家庭用ゲーム機市場・年度末商戦まとめ、「食人族」がBlu-ray化、他 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

ドラゴンクエストヒーローズ PS4 PS3


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Atom Z3745 / eMMC 32GB / 2GB / Microsoft Office H&B 2013 ホワイト」

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「艦これ」2周年を迎える本日(23日)新たにデビューする方にも最適。



▼Kindle本、セール情報


62%OFF(299円)■Kindle:「プロフェッショナルの習慣力
トップアスリートが実践する「ルーティン」の秘密」


本日(4月23日)の日替わりセールはこちら。

イチロー選手はなぜあれほどヒットを打てるのか。
その要因に必ず挙げられるのが日々の「習慣」である。
毎朝同じ時間に起床し、同じ時間に同じ食事をとり、同じ時間に球場入りする。
バッターボックスに入る前の動作も、ボールを打つ前の動作もすべて同じだ。
こうした手順や習慣は「ルーティン」と呼ばれるが、自らに習慣を課し、
こつこつと続けることが得意な日本人にとって最も適した能力開発法である。
シアトリ・マリナーズでメジャーリーガーを観察し続けた
アスレティックトレーナーが、日本人ならではの成功法と働き方を提唱する。




▼今週発売の新作ダイジェスト


04月20日発売■BOOK:「SWITCH ジャズタモリ TAMORI MY FAVORITE THINGS」
04月22日発売■Blu-ray+DVD:「ホビット 決戦のゆくえ 3枚組/デジタルコピー付き」
04月22日発売■Blu-ray:「美女と野獣」
04月23日発売■BOOK:「ミニサイズ版 VOCE 2015年 06月号」
04月24日発売■Blu-ray:「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」
04月24日発売■Blu-ray:「アバウト・タイム / ラブ・アクチュアリー ツイン・パック」
04月24日発売■DVD:「びじゅチューン! DVD BOOK」


04月22日発売■Blu-ray:「OVA うる星やつら Blu-ray BOX」
04月23日発売■3DS:「ブレイブリーセカンド 早期特典付き」
04月23日発売■3DS:「ブレイブリーセカンド 早期&Amazon限定特典付き」
04月24日発売■Blu-ray:「ベイマックス MovieNEX」
04月24日発売■Blu-ray:「ベイマックス MovieNEX Amazon限定イヤホンジャック付き」
04月24日発売■Blu-ray:「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I」
04月24日発売■Blu-ray:「ガンダム Gのレコンギスタ 5 特装版」
04月24日発売■Blu-ray:「ジャイアントロボ THE ANIMATION ~地球が静止する日~」



▼年度末商戦まとめ


発売中■PS4:「PlayStation4 ジェット・ブラック」
発売中■PS4:「PlayStation4 グレイシャー・ホワイト」

2015年2月/3月の年度末商戦を制したのはNew3DSとPS4だった。

<ハード販売台数 2015年2月~3月>

274,321台「プレイステーション4」
240,495台「Newニンテンドー3DS」
185,881台「プレイステーションVita」

54,679台「プレイステーション3」
53,795台「Wii U」
40,887台「ニンテンドー3DS」

3,709台「Xbox One」

ハード別販売台数ではPS4がトップを獲得。
山田孝之の「役者は揃った」CMを証明するかのように
「ドラクエ」「FF」「龍が如く」「バイオ」「Bloodborne」と
話題作を毎週のように投入し、2ヶ月間で約27万台を販売した。
任天堂一社が気を吐くWii Uとは対照的にサードパーティの後方支援が
万全であることがここに来て実を結びつつあるようだ。
約24万台を売ったNew3DSも堅調ではあるものの
すぐ後ろにはVitaが約19万台を売って肉薄しており、
ソニー系ハードの伸びが目立った商戦だったといえる。


01位:PS3「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」435,862本
02位:3DS「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D」411,731本
03位:PS4「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」311,939本
04位:PSV「GOD EATER2 RAGE BURST」300,076本
05位:PS3「龍が如く0 誓いの場所」212,036本
06位:3DS「妖怪ウォッチ2 真打」162,904本
07位:PS4「Bloodborne」150,245本
08位:PS4「龍が如く0 誓いの場所」126,773本
09位:PSV「ソードアート・オンライン・ロストソング」125,541本
10位:PS4「ファイナルファンタジー零式 HD」104,099本

ソフト面ではPS3/PS4「ドラゴンクエストヒーローズ」が
2機種合計で約84.7万本を販売し、それぞれ1位と3位にランクイン。
「北斗無双」(約55.3万本)や「ワンピース 海賊無双」(約82.6万本)を抜き
コラボ無双としては歴代トップの成績を収めている。
現在もロングセラー中であり、どこまで数字を伸ばすかに期待したい。
「ドラクエ」のワンツーフィニッシュを阻んだのは
3DS「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D」。
同じく3DSでリメイクされた「時のオカリナ」は
64版が146万本、3DS版が56万本と1/3強の販売本数を記録していたため
64版が60万本の「ムジュラ」なら30万がいいところかと思っていたのだが
「時のオカリナ3D」に迫る好セールスとなっている。

TOP10の機種別の内訳は、PS3が2本、PS4が4本、3DSが2本、Vitaが2本と
程良く散らばっており、パワーバランスは取れているように見えるが
特定の層に訴求した中ヒットが多く、
年度末商戦らしい盛り上がりとは言い難い結果となっている。



▼来週発売の新作ゲーム

3DS パズル&ドラゴンズ マリオ エディション
04月29日発売■3DS:「パズドラ スーパーマリオエディション」【9/9/9/9】
04月29日発売■3DS:「パズドラ スーパーマリオエディション Amazon特典付き」

・本編クリアーまでは約40時間、やり込み要素を含めると100時間以上
・「マリオ」の世界観で「パズドラ」を遊ぶ
・キャラの動きや1up演出が良い
・中盤以降はスマホ版ユーザーも納得の歯応えがあり
・本家に比べてキャラの数が少ない
・普段は敵キャラを味方にして育成するのが楽しい

体験版を遊んだ限りでは、本家「パズドラ」ではなく
「パズドラZ」のキャラ替えバージョンの域を出ず
それ以上の魅力は正直見つけられなかったのだが・・・うーむ。
既に何度か書いたが、「パズドラ」はキャラの豊富さこそが肝なので
任天堂と組むなら「スマブラ」とやるべきだったのでは。

Wii U ゼノブレイドクロス
04月29日発売■WiU:「XenobladeX / ゼノブレイドクロス」【9/9/8/8】
04月29日発売■WiU:「XenobladeX Amazon限定パスケース付き」
04月29日発売■WiU:「XenobladeX 本体セット」
04月29日発売■WiU:「XenobladeX 本体セット Amazon特典付き」

・重厚長大なストーリー、硬派な難度、ユーザーアビリティの高さは古き良きRPG
・やることが多い分だけ充実感がある
・マップをタッチするだけで移動するスキップトラベルが便利
・多彩な戦術とカスタマイズを楽しめる
・ムービーの挿入が頻繁で間延びしがち、会話のテンポももう少し早い方が良かった
・シームレスで移動できるオープンワールドはストレスなし
・物語の描写は丁寧だが、ムービーを見ているだけという感も

現時点で見えているWii Uタイトルでは最後の大弾とも言える
「ゼノブレイドクロス」がいよいよ来週発売。



▼新作ホラー2本がBlu-ray化


07月02日発売■Blu-ray+DVD:「アナベル 死霊館の人形 デジタルコピー付き」
09月02日発売■Blu-ray+DVD:「呪い襲い殺す」

人形の登場するホラーを撮らせれば世界一(*私調べ)な
ジェームズ・ワン監督による最新ホラーが早くもBlu-ray化。
「死霊館」にも登場した呪いの人形にまつわるエピソードを映画化したものだが
心霊研究家のウォーレン夫妻は登場せず、いわばスピンオフ。
ジェームズ・ワンは今作では製作に回り、監督には「死霊館」で
撮影監督を務めたジョン・R・レオネッティが抜擢された。

「死霊館」のスピンオフと言いつつ、映画の枠組みは
ロマン・ポランスキーの名作中の名作「ローズマリーの赤ちゃん」を踏襲している。
シャロン・テート事件、主人公夫婦の名前などをこれ見よがしに散りばめて
「どこまでが『ローズマリー』と同じなのか』をホラー好きに予想させる作りだ。
同じく人形がキーワードの「デッド・サイレンス」で見られた
クラシックホラーへのオマージュをさらに強化して
「死霊館」や「インシディアス」を泣けるホラーに昇華させた
自己犠牲の精神もしっかり織り込むあたり、どこを切ってもジェームズ・ワン印である。
「死霊館」ほど物語に厚みはなく、サイドメニュー的な軽さは残るものの
「ホットロード」「アオハライド」「ストロボ・エッジ」と梯子する
女子中高生のように、お約束の嵐がホラーファンには心地良いからいいのだ。



「呪い襲い殺す」(原題:OUIJA)は
マイケル・ベイ、ブラッド・フラー、アンドリュー・フォームによって
設立されたホラー映画専門の製作会社プラチナム・デューンズと
「パラノーマル・アクティビティ」シリーズや「インシディアス」「ジェサベル」など
多くのホラーを製作してきたジェイソン・ブラムのコンビによるオカルトホラー。
海外版「こっくりさん」として知られる
降霊術ゲーム・ウィジャボードを使ったことで起こる怪現象を描いた作品で
全米では初登場1位を獲得するヒットになった。
監督は「ブギーマン」「ポゼッション」の脚本を務めたスタイルズ・ホワイト。
最近の洋物ホラーは「MaMa」のように海外でヒットしても
ストレート扱いになることが多く、これも残念ながら劇場公開はなし。
仕方ないのでBlu-rayで補完することにしよう。



▼伝説のカルトホラー「食人族」がBlu-ray化


08月04日発売■Blu-ray:「アクエリアス -HDリマスター特別版」
08月04日発売■Blu-ray:「パンプキンヘッド -HDリマスター版」
09月02日発売■Blu-ray:「デモンズ ’95 -HDリマスター版」
10月02日発売■Blu-ray:「フェノミナ -製作30周年記念HDリマスター特別版」
11月03日発売■Blu-ray:「食人族 -製作35周年記念HDリマスター究極版」
11月03日発売■Blu-ray:「シャドー -HDリマスター特別版」

もともと怪談やホラーが苦手だった私が
真逆のホラー大好きへと転身したきっかけを作ったのは
横溝正史の金田一耕助シリーズや、大林宣彦監督のカルト的名作「ハウス」だった。
見ては泣き、泣きは見てを繰り返しすうちにすっかり恐怖耐性がついてしまい、
いつしかホラーこそ最高の娯楽と思っていた時期すらある。
そんな私でも「さすがにここまでは・・」と後ずさりしたのが「食人族」だった。
今ではもう許されないだろうが、串刺しにした衝撃的なポスターが
街のあちこちに貼られ、前を通る時には自然と早歩きになったぐらいである。

近年はすっかりお馴染みになったモキュメンタリーという手法が
当時はまだ一般的ではなく、ちょうど同じ頃、
日本では「ノストラダムスの大予言」や「川口浩探検隊」が大人気だったこともあり
「食人族」も私達の周りでは「本物の取材映像らしいよ」と随分盛り上がった。
胡散臭いものを「はいはい、嘘ね」で片付けず「もしや」と思いながら楽しむ空気、
世界中が「胡散臭いモノ」を大好きだった時代だったのだ。
ここ日本でもホラー漫画界の鬼才・日野日出志、
今や「孤独のグルメ」が有名になった久住昌之、
WAHAHA本舗主宰の喰始らが関わりサブカルホラーとして
人気を集めていた「ギニーピッグ」シリーズが一部の愛好家で話題になったものの
1989年に発生した連続幼女誘拐殺人事件の影響で
この手の作品がレンタルショップから一斉に撤去され、ブームは終わってしまった。

さて、すっかり話題が逸れたがとにかく「食人族」である。
DVDの再販すらないだろうと思っていたらまさかのBlu-ray化。
さらに本編を含む2枚組には約434分もの蔵出し映像が収録されるとか。
今更こんなもの出して誰が買うんだと思ったら
22日10時現在でAmazonランキングの98位に入っていた。
まさかのTOP100入りである。これはすごい、大健闘じゃないか。
「フェノミナ」も含め、こういった作品にスポットが当たるのは
ホラー好きとしては嬉しい限り。
というわけで、当時怖くて直視できなかった大人はこの機会に是非。