▼今年最初の楽天スーパーSALE 本日20時よりスタート
【03月11日終了】楽天スーパーDEAL 50%ポイント還元
【03月17日終了】楽天トラベル スーパーSALE(国内旅行)
【03月17日終了】楽天トラベル スーパーSALE(海外旅行)
今年最初にして平成最後の楽天スーパーSALEが本日20時よりスタートした。
今回は1週間の長期開催なのでタイムセールも膨大でチェックも忙しい。
ホワイトデー前でもあることだし、男性諸氏はこのタイミングを狙うべし。
▼今週発売の新作ダイジェスト
03月06日発売■CD:HOCHONO HOUSE / 細野晴臣
03月06日発売■CD+Blu-ray:ゼルダの伝説コンサート2018 限定盤
03月06日発売■CD+Blu-ray:R∃/MEMBER 限定盤 / 澤野弘之
03月06日発売■Blu-ray:SICK`S 恕乃抄 内閣情報調査室特務事項専従係事件簿
03月06日発売■Blu-ray:デッドプール ブルーレイコレクション
03月06日発売■Blu-ray:ヴェノム Amazon限定ディスク付き
03月06日発売■4K:ヴェノム Amazon限定ディスク付きプレミアム版 4K ULTRA HD
03月06日発売■4K:ヴェノム Amazon限定ディスク付き 4K ULTRA HD
03月07日発売■Book:MCU 10th anniversary 公式コレクターズエディション
03月05日終了■Kindle:Amazon 書籍 ポイントアップキャンペーン
まとめ買いが断然お得な書籍のポイントアップキャンペーンは明日5日で終了。
▼映画「翔んで埼玉」そうか、小倉優子じゃ弱過ぎるのか
発売中■コミック:このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉
発売中■書籍:翔ばして! 埼玉 魔夜峰央パーフェクトお仕事ブック
ついに100巻に到達し、少女マンガ界の長寿記録を更新し続けている
「パタリロ!」の作者・魔夜峰央が、埼玉をディスってディスって
ディスりまくった笑撃の問題作を「テルマエ・ロマエ」の武内英樹監督が映画化。
主演は二階堂ふみとGACKT。
共演は伊勢谷友介、間宮祥太朗、中尾彬、
ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香など。
公開中■映画:翔んで埼玉
魔夜峰央とそのご家族もオープニングのクラシックバレエのシーンに登場しているあたり
映画関係者からみーちゃん(永遠の28歳)への大いなる愛を感じる。
「パタリロ!」が舞台化される際に、魔夜峰央から直々に
「渥美清と言えば寅さん、に匹敵する代表作にしてくれ」と
お墨付きをいただいた加藤諒も出演。
発売中■コミック:『泣けるパタリロ』─パタリロ!Bestセレクション
私が初めて読んだ魔夜作品は、姉が持っていた「パタリロ!」だった。
当時は本編の面白さはあまり分からず、ホラー好きだったこともあって
初期の巻末に載っていたホラー短編が大好きだった。
今でこそ珍しくもなくなった美しい狂気を扱ったものが多く、
瞬時で絵とストーリーの虜になった。
ホラーとギャグが背中合わせであることは楳図かずおもそうであり
私の中でこの二人は日本最高峰のホラー&ギャグマンガ家だと思っている。
それだけに、昨今の魔夜峰央のぷちブームがとても嬉しい。
耽美を題材にした作品が多いため時代が追いついたというのもあるのだろうが
娘の山田マリエが漫画家になり、父の広報に一役買っているのが大きい。
庵野監督における安野モヨコの「監督不行届」的なポジションといったところか。
さてこの映画、正直言ってギャグの打率は5割を切っている。
魔夜峰央の「パタリロ!」も、面白くないダジャレを言った後に
「ちっとも面白くありませんね」とタマネギ(や時には魔夜本人)が
冷めたテンションで突っ込むのがお決まりの型になっていて、
この映画のギャグもきっちり滑っているのだが、コミックスのように
「面白くありませんね」と突っ込んでくれる存在がいないため
単に滑って終わってしまっているシーンがいくつもある。そこが惜しい。
配信中■Amazonビデオ:帝一の國(*プライム会員は無料)
配信中■Amazonビデオ:テルマエ・ロマエ(*プライム会員は無料)
配信中■Amazonビデオ:テルマエ・ロマエⅡ(*プライム会員は無料)
何を演ってもコスプレにしかならないGACKTを
コスプレキングとして主演に据えたのは大正解だったし
高見沢俊彦と並び”生きる少女マンガキャラ”を貫く京本政樹の扱い方もツボを心得ている。
「魔夜峰央作品に出てくる意地悪な美人」そのままの
武田久美子や小沢真珠といった人選もいちいち素晴らしい。
益若つばさを安っぽく使い捨て、小倉優子をオチに使い、
ジャガーさん(JAGUAR)を重用するバランス感覚も大したもの。
親友の菅田将暉が「帝一」でスパークし、
今度は二階堂が本作でスパークとはどこまでも仲の良い二人だ。
二階堂が使う「ぼく」は、少女が男の子を真似て使う「ぼく」でもなければ
少年の「ぼく」でもない、まさに性別不詳な綺麗な子の「ぼく」であり
魔夜峰央の傑作「ラシャーヌ」にも通じる「ぼく」である。
全体的なノリはスケール感のある「テルマエ・ロマエ」よりは
学園ノリの「帝一の國」や「ライチ☆光クラブ」に近く、私的には大いに楽しめた。
ただ、冒頭で書いた通り魔夜峰央のノリを良く理解していないと
「やけに滑ってないか?」と真顔で突っ込まれる恐れもあり
Mっ気も強い埼玉県民以外には手放しで薦め辛い。
魔夜峰央のファンならば温かい目で見守り、
劇場が水を打ったように静まり返ったタイミングでこそ爆笑するべき。
映画「翔んで埼玉」は現在公開中。