2017年度連続ドラマまとめ | 忍之閻魔帳

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▼2017年度連続ドラマまとめ



ふと思い立ったので平均視聴率でランキングを作ってみた。
対象は日テレ、TBS、テレ朝、フジの4局で、
テレ東とNHKの作品は含まれていない。
また、ゴールデンタイム(19時〜22時)に放送されたものに限定している。



<2017年放送連続ドラマ平均視聴率トップ7作品>


03月07日発売■Blu-ray:「ドクターX 外科医・大門未知子 シーズン5」

20.78%「ドクターX」(木21/テレ朝)
16.00%「陸王」(日21/TBS)
14.78%「コード・ブルー」(月21/フジ)
14.55%「A LIFE」(日21/TBS)
14.09%「緊急取調室」(木21/テレ朝)
13.60%「小さな巨人」(日21/TBS)
12.65%「奥様は、取り扱い注意」(水22/日テレ)


TBS:3本
テレ朝:2本
日テレ:1本
フジ:1本

神7入りを果たしたのがこちら。
トップは2位の「陸王」に4%以上の大差をつけて「ドクターX」。
最終回で25.3%をマークして人気シリーズならではの貫禄を見せつけた。
陣内孝則や草刈正雄といった新キャラクターが思いの外活躍せず
前シーズンの泉ピン子ほど強烈なキャラクターがいなかったにも関わらず
お馴染みの面々と復活組で抜群の安定感を誇っていた。
時流を取り入れた脚本内での遊びも「家政婦は見た!」を彷彿して楽しい。


03月30日発売■Blu-ray:「陸王 -ディレクターズカット版」

2位に入ったのは先日最終回を迎えたばかりの「陸王」。
「半沢直樹」から続いている池井戸潤xTBSの日曜劇場枠の新作で、
100年に渡る伝統を守って来た足袋屋が業績回復のために一念発起し
マラソン用シューズを開発する過程を描いている。
フォーマットは「下町ロケット」に近いが
久々に連ドラに出演した役所広司が映画と遜色ないほどの気合いのいれようで
主演に引っ張られるように山﨑賢人や竹内涼真といった
若手俳優が目を見張る成長を見せてくれた。
特にコミック原作で主演をやり過ぎたせいで
すっかり原作キラーとして認知されてしまった山﨑賢人が予想外の好演。
若干芸人枠が増え過ぎたのが鼻につくものの、
真面目にコツコツ頑張っているものが報われるという
日本的な人情劇が世代を問わず胸をうつ。
一部では「もう飽きた」という声もあるようだが、
「ドクターX」や「陸王」のヒットを支えているのは
新しさよりも安定した楽しさを期待する「水戸黄門」的な需要だろう。

他の作品では「奥様は、取り扱い注意」が7位に入ったことが意外。
綾瀬はるかのへっぴりアクションと、
1話の時点で分かってしまった西島秀俊の正体など
コレといった見どころは無かったはずだが
よくよく考えてみればこれも「水戸黄門」的な勧善懲悪モノなのであった。



<全話平均視聴率10〜11%台>


03月28日発売■Blu-ray:「コウノドリ SEASON2」

11.87%「コウノドリ」(金22/TBS〕
11.47%「過保護のカホコ」(水22/日テレ)
11.45%「黒革の手帖」(木21/テレ朝)
11.39%「東京タラレバ娘」(水22/日テレ)
11.30%「嘘の戦争」(火21/フジ)
11.25%「あなたのことはそれほど」(火22/TBS)
10.97%「遺留捜査」(木20/テレ朝)
10.58%「CRISIS」(火21/フジ)
10.17%「カンナさーん!」(火22/TBS)

TBS:3本
テレ朝:2本
日テレ:2本
フジ:2本

まぁ成功と言える二桁はここまで。
「コウノドリ」「嘘の戦争」「CRISIS」「あなたのことはそれほど」など
大ヒットとまではいかないが
見ていた方の評判がすこぶる良かったものが並んでいる。
特に原作ファンから歓迎され、
ドラマ版からのファンは原作に興味を示すという
幸福な相乗効果を生んだ「コウノドリ」は
地雷の多い実写化作品において貴重な成功例。


01月24日発売■Blu-ray:「過保護のカホコ」

オリジナル脚本で話題を集めたのは、
高畑充希と竹内涼真のホリプロコンビによる「過保護のカホコ」。
母親の助けを借りなければ何も出来ない過保護な娘が
その天真爛漫させ周りの人々を幸福にする物語。
少し意地悪い見方をすると、カホコのキャラクター付けがやや過剰で、
ただ純粋なのか何かしらの障碍があるのかの区別がつかないところがあり、
中盤ぐらいまでは母親が異様に過保護なのは
深刻な理由があるのではと邪推していた。
母親が黒木瞳で祖母が三田佳子と、
現実生活で娘・息子が問題を起こした女優がキャスティングされていたのは驚き。
二人とも良く引き受けたな。



<全話平均視聴率8〜9%台>


発売中■Blu-ray:「カルテット」

TBS:4本
テレ朝:1本
日テレ:7本
フジ:1本

09.74%「就活家族」(木21/テレ朝)
09.73%「ごめん、愛してる」(日21/TBS)
09.63%「スーパーサラリーマン左江内氏」(土21/日テレ)
09.55%「ボク、運命の人です。」(日22/日テレ)
09.30%「視覚探偵 日暮旅人」(日22/日テレ)
09.17%「母になる」(水22/日テレ)
08.90%「カルテット」(火22/TBS)
08.79%「リバース」(金22/TBS〕
08.77%「貴族探偵」(月21/フジ)
08.77%「先に生まれただけの僕」(日22/日テレ)
08.70%「ウチの夫は仕事ができない」(日22/日テレ)
08.58%「愛してたって、秘密はある。」(日22/日テレ)
08.32%「下剋上受験」(金22/TBS〕


発売中■Blu-ray:「リバース」

この辺りになると、数字も評判も芳しくない「ややコケ」の作品と
数字は振るわなかったものの評判は高かったマニアックな作品とが混在している。
評価が高かったのは、この中では「カルテット」と「リバース」だろうか。
「カルテット」は物語のテイストが前半と後半で大きく異なる意欲作。
1話完結が好まれる時代に、敢えて全話を通して1本の長い話を描くのは
数々の名作を手掛けてきた坂元裕二だからこそ許されること。

「リバース」は、湊かなえ原作xTBS金曜22時の黄金ペアによる新作。
「夜行観覧車」「Nのために」と名作を生み出してきた枠だけに
今回も非常に安定した作りだった。
ジャニーズ所属の玉森が悪目立ちすることなく物語に溶け込んでいたのは驚き。
「昔の出来事に縛られた今を生きる人々」という構図は
「Nのために」にも通じるが、ミステリーの完成度は「N」に軍配か。
シェネルの歌う主題歌「Destiny」は、
私的に今年のドラマ主題歌でNo.1のハマり度だった。



<全話平均視聴率6〜7%台>

07.73%「監獄のお姫さま」(火22/TBS)
07.68%「フランケンシュタインの恋」(日22/日テレ)
07.33%「ハロー張りネズミ」(金22/TBS〕
06.74%「民衆の敵」(月21/フジ)
06.65%「突然ですが、明日結婚します」(月21/フジ)
06.54%「警視庁いきもの係」(日21/フジ)
06.53%「刑事ゆがみ」(木22/フジ)
06.53%「嫌われる勇気」(木22/フジ)
06.44%「人は見た目が100パーセント」(木22/フジ)
06.19%「今からあなたを脅迫します」(日22/日テレ)
06.07%「僕たちがやりました」(火21/フジ)

TBS:2本
テレ朝:0本
日テレ:2本
フジ:7本

いよいよ好調とは言い難いラインに突入。
ただ、宮藤官九郎脚本の「監獄のお姫さま」や
綾野剛主演の「フランケンシュタインの恋」はそこそこ評判も良かった。
最終回で月9最低視聴率を記録してしまった「民衆の敵」や
枠ごと消滅してしまった日曜21時の「警視庁いきもの係」も
ここに入っており、数字は低調でも評判は様々なようだ。
特筆すべきは、全11作品のうち実に7作品がフジであるという点。
ひとつ上のグループでは日テレが圧倒的に多くなっており
数字も評価も高かったTBSとテレ朝に完全に後れを取っている。



<全話平均視聴率5%以下>

05.75%「明日の約束」(火21/フジ)
05.35%「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(日21/フジ)
04.99%「大貧乏」(日21/フジ)
04.50%「セシルのもくろみ」(木22/フジ)

TBS:0本
テレ朝:0本
日テレ:0本
フジ:4本

そして触れないのも優しさと言える最下位グループ。
何と全てフジテレビである。
TBS「A LIFE」に真っ向勝負した「大貧乏」は仕方ないとしても、
事務所にねじ込まれた感アリアリの「櫻子さん」、
生徒の自殺という1エピソードで最終話まで引っ張った「明日の約束」、
真木よう子が平凡な弁当屋の主婦という時点で
もう失敗な「セシルのもくろみ」などなど、
企画書の段階で落しておけと言わんばかりの作品が並んでいる。

「明日の約束」は作品自体の作りは決して悪くないが
毎週変わり映えのしない絵と遅々として進まないストーリーが致命的。
回を追うごとに数字が落ちていったのは当然で
「ソロモンの偽証」のように2夜連続のスペシャルドラマであれば
もう少し付いて来た視聴者もいたような気がする。



ざっと見回してみて、今年はとにかくTBSが絶好調だった。
数字は当たり外れがあったがどの作品もこだわりを持って作られており
ドラマ枠を減らした代わりに、1本あたりのクオリティが上がっている。
本数は少ないが決まった層に向けてシリーズを重ねるテレ朝と共に、
この2社が2017年のドラマ界を引っ張ったと言っても過言ではないだろう。

日テレは本数は多いものの大ヒットには恵まれず、
フジに至っては下位を独占する独り負けの状態。
バラエティもドラマも、今のフジはセンスが古過ぎる。
「孤独のグルメ」も「やすらぎの郷」も、
制作会社や脚本家(倉本聰)は、最初はフジに話を持っていったが
「こんなものはダメ」と却下されたと言っていた。
このままでは、「フジがダメと言ったから当たる説」すら出てきかねない。



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