有料配信サービスは結局どこが勝っているのか2019、他 | 忍之閻魔帳

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▼2019年現在、有料配信サービスはどこが勝っているのか

 

ビデオパス FODプレミアムロゴ

★「ビデオパス(au)」月額562円で映画・ドラマが見放題

★「FODプレミアム」月額888円でドラマ・バラエティが見放題

★「Hulu」映画・ドラマが月額933円で見放題。無料視聴体験受付中

★「dTV」12万作品が月額500円で見放題。無料視聴体験受付中

★「Amazonプライム」動画、音楽、写真も使い放題 30日間無料体験

 

【AV Watch】Amazon Prime Video利用者509万人、Netflix 171万人

 

先日AV Watchでこんな記事が出た。

動画配信サービスの利用者数が最も多かったのは

Amazonプライムビデオの509万人、

続く第2位がNetflixの171万人だったとのこと。

 

ただ、2016年に会員数500万人を突破したdTV

その後どうなっているのかの言及は記事にはなく、

日本のおける定額配信サービスの草分けでもあるHuluは

日本テレビが主導権を握ってから着実に伸びを見せて

昨年6月の契約者数が172万人となり、黒字化を達成したとのニュースがあった。

データの提供元が違うとはいえ、同じAV Watchの記事の中で

齟齬が生まれているのはなんだか読んでいてモヤモヤする。

記事の中で、今年度末までの目標が180万人とあるので

9ヶ月で8万人増加すれば達成ということか。

さすがに月額いくらでの契約数は飛躍的に伸びるものではないらしい。

 

フジテレビのFODプレミアムも2017年の段階で80万人とあり

Huluと同じようなペースで順調に伸びていれば

有料会員は100万人前後まで伸びているはず。

auの運営するビデオパスや最後発のTBS運営のParaviについての数字は拾えなかったが

先日Netflixプランに変更してもらうために訪れたauショップの窓口で

 

「いやぁ〜弊社のこのプランが好評で

Netflixの加入者が急増し始めているらしいですよ!」

 

と鼻息粗く自慢されたので、Netflixプランにこっそり含まれている

ビデオパス会員も同時に増加しているのは間違いない。

ビデオパスは2016年頃に100万人という数字が出ているが

昨年ついにキャリアフリー化され誰でも東宝シネマズの割引が利用できるようになったので

NetflixプランとのW効果で相当会員数は伸びているはず。

Amazonが拡大する一方でいわゆる掛け持ちをするユーザーは減っているとのこと。

我が家は現在Amazonプライム、Netflix、Hulu、ビデオパス、Paraviに加入中だが

今年後半にも開始されるディズニーの配信サービスにも入る予定なので

さすがにどれかは切らねばならんと思案中。

 

最大手が潤沢な資金を使ってさらにコンテンツを強化すれば

後発のサービスが付け入る隙はほぼ無くなる。

どこも断片的にしか数字を出していないのは

一極集中することを懸念しての判断なのかも知れないが

現状を把握し辛いことこの上ない。

分かり易く会員数比較一覧を出してれれば良いのだが。

 

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TverやGYAO!のような無料サービスを含むアプリ市場のまとめはこちら。

ここでもAmazonプライムが圧倒的に強い。

Amazonの場合、映像配信サービスとして個別に契約者を募るのではなく

プライム会員向けのサービスの一環であるということが最大の強み。

テレビで楽しむには必須のFire TV Stickの援護射撃も相当効いている。

年間3,900円が全額プライムビデオでも他社と比べてまだ安いわけで

プライムの年会費が万単位まで上がらない限り優位は続きそうだ。


▼その他のちょっと気になるニュース

 

259円■Kinlde:翔んで埼玉 Kindle版

 

★『翔んで埼玉』ヒットの裏に、原作者・魔夜峰央が攻めた「逆手に取る」笑い

 

魔夜峰央の笑いは実写にしてどうなるものでもないと思っていたら

まさかの大ヒット。ディスられているのにこぞって見に行った埼玉県民の

ドMっぷりもさることながら、全国的にヒットしているのだから凄い。

加藤涼という最高の素材を得て舞台化された「パタリロ!」も

同じキャストでの映画化が予定されているというし、ここに来て魔夜峰央が来るのか。

ついにか。何十年越しだ。


★『カメラを止めるな!』クレジット問題が終結 和田氏・上田監督の共同原作に

 

今後の表記は

 

「共同原作:和田亮一/上田慎一郎」

「企画開発協力:荒木駿/大坪勇太(劇団PEACE)」

「Inspired by:『GHOST IN THE BOX!』(和田亮一/劇団PEACE)」

 

となるようだ。

 

【若干ネタバレあり】映画「カメラを止めるな」技ありなれど傑作ではない

「カメラを止めるな」の盗作疑惑について

 

当BLOGでも何度か取り上げてきた本作は、

「それほど斬新なわけでもないのに何故こんなに騒がれているのか」と

ずっと疑問に思っていた。

映画興行も終了し、数々の映画賞を獲得して

設定をそのまま流用したテレビCMやバラエティ番組でのミニドラマを製作し、

ヒットの恩恵がほぼ出尽くして盗作問題も鎮静化たところでの和解は

なんとなくやり逃げ感も残る。

次回作のハードルはさらに上がったことだろう。


05月24日公開■映画:「貞子」

 

「リング」で使用されていた曲が20年振りに復活した予告編が公開中。

「feels like ‘HEAVEN’」の歌唱者は何故か伏せられているのだが

こんなもの誰がどう聞いてもアヴちゃん(女王蜂)ではないか。

逆に違ったらそっくりさんが出てきたことになる。

ハリウッド版の復活が残念な出来だったので、これには期待。