映画「がっこうぐらし!」中の中でも上出来と思わねばならない苦悩 | 忍之閻魔帳

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▼映画「がっこうぐらし!」中の中でも上出来と思わねばならない苦悩

 

 

公開中■映画:がっこうぐらし

 

アニメ版が傑作と言われた日常系Xサバイバルホラーを

「リアル鬼ごっこ」の柴田一成監督と「呪怨」のスタッフ陣で映画化した

「がっこうぐらし!」が公開中。

主演は企画番組から生まれたラストアイドルから

オーディションにより選出された阿部菜々実 、長月翠、間島和奏、清原梨央。

共演に金子大地、おのののかなど。

 

(c)2019映画『がっこうぐらし!』製作委員会

 

洋画でも邦画でもアイドル(またはアイドル的な人気の若手俳優)と

ホラー映画はカレーとらっきょうのようなものなので組み合わせ自体は悪くない。

ただ、アイドル映画らしく主演の魅力で乗り切るには

ラストアイドルの4人では少々荷が重く、

かつ映画版は原作から溢れていたゾンビ愛が消え失せて

方向性を見失ってしまったように感じる。

 

アニメ版はロメロやリチャード・マシスンなど

ゾンビ文化の礎を築いてきた巨匠達へのオマージュを盛り込んだ秀作なのだが、

ゾンビ映画には欠かせないショッピングモールのエピソードまで削られてしまうと

単なる改変の域を超えてコンセプトそのものが崩れてしまったと言わざるを得ない。

アニメ版で印象に残る名場面、例えば終盤の太郎丸のシーンであったり

美紀が大切にしていた親友のポータブルCDであったり、

慈(めぐねえ)の走り書きだったりといった部分もことごとく省かれており、

脚本も兼任している柴田監督は

本作の旨味を良く理解していないのでは?との疑念が強く残る。

 

(c)2019映画『がっこうぐらし!』製作委員会

 

物語の軸を恵飛須沢胡桃(阿部菜々実)と先輩の葛城(金子大地)に置いたのは

本格的なゾンビ映画を作るには予算が足らないし、

映倫に引っ掛からないために身体欠損も描けないという

言わば両翼を封じられた故の苦肉の作なのかも知れないが

だからこそ、ここはもっと思い切って腕がもげ!胴体がちぎれ!首が飛びまくる!

「アイ・アム・ア・ヒーロー」も真っ青なゾンビ映画にするべきだったのではないか。

 

『4人の学園生活部』(現ももクロ編成)から

『胡桃とその他3人の学園生活部』(セーラー服反逆同名編成)に

改変されたにも関わらず、胡桃の魅力は他の3人と比べて

抜きん出ているわけでもないので主役不在のまま物語は蛇行気味。

アニメ版では描かれていた

 

・なぜこの巡ヶ丘学院高等学校は電力供給や水の濾過装置、豊富な備蓄品など

 生活に必要なほぼ全ての要素が完備されているのか

・そもそもゾンビ達はどこからやってきたのか

・慈だけが知っていたこと

 

という、物語の核心に迫る部分も言及されないので

映画だけ観た人には疑問の多く残るエンディングになったろう。

 

<以下はちょっとネタバレ>

 

そもそも、世界のどこまでゾンビが溢れているかも分からないから

無闇に脱出するより学園内に居た方が良いという設定だったのに、

火災でゾンビがほぼ全滅しては駄目だろう。

ゾンビとはいえ無数の人体が丸焦げになるほどの巨大火災が発生したはずなのに

保健室の備品や教室の机、いの一番に火がつくはずのカーテンなどはそのままで

庭の木々も青々と茂ったままというのは

いくらB級映画だからと言って許されるいい加減さではないと思う。

ある意味、Amazonプライムで配信中の外伝で話題になったキャベツ云々よりも酷い。

(ちなみに劇場版のキャベツはちゃんとしてました)

 

アニメ版を未見の方ならば、チープになったとはいえいくつかの仕掛けにも

新鮮な驚きがあろうし、そこそこ楽しめるとは思う。

しかし取捨選択を誤った脚本と、

思い切りの足らないラストアイドル達の芝居は

アニメ版のファン(私含む)からすればなかなか厳しい。

元が100点なので4割減でも60点という、いわゆる中の中の評価でも

原作レイプが多いこの手の作品の中ではマシな方だと思わなければならないのは残念。

 

映画「がっこうぐらし!」は現在公開中。

 

 

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映画の前日憚である「がっこうXXX」を配信中。

カスタマーの驚異的なスコアの高さが目を引くアニメ版も全話無料視聴可能。


▼観ていてふと思い出したのがこちら

 

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【紹介記事】ただひたすらに、淡々とつまらない。映画「ひぐらしのなく頃に」より抜粋。

 

こういう映画が一番困るのである。

 

腹が立つほど面白くないわけでもなく

かと言って面白いかと言われるとそうでもない。

原作と全く違うわけではないが

かと言って忠実かと言われるとそうでもない。

ネタに出来るほど、何かが突き抜けているわけでもない。

致命的な欠陥は見当たらないが、見所も見当たらない。

ただひたすらに、淡々とつまらない。

実写映画版の「ひぐらしのなく頃に」は、そんな映画に仕上がっていた。

 

続きは過去ログにて。


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