyo Stories Season 2(日本ドラマ)

11月01日配信:キング(洋画)

11月01日配信:クィア・アイ in Japan!(バラエティ)

 

入荷スケジュール■:Amazonプライムビデオ

10月23日配信:リトルプリンス 星の王子さまと私(洋画)

10月24日配信:PSYCHO-PASS サイコパス 3(見逃し配信)

10月25日配信:まほうのレシピ ~新たな本を守る者たち~(海外ドラマ)

 

入荷スケジュール■:Hulu

10月24日配信:未来日記(アニメ)

10月25日配信:サニー/32(邦画)

10月26日配信:LIFE!(洋画)

11月01日配信:X-MEN(洋画)

11月01日配信:X-MEN2(洋画)

11月01日配信:X-MEN ファイナル ディシジョン(洋画)

11月01日配信:ウルヴァリン:X-MEN ZERO(洋画)

11月01日配信:ウルヴァリン:SAMURAI(洋画)

11月01日配信:X-MEN X-MEN:ファースト・ジェネレーション(洋画)

11月01日配信:ウォーク・ザ・ライン/君につづく道(洋画)

11月01日配信:ゴーストライダー(洋画)

11月01日配信:ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(洋画)

11月01日配信:妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII(邦画)


▼10月23日更新「ドラクエウォーク日記 Vol.17」ゴーレムじゃなくて

 

配信中■iOS:ドラゴンクエスト・ウォーク

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メインストーリーは5章の3話あたり。

主人公のレベル43、冒険者ランクは34。

これだけ育てても、前回の日記で散々な目に遭ったと書いた

「追憶の賢者」は初級すらクリアできない。

装備がダメなのか、戦い方がダメなのか、とにかく滅多打ちにされる。

「無課金風情がこの私に刃向かおうというのか」と小馬鹿にされている気分になり

挑むたびに惨めになるが、課金は大門未知子の精神で『いたしません』。

 

そろそろ交換期間終了のラダトームメダルのアイテムは

 

・ラダトーム装備全部

・戦士の指輪

・王女の愛

・DQ1のカセット

・ドット絵階段のラグ

・竜王城のゆか

・竜王城のかべ

・ロト装備ふくびき補助券50枚

・りゅうおう装備ふくびき補助券50枚

 

に交換して残りは5000枚ほど。

プリンセス家具シリーズには興味がないのでスルーした。

竜王シリーズも、玉座に27000枚も使うぐらいなら

他に有効活用しようと大半を断念したため

5000枚の使い道がなくなってしまった。

補助券の上限がなければ良かったのだが。。。

 

ウォークマイレージが10000貯まったものの

今週末からはほぼ確実に「ドラクエ2」であろうし

ここで終了間際のロトやりゅうおうのガチャを引くぐらいなら

次のイベントまで温存した方が良いか。

 

 

りゅうおうはアクセサリーをもらえる10体はなんとか倒したものの

拾った心は全てDランクだったのでCまでしかグレードアップできず。

もはやどうやっても間に合わないので、

悔し紛れに近所にいたゴーレムを討伐にいったところなんとSランクが出た。

いや、そっちじゃないだろう。