▼今週発売の新作ダイジェスト
02月10日発売■BOOK：「桂正和×TIGER&BUNNY 2 原画&ラフ画集成」
02月12日発売■Blu-ray：「Perfume Clips 初回限定盤」
02月12日発売■DVD：「Perfume Clips 初回限定盤」
02月13日発売■3DS：「A列車で行こう 3D オリジナルサントラCD付き」
02月13日発売■WiU：「ドンキーコング トロピカルフリーズ」
02月15日発売■COMIC：「日常の夏休み（角川つばさ文庫）」
▼お行儀の良いハチャメチャ。映画「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」
（C）2014 フジテレビジョン 小学館 ジェイ・ストーム 東宝 OLM （C）高橋のぼる・小学館
「藁の楯」「悪の教典」「十三人の刺客」「クローズZERO」
「ヤッターマン」「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」「逆転裁判」「一命」
「愛と誠」「龍が如く 劇場版」「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」
はちゃめちゃな快作か、滑りっぱなしの駄作か。
自信満々に我が道を進み、満塁ホームランと空振り三振を繰り返す
三池崇史監督の最新作が明日より公開。
高橋のぼるの同名人気コミックスの実写映画化で、
脚本は「あまちゃん」「中学生円山」「謝罪の王様」の宮藤官九郎。
主演は「僕等がいた」「脳男」の生田斗真。
共演には仲里依紗、山田孝之、上地雄輔、岡村隆史、大杉漣、堤真一。
例によって原作は未読。
麻薬密売で荒稼ぎしているヤクザ組織を撲滅するため
はみ出し者の巡査が潜入捜査を行うストーリー。
なるほど、地中深く潜るから「土竜」なのか。
単純明快・娯楽に徹した作品なので予備知識は全く問題なし。
「愛と誠」を酷評し、「悪の教典」を絶賛した私は
空振りも厭わない三池監督の豪快なフルスイングのファンである。
結果がどうであれ、躊躇なくバットを振る監督の思い切りの良さが
「十三人の刺客」や「ヤッターマン」を生み出した原動力であることは間違いなく
だからこそコキ下ろした「愛と誠」ですら憎み切れない。
しかし、本作は何かが違う。
これまでの三池作品と同様にはちゃめちゃをやってはいるが
予期せぬところでの大爆発がなく、セオリーに則ったはちゃめちゃという感じがする。
生田斗真のバカっぷりも、岡村のにゃーにゃー言葉も、堤真一の超人ぶりも
全てが想定内であり、良くも悪くも「きちんと」している。
三池崇史は、井筒和幸監督作品からドロ臭さを抜き、
園子温監督作品から過激さを薄めたような
収まりの良いエンターテイメントを撮る監督だったろうか。
（C）2014 フジテレビジョン 小学館 ジェイ・ストーム 東宝 OLM （C）高橋のぼる・小学館
北野武監督が大杉漣をブレイクさせたように
三谷幸喜監督が伊吹吾郎を上手く使ったように
深田恭子のドロンジョや、仲里依紗のゼブラクィーンなど
三池監督も過去多くの作品で役者の新たな魅力を開花させてきた。
しかし、本作ではそれがない。
堤真一も大杉漣も渡辺哲も吹越満も遠藤憲一も、
他の作品で見せて来た「お馴染みのキャラクター」の延長線上であり
しかもその大半は園子温監督の方が上手く活かしている。
私が本作に対し、タランティーノへのオマージュよりも
園子温監督作品、ことに「地獄でなぜ悪い」への嫉妬を感じたのはその辺が理由だろう。
「地獄でなぜ悪い」で星野源や長谷川博己が見せたような
鮮烈な魅力がこの作品にはないのだ。
とはいえ、ジャニーズ主演作でここまでやったのは高く評価したい。
開始から30分ほどほぼ全裸のまま演じ続けた生田斗真の爽やかバカっぷりも良かったし
仲里依紗のエロティックさは、少年漫画におけるヒロイン像を完璧に再現している。
空振りの「愛と誠」の方が三池監督らしかったなどと思うのは
熱烈なファンである私だから思うことであって
破綻のない、適度にはちゃめちゃな本作はクドカン作品のファンの方が
受け入れ易いのではないか。
そうか、この作品は三池監督の持ち味をクドカンの脚本が喰っているのだな。
少年漫画の世界を再現したエンターテイメント。
それ以上のものを期待しなければ充分楽しめる良作。
映画「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」は明日2月14日より公開。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
タイトル：土竜の唄 潜入捜査官 REIJI
配給：東宝
公開日：2014年2月14日
監督：三池崇史
出演者：生田斗真、仲里依紗、堤真一、岡村隆史、他
公式サイト：http://mogura-movie.com
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
03月12日発売■Blu-ray：「地獄でなぜ悪い コレクターズエディション」
これさえ観ていなければもっと素直に楽しめたはず、な園子温監督の大傑作。
【紹介記事】松本人志よ、これが映画だ。映画「地獄でなぜ悪い」園子温
▼TSUTAYAディスカス 2月の無料体験申し込みはCDも借り放題
拡大する配信事業に対してゲオと壮絶な消耗戦を繰り広げているTSUTAYA。
当BLOG経由でも月に何名かがお申し込みになっている
宅配レンタルサービス「TSUTAYAディスカス」の体験レンタルが
今月に限りCDも借り放題のサービスを実施中。
私は映画や音楽に関しては
「映画館に行く」か「Blu-ray／DVDを買う」かのほぼ二択で
レンタルはほとんど利用しないので気付いてなかったのだが
先日久しぶりにTSUTAYAの店舗を訪れたところ
TSUTAYAがレンタル権を独占する作品が何倍にも増加していた。
しかもストレートDVDなどの地味な作品ではなく
「ジャンゴ 繋がれざる者」「アフター・アース」といったヒット作や
「最後のマイ・ウェイ」「マジック・マイク」など単館系の良作までが
独占タイトルとしてラインナップされていて驚いた。
「アメイジング・スパイダーマン」の独占発表時には
批判や反論が随分と巻き起こったはずだが、喉元過ぎればなんとやらで
気がつけばこんなにも多くのタイトルがTSUTAYAにしか並んでいない状況になっていた。
洋画だけでなく「TSUTAYAだけ」で検索すると、
邦画からアニメまで出るわ出るわ山ほどでてくる。
近所にゲオしかない映画ファンは、永遠にこれらの作品を観る機会はない
（配信という手もあるが、まだまだ日本では市場規模が小さい）わけで
これを健全な市場と呼べるのかは甚だ疑問。
リアル店舗がユーザーの利便性を犠牲にしてまで狭い市場を喰い合っているうちに
高みの見物をしていたiTunesストアやAmazonインスタントストアが
横からかっさらって終わりになりそうな気がする。
▼それすらも通過点。映画「大統領の執事の涙」
（C）2013,Butler Films,LLC.All Rights Reserved.
2009年公開の「プレシャス」がオスカー6部門にノミネートされ
一躍脚光を浴びたリー・ダニエルズ監督の新作は
7人の歴代大統領に仕えてきた黒人執事セシル・ゲインズの伝記ドラマ。
主演は「ラストキング・オブ・スコットランド」で
オスカーを受賞したフォレスト・ウィテカー。
ニクソン大統領にジョン・キューザック、
レーガン大統領夫妻にアラン・リックマン＆ジェーン・フォンダなど
あっと驚く豪華キャストが歴代大統領を演じている他、
ロビン・ウィリアムズ、テレンス・ハワード、キューバ・グッディング・Jr、
レニー・クラヴィッツ 、マライア・キャリー、アレックス・ペティファー、
そしてヴァネッサ・レッドグレーヴまで、非常に贅沢なキャスティング。
セシルの妻グロリアを演じたオプラ・ウィンフリーは
英国アカデミー賞、放送映画批評家協会賞で助演女優賞にノミネートされた。
続きはこちら。
▼二次コン増加計画。映画「僕は友達が少ない」
(C)2014映画「僕は友達が少ない」製作委員会
いやあ、酷い目に遭った。
twitterに寄せられた「黒執事と並ぶ今年冬の大作」に誘われて
十年に一度の大寒波が押し寄せる中、いそいそと劇場へ足を運んだところ
観客は私を含めて5人ほど。
右前方には面白くもなんともないシーンで本当に「ぐふふ」と発音しながら笑う男、
同列左端には映画開始5分でカップルサイズのポップコーンとジュースを完食し
その後も映画終了まで何かしら食べ続ける男という最悪な環境。
さらに内容が凍えそうとくれば、これはもう立派な我慢大会である。
平坂読の大ヒットライトノベル「僕は友達が少ない」の実写映画化。
友達を作るための部活「隣人部」を舞台に、
映画版オリジナルのストーリーで描く青春ドラマ。
主演は「貞子3D」の瀬戸康史と「爆心 長崎の空」の北乃きい。
監督は「シャッフル」「監禁探偵」の及川拓郎。
続きはこちら。
▼「月刊コミックビーム 3月号」に丸尾末広の新連載
発売中■BOOK：「月刊コミックビーム 2014年3月号」
昨日発売になったビームに丸尾末広の新連載が載っているらしい。
タイトルは「トミノの地獄」。
どこかで聴いたタイトルだと思ったら、本当にあの「トミノの地獄」だった。
「トミノの地獄」は詩人の西条八十が「砂金」の中で発表した作品で
音読すると不幸が訪れると言われた伝説の詩。
「芋虫」のコミカライズもかなりのインパクトだったが
今回はどうなのだろう。取り敢えず買っておくか。
発売中■BOOK：「砂金 愛蔵版 / 西条八十」
▼iOS「モンハン いつでもアイルーライフ」配信開始
配信中■iOS：「モンハン いつでもアイルーライフ」
「アイルーでバザール」に続いてiOSでは2本目のアイルー作品が配信開始。
基本無料の課金制。
ダウンロードして遊ぶぞと思ったらメンテ中で「ワンダーフリック」の
二の舞かと思ったらそこはカプコン、ちゃんと定時で終了していた。
依頼を受けてクエストをこなし、褒美を使って装備の充実や食べ物をとらせる
たまごっちRPGといったところか。
グラフィックが美麗で、アイルーの動きも戦闘シーンの演出も良い。
動作が若干もたつくのは私が無印のiPhone5だからだろうか。
スマホ向けにしてはちょっと詰め込み過ぎかとも思うが
「ドラクエ」とはまた違うアプローチで演出も上。
「モンハン」のファンは試してみる価値あり。
そういえば、ようやく「ワンダーフリック」の運営から
事前登録時にもらえるアイテムプレゼントのメールが来ていたが
既に端末からは削除していたのであった。
▼クリープハイプ、ベストアルバム発売に際し声明を発表
まとめると
「僕らが嫌だって言ってんのにメーカーが勝手に出しちゃうから買わないでね」
ということか。
契約内容すらチェックせずにうっかり所属してしまったのだろうか。
世の中に溢れ返っているベストアルバムの大半が
年末や年度末にまとめてリリースされるのは
アーティストよりもメーカーの思惑が強く反映されているからであろうし
何を今更という気がする。
東芝EMIが傾きかけた時に、それまで頑にベスト発売を拒んでいた
ユーミンが初めて「ノイエ・ムジーク」をリリースしたこともあったが
1枚出して会社が救われるほどの利益が出るアーティストならいざ知らず
世間的にはまだまだ知名度の低いクリープハイプにとって
ベスト発売は入門編としても新規獲得にも良いタイミングだったはず。
どうしても納得ができないと言うのなら、かつて鬼束ちひろがしたように
ジャケットに注意書きを入れてもらい、そのままレーベルを去るか
山下達郎のように全て自分でやれるだけのスキルを身につけるしかない。
どちらの覚悟も無いままこんな泣き言をファンに対して発表するのは
子供の駄々と変わらない。もう少しスマートなやり方があったのでは。
誰も得をしないやり方で彼等自身のイメージまでダウンさせた気がしてもったいない。
▼PlayStation4、発売まであと8日
02月22日発売■PS4：「PlayStation4 Amazon内 特設ページ」
02月22日発売■PS4：「PlayStation4 First Limited Pack」（Amazon）
02月22日発売■PS4：「PlayStation4 First Limited Pack with Camera」（Amazon）
02月22日発売■PS4：「PlayStation4 First Limited Pack」（楽天ブックス）
02月22日発売■PS4：「PlayStation4 First Limited Pack with Camera」（楽天ブックス）
02月22日発売■PS4：「PlayStation4 First Limited Pack」（ビックカメラ）
02月22日発売■PS4：「PlayStation4 First Limited Pack with Camera」（ビックカメラ）
02月22日発売■PS4：「KNACK」【6/7/8/7】
02月22日発売■PS4：「RESOGUN」【9/8/9/7】
02月22日発売■PS4：「ストライダー飛竜」【9/8/8/9】
02月22日発売■PS4：「龍が如く 維新！」【9/10/1010】
02月22日発売■PS4：「バトルフィールド 4」
02月22日発売■PS4：「トゥームレイダー ディフィニティブエディション」【9/9/9/10】
02月22日発売■PS4：「KILLZONE SHADOW FALL」【8/8/8/8】
02月22日発売■PS4：「アサシン クリード4 ブラック フラッグ」【9/9/9/9】
02月22日発売■PS4：「コール オブ デューティ ゴースト Amazon限定特典付き」【9/9/9/9】
02月22日発売■PS4：「真・三國無双7 with 猛将伝」【9/10/9/9】
02月22日発売■PS4：「信長の野望・創造」【10/9/9/8】
02月22日発売■PS4：「ニード・フォー・スピード ライバルズ」
02月22日発売■PS4：「NBA2K14」【9/9/9/9】
02月22日発売■PS4：「DRIVECLUB」
02月22日発売■PS4：「FIFA 14 ワールドクラスサッカー」
02月22日発売■PS3：「龍が如く 維新！」【9/9/10/10】