これこれ、これが遊びたかった。Nintendo Switch「ゴルフストーリー」 | 忍之閻魔帳

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▼これこれ、これが遊びたかった。Nintendo Switch「ゴルフストーリー」

 

 

先日のNintendo Directで私の琴線に触れたのは

「マリテニ」の発売日決定や「スマブラ」の発売決定ではなく

「ゴルフストーリー」だった。

洋ゲー事情に疎い私は存在すら知らなかったのだが

海外では昨年9月に配信済みで、ゴルフを題材としたRPGに

英語ならではの遊びを取り入れた会話がマッチし

すこぶる評判が良かったらしい。

ルーキータイトルに目を付けローカライズしたのはフライハイワークス

ダウンロード専用で価格は1,500円。

容量は2.1GBとゴルフゲームにしてはかなり大きめ。

 

  

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Nintendo Switch「ゴルフストーリー」は、

GB時代の任天堂タイトルを思わせる手作り感満載のRPG。

ひねりのないタイトルからは想像もつかない遊び心に富んだ会話が楽しく、

ジジィゲーマー向けに言うならば、80~90年代にかけてセンスが爆発していた

任天堂製のアドベンチャーゲーム、中でも名作として知られる

「カエルの為に鐘は鳴る」や「カードヒーロー」に近い。

もうこれだけでジジィゲーマーのハートは鷲掴みだろう。

 

肝になるゴルフ部分は、近年のゴルフゲームが目指している

リアル指向にきっぱりと背を向け、ドット絵のコースの中で

トリッキーな仕掛けをかいくぐって進めるファミコンライクな作り。

もうジジィゲーマーしか読んでいない前提でバンバン古いタイトルを出すと

RPG部分は「マリオゴルフGB」のストーリーモードをベースにし、

点在するライバルに対決を挑み(挑まれ)倒しながら進める

「ポケットモンスター」っぽさを盛り込みつつ、

課題にはファミコンディスクの迷作「プロゴルファー猿」のようなものもある。

フィールド上のどこでもすぐにゴルフを始めることが出来るため

「いったいお前は何個ボールを持って歩いているんだ」と思ってしまうが

そんな些細なことはこの楽しさの前にどうでもいい。

「あした天気になあれ」から連綿と受け継がれる「チャー・シュー・メン」の

タイミングさえ守ることが出来れば難易度は(中盤あたりまでは)それほど高くない。

クラシカルな絵や腰砕けの会話に反して

思った以上に細かな打ち分けが可能で、

バカバカしさと面白さが高いレベルで融合している。

 

不満点はほぼ無いが、敢えて挙げるとすれば

着地点予測を信用してクラブを選んでしまうとほとんどの場合オーバーしてしまうことと、

距離の調整やスピンのかけるタイミングが過去のゴルフゲームとは

微妙に異なるため混乱すること。

本編の楽しさに比べてBGMに面白味が欠けるのも惜しい。

ただ、操作周りに関しては私が覚れば良い話なので

やはり致命的なマイナス要素は無いと言い切ってしまおう。

 

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言われなければ洋ゲーだと思えないほどに和ゲー(特に任天堂ゲー)の香りがするのは

ローカライズを担当したフライハイワークスのお手柄と言えそうだ。

「ニンテンドークラシックミニ」を買ってしまった

「あの頃のゲーム」を求めているゲーマーは絶対に買うべし。

 

Nintendo Switch「ゴルフストーリー」は現在配信中。


▼宮崎駿の新作「毛虫のボロ」完成

 

★タモリ、宮崎駿の新作短編アニメ「毛虫のボロ」でボロの声や効果音を担当

 

ラストに流れる久石譲のピアノ曲以外、

ボロの声や効果音などすべての音声をタモリが担当している。

宮崎は「音をあててくれたタモリさんに感謝します。

タモリさんなくては、この映画は完成しませんでした。ありがとう」と

タモリへの感謝を述べている。

 

私の世代からすると、タモリと言えばイグアナの形態模写で

世に出てきた人というイメージなので、40年ぐらい時間を遡った印象。


▼Kindleセールまとめ

 

   

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▼ゲームズマーヤ閉店

 

チェーン展開をしていない個人経営のゲームショップとしては

日本一の知名度を誇るゲームズマーヤが4月8日で閉店。

店長のブログによると、理由は体調不良とのこと。

医師からは半年前より休養を指示されていたとの記述があるが

2月16日には4月20日発売の「Nintendo Labo」の

予約開始を知らせるエントリーが上がっており、

閉店時期はここ最近急に決められたのではないかと思う。

病気の詳細についての記載はないが、深刻な事態でないことを祈るのみ。

 

35年前と言えば、「ファミリーコンピュータ」が発売された年(1983年)であり、

まさに業界の生き字引的存在。

ショップの立場から発信されるメーカーへの提言・苦言は

時には一部関係者の反発を招いたりもしていたが

業界をより良くするためのものであったことは皆が認めていたはず。

お疲れ様でした。

 


▼大橋純子、食道がんを公表

 

★大橋純子 初期の食道がん公表「まだに信じられません」

 

大橋は1974年にアルバム「フィーリングナウ」でデビュー。

「たそがれマイ・ラブ」(78年)がヒットすると、

「シルエット・ロマンス」(81年)は累計55万枚を売り上げた。

その後も、精力的に活動を続け、「愛は時を越えて」(92年)も20万枚のヒット。

来年デビュー45周年を迎える。

 

「日本で歌の上手い女性シンガーは誰ですか」と聞かれたら

私の中でかなり早い段階で思い当たるのが大橋純子である。

世間的には「たそがれマイ・ラブ」や「シルエット・ロマンス」なのだろうが

ヒットしたその2曲こそがイレギュラーであることはあまり知られていない。

 

大橋の夫であり、中森明菜の「Fin」の作曲者でも知られる佐藤健や

後に一風堂を結成し「すみれ September Love」などヒット曲も送り出した

土屋昌巳らが在籍したことで知られる美乃屋ステイションをバックに従えて、

唯一無二のパワフルなボーカルと

70年代の音楽シーンでは異彩を放つサウンドを融合させた名盤を

何枚もリリースしていた。

そのうちの何枚かは今も私のiPhoneに入っていて

ちょうど今日も「FULL HOUSE」を聴いたばかりなのでかなり驚いている。

昨日はDoubleも乳癌を発表していたばかりで、

良く聴いていたミュージシャンの体調不良は知人でもないのに心配になってしまう。

 

近年の「歌ウマ」とは音域やら声量やら、挙げ句には音符を追う正確性といった

機械で解析出来る要素ばかりが重要視されているが、

ダンレボをパーフェクトでクリアできる人を

「すごい早さで足の動く人」とは言っても「ダンサー」と呼ばないのと同じように

精密採点で高得点を穫る人の多くは「音符を追えているだけの人」であって

「歌(手)」ではない。

ましてや、アーティストの命とも言える「表現力」とは何の関係もない。

初期の大橋純子を聴いていると、70年代に活躍していた歌手の当たり前が

どれほどハイレベルであったかを思い知らされるはず。

「シルエット・ロマンス」のおばさんね、と思っている方こそ

「RAINBOW」や「FULL HOUSE」あたりを聴いてみていただきたい。

 

 

発売中■CD:RAINBOW / 大橋純子

発売中■CD:FULL HOUSE / 大橋純子