▼今週発売の新作ダイジェスト
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08月05日発売■CD：「SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition- / SUGAR BABE」
08月05日発売■Blu-ray：「幕が上がる 豪華版」
08月05日発売■Blu-ray：「ザ・セル」
08月05日発売■DVD：「ビデオゲーム THE MOVIE」
08月08日発売■Blu-ray：「帝都 Blu-ray COMPLETE BOX」
▼札束で頬をぶたれ続ける至福の125分。映画「ジュラシック・ワールド」
発売中■Blu-ray：「ジュラシック・パーク」
発売中■Blu-ray：「ジュラシック・パーク 3D+2D」
発売中■Blu-ray：「ロスト・ワールド / ジュラシック・パーク」
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スティーヴン・スピルバーグ監督の「ジュラシック・パーク」から22年。
「III」から数えても14年振りの復活となった
「ジュラシック」シリーズ最新作が日本でもいよいよ公開。
先行公開された海外では初週で2億ドルを突破する
大ヒットスタートを切り、現在までに6億3150万ドルを突破。
これはハリウッドで歴代3位の成績であり、
同2位の「タイタニック」も視野に入るメガヒットとなっている。
01位：7億6050万ドル「アバター」
02位：6億5867万ドル「タイタニック」
03位：6億3150万ドル「ジュラシック・ワールド」
04位：6億2335万ドル「アベンジャーズ」
05位：5億3485万ドル「ダークナイト」
06位：4億7454万ドル「スター・ウォーズ／エピソード1 ファントム・メナス」
07位：4億6099万ドル「スター・ウォーズ」
08位：4億4813万ドル「ダークナイト・ライジング」
09位：4億4122万ドル「シュレック 2」
10位：4億3511万ドル「E.T.」
「III」から14年振りの登場となった本作は
恐竜と間近で触れ合ったりショーを楽しんだりできる
最新施設「ジュラシック・ワールド」内で発生した
大規模のパニックが描かれている。
主演は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で
一躍トップスターに上り詰めたクリス・プラット。
共演には「ヘルプ」のブライス・ダラス・ハワード、
「最強のふたり」のオマール・シー、
「めぐり逢わせのお弁当」のイルファン・カーンなど。
みんな映画はハリウッドがいいんだね！
じゃあハリウッド映画だけ観ればいいよ！
予算と技術はある方がいいもんね！
特に予算！金で顔叩かれた映画を観ればいいと思います！
ハリウッド日本比較の人はそれが気持ちいいんでしょう？
つい先日、こんなことをツイートした日本の映画関係者がいた。
スポーツにいては体格の差を俊敏さや技の切れで、
エンタメにおいては資金力の差をアイディアで跳ね返し
世界と勝負してきた日本人とは思えない発言で情けなくなってしまう。
確かに「ジュラシック・ワールド」は札束で観客の頬をぶっている。
125分間、ひたすらぶたれ続けていると言っても過言ではない。
しかし、ここまで金をかけられると
「あぁ、札束で頬をぶたれるのはこんなにも気持ちの良いものですか」と
ドM全開で恍惚の表情を浮かべずにはいられない。
同じ金額を支払って劇場に足を運んだ観客に対し
ビッグバジェットへの嫉妬や怨嗟をぶつけられるぐらいなら、
大富豪の豪邸で札束がいっぱい入ったバスタブに
裸で飛び込んだ方が楽しいに決まっている。
初代「ジュラシック・パーク」から22年。
今では映画は観たことがなくて、ユニバーサルのアトラクションは
体験したという世代も随分と増えていることだろう。
3Dに対応してから映画はアトラクション的な部分が大きくなっていて
その反面、ストーリーは単純明快に、テンポはなるべく早くが主流になっている。
本作はその流れの中でも決定版と言えるもので
恐竜が出てくるまでの『ため』が一切ない。
ストーリーにおける些細な粗など気付かせない、
気付いてもそこに固執していられないほど
隙間無くトラブルを発生させ、恐竜を大暴れさせるのである。
「責任者なのに甥っ子二人のためにさっさと現場を離れていいのか」
「さっき海に飛び込んだのに何でマッチがすぐつくんだよ」
といった疑問が怒濤のように押し寄せる札束のビッグウェーブに呑み込まれ
「ま、いいか」と思わされてしまう。
テーマパークで自らズブ濡れゾーンを選ぶ客と一緒で
これはもうゴタゴタ言わずに楽しんだもの勝ちなのだ。
発売中■BOOK：「ジュラシック・ワールド 竹書房文庫」
発売中■BOOK：「ビックリ3D図鑑 ジュラシック・ワールド」
ストーリーの肝になっているのが、遺伝子組み換えで生まれた
新種の恐竜インドミナス・レックス。
Tレックスよりも巨大でさらに凶暴なインドミナス・レックスの脱走が
パーク内を大パニックに陥らせるわけだが、
不思議なことに被害が拡大し、状況が悪化していくにも関わらず
主人公も職員もどこか呑気で、それほど緊迫感がない。
団体行動から外れて孤立し、今にも喰われそうなザックとグレイ（兄弟）までもが
恐竜に追われる状況を楽しんでいるようにすら見える。
パニック映画としては失敗なのだろうが、
この「怖いけど楽しい」を保ったバランス配分が
本作を家族で楽しめるアトラクション映画にしているのである。
男臭くて腕っ節が強く、純情そうで少しバカっぽい、
ハリウッド映画のヒーロー像を余すことなく備えたクリス・プラットと、
袖をまくり上げ、アンジョリーナ・ジョリーも真っ青な活躍を見せる
ブライス・ダラス・ハワードのコンビもいい。
特にブライス・ダラス・ハワード演じるクレアは、
これまでこの手の娯楽大作では添え物が多かった女性を
二枚看板に近いぐらいまで引き上げている。
発売中■Blu-ray：「【60周年記念版】メカゴジラの逆襲」
発売中■Blu-ray：「【60周年記念版】ゴジラvsビオランテ」
人間の小賢しい知恵が生んだ新種（インドミナス・レックス）と、
純血種（Tレックス）との闘いを見せ場に持って来る作りは
完全に「ゴジラvsビオランテ」もしくは「メカゴジラ」なわけで、
「ゴジラ」で育った怪獣映画世代としては心躍らずにいられない。
「パシフィック・リム」や「GODZILLA」に熱狂した方にもお薦めできる。
私的には「アベンジャーズ」や「スター・トレック」を
劇場で観た時に近い感覚に包まれた、至福の125分だった。
とにかく楽しいし、ずっとワクワクしていたのは久しぶり。
映画としては欠陥も多いが、エンターテイメントとしては超S級と言えるだろう。
映画「ジュラシック・ワールド」は現在公開中。
11月05日発売■PS4：「LEGO ジュラシック・ワールド」
11月05日発売■PS3：「LEGO ジュラシック・ワールド」
11月05日発売■WiU：「LEGO ジュラシック・ワールド」
11月05日発売■3DS：「LEGO ジュラシック・ワールド」
恒例のレゴシリーズから「ジュラシック・ワールド」が11月に発売。
プラットフォームはPS4、PS3、Wii U、3DSの4機種。
配信中■iOS：「ディノ・ハンター」
今直ぐに何か遊びたいなら、iOSの「ディノ・ハンター」がお薦め。
ターゲットを決めて狩るだけのシューティングではあるが
グラフィックも申し分なく、ちゃんとハンティングの楽しさがある。
基本無料＋課金制ながら、課金しなくても遊べる点も親切。
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